Clarity of Cal / Vulfpeck2025/03/10 07:34

 1か月くらい前に新曲のMVがリリースされて、おっ、新譜リリースって思ったら、コメント欄に「first two singles from the vulfpeck album 'clarity of cal'」って書いてあって、その下に「buy vinyl first pressing here: https://www.diggersfactory.com/vinyl/...」ってあったので、なんだぁ、レコード盤が先かぁ、サブスクはまだまだ先だなって思ってたんだけど、1か月なんてあっという間だね。ということで、先週の火曜日(日本は水曜日かな?)に、BANDCAMPでリリースされたので、早速、ダウンロード。

 相変わらず、ゴキゲンな音で埋め尽くされてます。今年は、Cory Wongさんが来日するし、FUJIROCKには本体のvulfpeckさんがヘッドライナーとして初来日するからね。
 話題に事欠かないvulfpeckさん、次はワンマンで来日して欲しいなぁ...さすがにフェスは重いからねぇ...。
Clarity of Cal / Vulfpeck
 ところで、このアルバムどうもライブ録音しているらしい。ということで、YOUTUBEにはハリウッドのPalladiumで、アルバム1枚を演奏しているのMVが公開されてます。アルバムの音も、演奏能力も高いので、スタジオで録音したって言われてもわからんな...それにしても、ライブ録音を編集してスタジオ録音みたいなアルバム作るってZAPPA師匠みたいな感じですな。
 ということで、収録されているのは以下の11曲。
 Antwaunさん、Jacobさん、Theoさん、Joeyさん4人のハーモニーが美しくてカッコいい曲。
 Charlesさんのオルガンの音が流れる中、前曲からメドレーでJackさんのピアノのイントロで始まる曲。Antwaunさん、Jacobさんのツインボーカルが奇麗でカッコいい、で、Antwunさんのソウルフルなボーカルがまたカッコいいんだな。Joeyさんのサックスも利いてるし、Charlesさんのオルガンも利いてるね。
 ノリのいい2曲に続いて、Joeyさんボーカルのゆったりとしたソウル?R&B?な曲。これはこれで、またカッコいい。
 これは、ディスコっぽいというかモータウン風の曲で、自然に体が動き出すようなノリノリの曲です。この曲も、Antwaunさん、Jacobさん、Joeyさんのボーカルがおしゃれでいい感じ。
 Theoさんボーカルのカワイイ曲。自分が思うに、いかにもvulfpeckっぽい曲です。TheoさんのピアノとJoeyさんのサックスがとってもいい感じです。
 ここまでボーカル曲がつづいたところで、Joeさんのベースで始まるインストゥルメンタル曲、始まるっていうか、Joeさんを大々的にフューチャーしてます。ちなみに、自分は知らなかったのですが、2011年にリリースされたBeastlyって曲の新しいバージョンってことみたいですね。
 この曲と次の曲は、1911年に起こったモナリザ盗難事件を基にした曲なんだそうです(MVで、Jackさんが言ってた)。盗難事件を基にしてる割に、ピアノをバックにAntwaunさん、Jacobさんが歌う歌は、かわいらしくて楽しそうです。
 08 The Heist
 続くこの曲は、打って変わってインストゥルメンタル曲。Joeyさんのサックスが歌ってますな。この曲も、前の曲と曲調は違うけど楽しそうな曲ではあります。MVでは曲の後半にJacobさんがモナリザの絵を盗む寸劇がみられます。
 09 Memories
 この曲は、Coryさんをメインでフューチャーしたアルバムに収録されてた曲です。そのアルバムでは、ギターの多重録音の曲だったのですが、ここでは、CoryさんのギターとJoeyさんのサックスでメインテーマを奏でてます。WoodyさんのJazzyなピアノのオブリガードとソロもカッコいいですよ、あと、Jackさんのミニマルなドラムソロもね。
 10 Aug 26
 続いて、JoeyさんのサックスとCoryさんのギターでテーマを奏でる明るくて軽快な曲。レコードだと、5曲目までがA面で、残りがB面なので、A面がボーカルサイド、B面がインストサイドって感じかなぁ。
 最後は全員参加のボーカル曲。この曲はアンコールって感じなのかな。サビの
 Goin' ayo, everybody goin' ayo
 Move that body, goin' up, up, up in smoke
 Goin' down, down, down let's go
 Ayo, everybody goin' ayo
 Move that body goin' up, up, up in smoke
 This is not the song I wrote
 のコーラス、ライブで盛り上がりそうだねぇ。Coryさんの短いソロも高中さんみあって自分は好き。

 参加してるのは、以下のお馴染みの皆さん。
 Antwaun Stanley(vocal)
 Cory Wong(guitar)
 Jacob Jeffries (vocal percussion)
 Theo Katzman (vocal drums guitar percussion keyboards)
 Joe Dart(bass)
 Woody Goss(keyboards)
 Jack Stratton(drums piano)
 Charles Jones(keyboards)
 Joey Dosik(vocal keyboards sax)

 ところで、いつものことだけど、アルバムジャケット、なんでAntwaunさんなんだ?(Antwaunさんだよね)相変わらず、人を食った人たちだなwww(褒めてるんですよ)。