トップリーグ 2010-2011 第8節2010/11/27 17:46

勝ってほしかったです...

秩父宮に行ってきました。

今日から今季の後半戦スタートです。 今季調子をあげているリコーと、トヨタ自動車から金星をあげたNTTコミュニケーションが、それぞれ、上位チームとどう戦うかを期待しつつ秩父宮に。どちらも、バックスに良い選手をそろえているのでそれを見るのも楽しみに...。

第1試合は、「リコーブラックラムズ」対「トヨタ自動車ヴェルブリッツ」

トヨタは、止めるにはコラプシング(これは反則ですけど)くらいしか考えられないような完璧なモールで何度もリコー陣にせめていましたが、少しちぐはぐな感じで、全体的にはあまり良い処が見られませんでした。 一方、リコーは良い動きで、ルーズボールへの働きかけや、ポイントへの集まり、そしてタックルとトヨタに負けることなく、何度もチャンスを作っていました。4位(トヨタ)と9位(リコー)の順位差を感じさせない均衡した試合で、前半12分、17分とトヨタがトライを取ってからも、今日のリコーはもしかしてと感じさせるものがありました。

後半もどちらかというと、リコーのペースで試合が進み、後半20分に入ったキニキニラウ選手がトライを取ってゴール成功で逆転、そのあと、26分にはPGで4点差にしてこのまま逃げ切れば、金星というところだったのですが、31分に再び逆転されトヨタに逃げ切られてしまいました。

今季の前半戦は後半に崩れて反則が増え、そのために負けたり、点差をつめられたりしていたリコーですが、今日は最後まで切れずに良い試合をしていました。トヨタは今季初めて試合を見たのですが、スピードとモールは良いのですが、なんかフワフワした感じで力強さを感じませんでした。リコーの課題はラインアウトと体力でしょうか...試合後半疲れている選手が少し目立ってました(まぁ、トヨタのあたりが厳しいということだと思いますが...)。 残り5試合、リコーは順位の近いチームとの試合が中心なので頑張ってほしいと思います。

応援している小松選手は今日も闘志あふれるプレーでトライこそなかったものの活躍してました。

トヨタ自動車ヴェルブリッツ 29点 vs リコーブラックラムズ 26点

第2試合は、「サントリーサンゴリアス」対「NTTコミュニケーションシャイニングアークス」(チーム名が長いな...)

今季初昇格のNTTコム(チーム名が長いから省略ね)が、サントリーにどこまで行けるか期待していたのですが、流石サントリー、スピードとスタミナで開始から安定した試合運びで圧倒していました。今季の前半戦、特に開幕からの3試合は良いところのなかったサントリーですが、前半戦の後半、また、この後半戦に入った1試合目で、やっぱりサントリーは「強い」と思わせるチームに仕上げてきました。特に日本代表のCTBコンビのニコラス選手と平選手のボールをもらうときのスピードはさすがの一言。とにかく、キックが少なく、あふれ出すようなフォローでボールをつなぐサントリーのラグビーは面白い! 三洋電機のディフェンスと、サントリーのオフェンスの一騎討ちが見られる12月11日の第10節は見逃せません(とはいえ自分は、その日は仕事で観にいけません...残念)。

NTTコムは、サントリー相手では良いところはなかったのですが、初昇格とは思えない良い試合をしてました。来期以降も面白い試合をしてくれそうなチームです。

サントリーサンゴリアス 50点 vs NTTコムシャイニングアークス 14点

NTTコムを応援したのですが、サントリーの応援タオルもらってきちゃいました。サントリーの応援団のみなさん、ごめんなさいm(_ _)m

トップリーグ 2010-2011 第7節2010/10/23 17:53

試合を楽しませてくれたクボタフィフティーン

秩父宮に行ってきました。

第1試合は、「サントリーサンゴリアス」対「ヤマハ発動機ジュビロ」

第4節のサントリーと豊田自動織機の試合が余りに一方的だったので、矢富選手や五郎丸選手という日本代表を抱えるヤマハがどこまでサントリーに食らいつくかちょっと期待していたのですが...

前半20分までは、緊張感のある良い試合だったのですが、21分のサントリーの小野澤選手のトライから始まり全部で12トライと、結局、サントリーの一方的な試合で終わりました。 小野澤選手のトライ以降、ヤマハの選手はパッタリと足が止まり、ポイントに行けない、走れない。個人技でたまにラインの裏に出ることはあっても次に続かずトライまで持っていくことができません。そりゃ、個人技に組織力がプラスされているサントリー相手ですからそう簡単にはいきませんわな。 今季から、プロ化を廃止し選手全員を社員扱いにして部を継続してきたヤマハですが、やっぱりトップチームとの差は大きい様に感じました。 とにかく、ヤマハは走れてなかった...

サントリーサンゴリアス 72点 vs ヤマハ発動機ジュビロ 0点

第2試合は、「東芝ブレイブルーパス」対「クボタスピアーズ」

同じ下位チームでもこちらは全然違う試合内容でした。

クボタは、前節の後半からの勢いそのままに、開幕5試合連続白星なし、現在13位のチームとは思えないほどの試合運びでした。とにかく、東芝の攻撃をしつこいタックルで止める、止める。そして、前節でも活躍した、ドゥラーム選手のエリアマネージメントとフィールディングはいい感じで機能してました。

東芝もやりにくかったんでしょうね、下位チームと試合している上位チームとは思えないほどペナルティが多かったですから。もしかしたら、下位チームということで油断があったのかもしれませんが、それ以上にクボタは良い試合をしたと思います。実際、後半27分の東芝の宇薄選手のトライで、2トライ2ゴール差と突き放されているはずなのに、クボタの勢いは、残り10分でも逆転できるんじゃないかと錯覚させるほどでした。

自分が観た今季のベストゲームの一つです。

東芝ブレイブルーパス 33点 vs クボタスピアーズ 19点

トップリーグ 2010-2011 第6節2010/10/16 18:47

この時間帯は勝利を確信してたんですけど...

秩父宮に行ってきました。

第1試合は、「クボタスピアーズ」対「豊田自動織機シャトルズ」

初昇格のシャトルズと、今季まだ勝利のないクボタの対決、先日のサントリーとシャトルズの戦いと、ここまでのクボタの戦いを観ていたので、どんな試合になるかなぁと...結果は、以外に競って面白い試合でした。

でも、そう考えると、上位チームと下位チームの実力差はものすごくあるんだなぁと。サントリー戦なんて明らかにミスマッチだったもの...

で、今日は、2試合目で三洋を応援したかったので、ビジター側でシャトルズを応援しました。後半20分くらいまではいい感じだったんですけどね...後半の交代出場の選手も頑張ってたし...クボタは後半、SOでドゥラーム選手が出場してから徐々にリズムをつかみだして最後は劇的な逆転トライで今季初勝利。SOの重要性を感じた試合でした。

クボタスピアーズ 38点 vs 豊田自動織機シャトルズ 35点

第2試合は、「NECグリーンロケッツ」対「三洋電機ワイルドナイツ」

ここのところ、上り調子のNEC、今日も試合開始からいい感じで、定評のあるディフェンスも機能していて、三洋も簡単にトライをとることができません。一方、三洋はちょっとちぐはぐな感じで、ここまでの三洋と少し違う感じ、前半は2点差のリードでしたが、明らかに風はNECに吹いていました。 NECのしつこいディフェンスが三洋にいやなムードを...後半も開始早々にモールからトライを先制されて、ひょっとしてという感じだったのですが、やっぱり三洋は1枚も2枚も上手。観ているほうの浮足立つような感じは、選手は感じないんでしょうね、きっと。 後半9分に田中選手がトライをとってからは、一方的な試合に。気がつけば後半だけで5トライ、32点差で三洋の勝利に終わりました。

三洋は「世界」のトニー選手もすごいですが、両ロックの運動量のすごさは他のチームの比じゃありません。 今年こそ、チャンピオンフラッグとってもらいたいなぁ...

NECグリーンロケッツ 20点 vs 三洋電機ワイルドナイツ 52点