トップリーグ 2018-2019 カップ戦 第3節2018/11/28 07:02

 熊谷に行ってきた。
トップリーグ 2018-2019 カップ戦 第3節
 来年のワールドカップの向けて準備が進んでます。
トップリーグ 2018-2019 カップ戦 第3節
 ラグビー場まで行くバスもワールドカップ仕様のラッピング。これ、気持ちが盛り上がりますね。
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 ということで...
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 改装後初めての熊谷ラグビー場、これまでのメインスタンドがバックになって、芝生席だったバックがメインスタンドになってました。
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 メインスタンド綺麗だったな。あと、席がたためるタイプなんだけど、座りやすかった、秩父宮もこんな感じになるといいなって感じだね。
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 メインスタンドに上がる階段もカッコいい。
トップリーグ 2018-2019 カップ戦 第3節

 第一試合は、NECグリーンロケッツと日野レッドドルフィンズの試合。
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 ほぼレギュラーシーズンと同じメンバーのNECに対し、日野はどうなんだろう?移籍組の木津選手、佐々木選手、林選手、NEW ZEALAND セブンズ代表のカカ選手、キャプテンの村田選手、ん~主要選手が出てなかったんだけどなって思ってたら、案の定、ボコボコにNECにやられちゃってました。
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 しかも、後半にはフロントローが怪我でスクラムもノーコンテスト、公式戦でノーコンテストになったの初めて見た。
 日野は、とにかくいところがなかったですね。蹴っては、カウンターでトライまで持っていかれるって場面が何度もあって、ボールを動かす攻撃に切り替えたときは時すでに遅しって感じでした。
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 一方、NECは昨季まで東芝にいたスティーブン・ドナルド選手がよかったですね。パス、ラン、キックどれを取っても的確で、リーグ戦の時にこれができてたら上位トーナメントに残れたんじゃないかってくらい良い出来でした。
あと、トライ4本をあげたヒギンボッサム選手もよかったですね。とにかく献身的にフォローしてました。
 バックスでは、ウイングで出場した釜池選手がスピードのある走りで何度もチャンスに絡んでましたし、マリティノ・ネマニ選手はフィジカルをいかして何度もラインブレイクしてました。
 とにかく、リーグ戦でこの試合ができていればね...。
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 73対0、日野は今週末から始まるトーナメントの東芝戦に標準を会わせて主力を温存したってことなんかな...それにしても、ちょっと悪すぎる内容でした。
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 第二試合は、パナソニックワイルドナイツとキヤノンイーグルスの試合。
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 パナソニックは主力がJAPANで遠征中ってことがあるのにメンバーが豪華でしたな。まぁ、キヤノンも負けてないか...。
 先制したのはパナソニック、センターの権選手がキヤノンのパスをインターセプトして自陣からゴールラインまで走りきりました。この後も、森谷選手のペナルティゴールに笹倉選手のトライと開始10分で17点。
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 このままの流れで行くのかななんて思っていたら、この日は先発で7人の外国人選手を擁するキヤノンも早くてテンポのある攻撃でパナソニックゴール前に迫り、最後はフィジカルにものをいわせたハヴィリ・リッチー選手が笹倉選手を弾き飛ばしてトライ。このトライから徐々に調子を取り戻したキヤノン、このあと、SOのフレッド・ゼイリンガ選手がトライをあげて追い上げました。
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 パナソニックは両ウイングに、元々のポジションはセンターの梶選手と百武選手が出場していたのですが、二人の動きがよかったですね。百武選手は人に強くて、梶選手はスピードとバランスが抜群でした。梶選手、ずーっと試合に出られてなかったのですが、この試合は、すごく良い動きでアピールできたんじゃないかなぁ、MOMもとったしね。ということで、前半は24対14とパナソニックが10点リードで折り返し。
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 後半も先制したのはパナソニック、15点差がついてこのままの流れかなと思っていたら、キヤノンが息を吹き返しました。この日のキヤノンのラインアウトからのモール、完璧でした。反則しないと止められない状態、動き出すと20mくらいは楽に前進。結局、パナソニックは後半、このモールに苦しむことになりました。
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 後半20分にはキヤノンが逆転、流れがキヤノンに流れかけたのですが、パナソニックがまたまた梶選手のトライで再逆転、その後もトライを重ねて10点差のリード。このまま試合が終わるかと思ったのですが、キヤノンはフォワードの4番以降の5人をすべて外国人選手で固めてパワープレイに...後半32分にパナソニックの反則からゴール前のラインアウトを選択、この日、絶好調のモールでトライ、ゴールも決まって、1トライ1ゴールで逆転できるところまで追い上げました。
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 残り時間をフォワードでポイントを作ることでしのぐパナソニックと、どうしてもあと1トライ欲しいキヤノン。最後の最後で、パナソニックボールのスクラムでペナルティを奪ったキヤノンが、ホーンが鳴った後に試合を継続、あともう少しでトライまで持っていけるところまで意地を見せましたが、最後はミスで追い付くことができませんでした。
トップリーグ 2018-2019 カップ戦 第3節
 41対36、プレーしているプレイヤーは大変だったと思いますが、みている方は、面白くてあっという間の80分間でした。ところでパナソニックは主力が抜けててもこの選手層、トップリーグに2チームあっても良いんじゃないかって思えるくらい充実してる。

 ところで、梶選手の2本目のトライ、レフリーの立ち居地が悪くて、結果キヤノンのタックルを邪魔する、いわゆるオブストラクション。これ、トライじゃなくて、パナソニックボールの5mスクラムで再開でも良かったんじゃないかな?

 さて、今週末からリーグ戦の順位決定トーナメントが始まります。上位のチームは実力が拮抗してるので面白い試合がみられると思います、今から楽しみだ。

トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第7節2018/10/22 07:04

 秩父宮に行って来た。

 今季は、この節までの結果で、カンファレンスの順位が決定し、各カンファレンス上位4チームが、1~8位決定トーナメント、下位チームが、9~16位決定トーナメントに進むことになります。ちなみに前節までで、レッドカンファレンスは、神戸製鋼コベルコスティーラーズ、トヨタ自動車ヴェルブリッツ、サントリーサンゴリアス、ホワイトカンファレンスは、パナソニックワイルドナイツ、ヤマハ発動機ジュビロ、リコーブラックラムズ、クボタスピアーズが、1~8位決定トーナメントの進出を決めています。

 1試合目は、NTTコミュニケーションズシャイニングアークスと宗像サニックスブルースの試合。NTTコミュニケーションズは、1~8位決定トーナメントに進むためには負けられない試合、しかもできればボーナスポイントも取っておきたいところ。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第7節
 NTTコムはなぁ...いまひとつでしたねぇ。攻めてもノッコン、チャンスで抜けてもフォローが遅くてノットリリース、中々、リズム作れませんでした。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第7節
 一方、サニックスはスタンドオフのジェイソン・エメリー選手、センターのアンドレ・エスターハイゼン選手を軸にスピードのある攻撃でNTTコムのゴール前にボールを運びます。エスターハイゼン選手は南アフリカ代表にも選ばれてノリノリな感じ。ウイングのアンドリュー・エブリンハム選手のスピードもよかったです。守っては、マオリオールブラックスのダン・プライヤー選手が仕事してました。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第7節
 残念だったのは、セットプレーが良くなかったこと、スクラムでやられっぱなしだったのでリズムが作れませんした。コムはバックスのコンビネーションが悪かったけど、フォワードの頑張りに助けられました。スクラムで圧倒してたのでペナルティーも蹴り出さずに、ほぼすべてでスクラムを選択、こうなるとサニックスは厳しいですね。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第7節
 結果、NTTコム5トライ、サニックス2トライで試合終了。サニックスのトライはボールを回して回してのトライで、見ていて面白かった。フォワードを強くすれば、もっと面白いチームになると思うな。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第7節
 31対12
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第7節
 NTTコムはもっと楽に勝てたのに、自ら難しくしちゃってました。試合中、静かなんだよね、もっと、声出してコミュニケーション取った方が良いと思うんだけどなぁ。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第7節
 そういう意味でルーキーの石井勇輝選手は積極的に声を出してたし、ディフェンスも攻撃の時も体幹の強さを見せてましたね。タッチ際で捕まった時に、内に向かって脚をかいていて、タッチラインを意識してましたからね。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第7節
 勝ったけどNTTコムは猛省だな。サニックスのラグビー、攻撃は面白かった。
先週の秩父宮トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第7節

 2試合目は、日野レッドドルフィンズとサントリーサンゴリアスの試合。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第7節
 日野は今季初昇格で、自分は初めての公式戦観戦なので期待してたんですけどね。相手がサントリーだとやっぱり厳しいのかなぁ...。ボールを回してもなかなか前に進めない、ガツっと縦に抜けるとか、ディフェンスを綺麗にスイープするとかね、そういうプレーがみられるとよかったんですけどね。何度か、真壁選手のジャッカルでチャンスの芽を潰されてました。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第7節
 とはいえ、サントリーも以前の爆発的な強さはないですね。2人目のよりが遅いのが一番かなぁ...前後半それぞれ4トライあげたけど、以前のサントリーならもっと楽にとれたのにってプレーが多かったですね。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第7節
 サントリーは久しぶりの松井選手のスピードがよかったですね。昨年、足の骨を4ヶ所骨折、1年以上のブランクだったけど、今季初出場、この試合の先制トライをあげました。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第7節
 この日、秩父宮FMにゲストで出演されてたサントリーOBの今泉さんが言ってたけど、サントリーのプレー、正直、雑でしたね。以前はこんなんじゃなかったのになぁ...。あと、攻撃を続けて最後に反則で終わりっていう場面も多かったな。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第7節
 日野も補強したわりには、どうなのかなぁ。前半と後半それぞれトライまで行ったプレーはよかったけど、それ以外はどうもなぁ。規律の部分もいまいちで、反則多かったもんね。これまた、今泉さんが言ってたけど、基本的な体力が不足してるんじゃないかと。そういわれてみればね...。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第7節
 12対50

 サントリー圧勝だったんだけど、試合としてはまったりとして、ちょっと面白くなかったですね。日野は、基本的な部分から見直しって感じかなぁ。サントリーも強かった時のフィロソフィを今一度チームに復活させて欲しいですね。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第7節
 ところで、リコーブラックラムズ、ヤマハ発動機にあと4点まで迫ったんですね。先週同様、上位チームから勝ち星あげたかったですけどね、でも、今季の強さ本物だな。

さて、今日の結果で1~8位決定トーナメントは、神戸製鋼コベルコスティーラーズとリコーブラックラムズ、サントリーサンゴリアスとクボタスピアーズ、トヨタ自動車ヴルブリッツとパナソニックワイルドナイツ、NTTコミュニケーションズシャイニングアークスとヤマハ発動機ジュビロという組み合わせにまりました。合わせて9~16位決定トーナメントは、NECグリーンロケッツとコカ・コーラレッドスパークス、豊田自動織機シャトルズとキヤノンイーグルス、日野レッドドルフィンズと東芝ブレイブルーパス、宗像サニックスブルースとHONDA Heatという組み合わせになりました。トーナメントは12月の頭から、今から楽しみです。

 SUNWOLVESの2人。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第7節
 試合後、しばらく2人で話をしてました。この日は、ジェイソン・エメリー選手キレキレだったし、ブリッツ選手は外国人選手対策には不可欠、来季のSUNWOLVESでも活躍期待してますよ。

トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第6節2018/10/16 07:03

 秩父宮に行って来た。

 1試合目は、キヤノンイーグルスとヤマハ発動機ジュビロの試合。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第6節
 ん~、そんなに差はないと思うんだけどなぁ...キヤノン、反則で自滅でしたね。ヤマハはフォワードが良いですからね、反則⇒タッチキック⇒ラインアウト⇒モール⇒トライの繰り返し。ヤマハ、前半だけで5トライですからね、ほとんどがキヤノンの反則から、なんか、残念な試合展開でした。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第6節
 ヤマハは日野選手の動きがよかったですね。2本のトライ、彼のギャップをつく判断が本当に素晴らしい。あと、両ウイングのスピードもいいですね。矢富弟選手も良い走りしてました。極めつけは、クワッガ・スミス選手ですね。下のボールへの働きかけ、上のボールへの絡み、キヤノンの攻撃の芽をことごとく摘んでました。後半のトライも技ありでした。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第6節
 キヤノンは前半とられ過ぎでしたね。後半、ヤマハ陣内で攻撃する時間は長かったのですが、リードしているヤマハは余裕のディフェンス。ポゼッションでは、圧倒的にキヤノンだったのに、後半最初の得点はヤマハ。キヤノンがトライをあげたのは後半37分、時すでに遅しって感じでした。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第6節
 ちなみに、元オールブラックスのイズラエル・ダグ選手は後半の方が動きがよかったです。特にスタンドオフが田村選手からフレッド・ゼイリンガ選手になってからがね...やっぱり言葉なのかなぁ...それにしても、プレーが柔らかだったなぁ。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第6節
 17対52
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第6節
 ヤマハのトライは8個、対するキヤノンは3個、こんなに差がつくとはね。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第6節
 キヤノンは最終戦はパナソニック、来週も厳しそうです。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第6節

 2試合目は、NTTコミュニケーションシャイニングアークスとトヨタ自動車ヴェルブリッツの試合。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第6節
 今季好調のトヨタ、前節、ちょっと残念な試合をしたNTTコム、順当に行ったらトヨタなんでしょうけどね、この週は、ひと味違いました。テンポのある早い攻撃で、前節と全く違うチームのようでした。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第6節
 トヨタも強力フォワードを前面に出して、茂野選手の速い球だしと合わせてスピードのある攻撃をみせてくれました。そんな訳で、取られては取り返すというみている方にとってはムチャクチャ面白い試合となりました。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第6節
 前半は、トヨタが4トライ、NTTコムが3トライ、点数では、4点差と競った内容。で、決して雑な内容でもなく、締まったいい試合でした。
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 後半も競った内容でした、先行したのはトヨタ、17分までに2トライをあげて、この時点で16点のリード。でも、NTTコムも諦めません、27分のトヨタゴール前の攻撃での相手の反則、シンビンでトヨタが1人少なくなって、ここから反撃開始、2本のトライをあげて2点差。残り7分での逆転を目指しましたが、あと一歩届きませんでした。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第6節
 石井選手の走りは、やっぱ異次元、柔らかい身のこなしで何度も相手を翻弄してました。JAPANにも呼ばれてるけど将来が楽しみだ。あと、羽野選手のスピードも凄かったですね。同じくセブンズ代表経験者のトヨタのヘンリー・ジェイミー選手とのマッチアップも見ていて面白かったです。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第6節
 トヨタは、ジオ・アプロン選手がやっぱりキレキレでした。36才、年齢を感じさせない動きでした。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第6節
 トヨタは、先発15人の内9人が横文字の名前の選手。まるで、Super Rugbyのチームみたいでしたね。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第6節
 36対38
 NTTコムに頑張ってもらいたかったんだけどなぁ...。
 トヨタは、フォワードとバックスのバランスがいいチームですね。次節は豊田自動織機戦、カンファレンス2位は守れそうですね。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第6節
 NTTコムは、前節NECに負けたチームとは違ってました。常に今日みたいな試合ができればもっと強くなると思うんだけどな。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第6節
 NTTコムは最終節は宗像サニックス戦、勝って1~8位決定戦に進んで欲しいです。

トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第5節2018/10/09 07:13

 柏の葉公園総合競技場に行って来た。台風の影響で、真夏のような暑さの中での観戦。

 浦安を拠点とするNTTコミュニケーションシャイニングアークスと我孫子を拠点とするNECグリーンロケッツ、千葉ダービーです、題して「ラグビーだよ!柏の葉に全員集合!」ドリフの番組みたいなタイトルですな。
 そういえば、昨年は同じ千葉ダービーだったけど、NECとクボタスピアーズの試合でしたね、1点差だけどNECが勝ったんだよね。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第5節
 勢いは、NECにありました。
 ファーストスクラムこそNTTコムが押したものの、以降は互角。アタックに勢いのあるNECが有利に試合を進めてました、先制トライもNECでした。SOのスティーブン・ドナルド選手の豊富な運動量と的確な判断、センターのマリティノ・ネマニ選手のフィジカルを核にボールを前に動かしてました。NTTコムはディフェンスが良くなくて、あっさり裏に出られちゃってましたね。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第5節
 NTTコムもブラッキン・カラウリアヘンリー選手と、先日、JAPANに追加召集された石井選手のスピードで2本トライを返しましたが、前半17点差を付けられて31対14で折り返し。この時点でトライ差2本、明らかにNECの試合でした。NTTコム、タックルが高すぎでしたね。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第5節
 後半、動きの良くなったNTTコム、NECゴールに何度も迫ります。でも攻めても汗でボールが滑るのか、ノッコンの繰り返し。得点できたのは10分過ぎ、この後、20分頃にもトライをあげて10点差まで迫ったのですが、そのあとが中々続きません。NECにうまく時間を使われてこのままノーサイドかと思われたところ、執念で自陣ゴール前からボールを運び、最後はブラッキン選手がゴール真下にトライ、ドロップゴールでコンバージョンを決めたところで、ノーサイドのホーンが鳴りました。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第5節
 あと3点、トライ数ではNEC4本に対しNTTコム5本、結局、NTTコムは、コンバージョンを決めていれば1点差で勝てた試合を落としてしまいました。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第5節
 34対31

  後半、もう少し早い時間で得点していれば、流れが変わったかもしれません。というか、前半とられ過ぎでした。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第5節
 一方、NECはスタミナの落ちる後半ではなく前半で勝負を決めたってことで、一応、作戦勝ちでしたね。  
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第5節
 それにしても、一緒に観戦していた友人が言ってたけど、下位チーム同士の試合は静かです。上位チーム同士の試合はうるさいぐらいなのにね。ラグビーはコミュニケーションのスポーツで、後ろにボールをパスしながら進むので後ろからの声が重要なんですよね。そんなところにも差が出てくるんだろうなぁ。

 柏の葉、来年のワールドカップの際、NEW ZEALAND代表ことオールブラックスがキャンプを張るんですよね。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第5節
 ということで、黒いダルマが告知で置いてありました。柏市でイベントとか組まれるんでしょうねぇ。ちょっと、うらやましい。

トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第4節 2日目2018/09/29 07:01

 秩父宮に行ってきた。

 1戦目は東芝ブレイブルーパスと...
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第4節 2日目
 コカ・コーラレッドスパークスの試合。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第4節 2日目
 両チームのチームカラーが赤なので、この日はコカ・コーラが黒のセカンドジャージを使用ということで、前日と同じ、の一戦という形になりました。
 東芝の絶対的な勝利って思ってたんですけどねぇ...先制トライはなんと、コカ・コーラ。ロックのヨハン・バードル選手のトライ、バードル選手、フォワードとは思えない走力で、このトライだけじゃなくて何度もチャンスを作ってました。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第4節 2日目
 まぁ、自力の差があるので、その後は東芝の一方的な攻撃で前半だけで4トライ、前半は24対7で折り返し。このままいけば大量得点差で終わるのが普通なんですけどねぇ...。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第4節 2日目
 この日の東芝はピッとしませんでした。圧倒的な強さの東芝を期待したんですけどね...。一緒にみていた友人によると前節のパナソニックワイルドナイツとの試合は、序盤から気合の入ったプレーの連続で無茶苦茶面白かったって言ってたんだけど、この日の東芝には残念ながらそんなところは見られませんでしたね。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第4節 2日目
 後半に入るとJAPANの両センターでもあるトゥポウ選手、ラファエレ選手を中心にコカ・コーラが東芝を苦しめました、というか、東芝に緊張感がありませんでしたね。攻めてもノッコンを繰り返す、フォローが悪くてフィニッシュまで持っていけない。そんな時間が続きました。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第4節 2日目
 そんなこんなで、後半も最初に得点したのはコカ・コーラ。トライしたのは、体を張っていたトゥポウ選手。東芝は試合終了5分前にウイングの豊島選手がトライをあげて突き放したのですが、気持ち悪いくらい強かったあの頃の東芝の片鱗は見られなかったですね。
 始終、まったりとした試合でした。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第4節 2日目
 29対14

 もっと点差を広げられたと思うんだけど、どうしちゃったんでしょう?無茶苦茶押してたんですけどね...。前節、いい試合をしてたってことで期待してたんだけどなぁ...。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第4節 2日目
 2戦目は、パナソニックワイルドナイツとヤマハ発動機ジュビロの試合。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第4節 2日目
 ホワイトカンファレンスの両チーム、第3節の終了時点で勝ち点1ポイント差でヤマハがリードしていたのですが、直接対決でどうなるのかがこの試合の見所。案の定、序盤から激しいぶつかり合い、とにかく序盤から両チームとも譲らない展開でした。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第4節 2日目
 開始2分で、味方とのアクシデント的なところもあったのですが、接点で福岡選手が脳震盪で交代。このとき、ピクリともしなかったので、無茶苦茶心配したのですが、翌日、ご本人のTwitterで無事の報告があったので一安心、でも、しばらく休養とるってことになるんだろうな...。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第4節 2日目
 それにしても、ディフェンス凄いです。体を張るのはもちろんのことなんだけど、規律も凄かったな...ゴールを背負った時の両チームの集中力は凄かった。実は、この試合も1試合目と同様に、まったりとした空気が流れていたのですが、激しさは比べ物にならなかったですね。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第4節 2日目
 きつい攻防の中、両チームともなかなか相手を崩せず、フィニッシュまでもっていけませんでした。とにかく、ゴール前までは迫るんだけど、最後まで持っていけず、ノッコンなどのミスで攻防が入れ替わるってことが何度と無く繰り返されてました。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第4節 2日目
 そういう意味で、相手のミスにどれだけ付け込めるかが、勝敗を分けたといっても過言ではないですね。前半4分、パナソニックゴール前のヤマハボールのスクラムからの攻撃、パナソニックのマット・トッド選手のタックルでヤマハの吉沢選手がノッコンしたボールをパナソニックの山沢選手が足に掛け、90m近くをドリブルで前進、最後は自らボールを拾ってフォローしていた山田選手にパス、山田選手がそのままトライをあげました。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第4節 2日目
 その後、20分過ぎには、山沢選手のハイパントをチェイスした山田選手がライン際を駆け上がり、最後は、内側をフォローしていたロックのサム・ワイクス選手にパスしてワイクス選手がトライ。このとき、ワイクス選手へのパスが乱れて、ボールがワイクス選手の後ろに回ってしまったのですが、絶妙のハンドリングでフィニッシュを決めました。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第4節 2日目
 この時点でヤマハは無得点、パナソニックは15点。点が欲しいヤマハは前半終了間際にペナルティーを得て、五郎丸選手がゴールを狙ったのですが、わずかに右にそれ、無得点のまま折り返すことに。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第4節 2日目
 後半は、それぞれ相手ゴール前に迫るのですが、ノッコンなどのミスでフィニッシュに持っていけません。それほど激しい攻防だったってことだと思います。パナソニックは、後半4分にベン・ガンター選手が脳震盪で交代、後半20分には、ロックのヒーナン選手がHIA(Head Injury Assessment)で一時退場と、その激しさを物語ってました。ちなみに、ガンター選手は試合後の挨拶には参加していたようなので、大事には至ってはいないみたいです。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第4節 2日目
 両チーム、セットプレーで大きく崩れなかったのも、締まった印象の試合になった要因ですね。でも、自分には、まったりとした試合に感じちゃったなぁ。
 ところで、この試合で自分が目立ってったって思った選手は、パナソニックは、キレキレの走りを見せてくれたディグビ・イオアネ選手、縦に何度もいい突進を見せていたルーキーの大西選手、ヤマハは、攻守ともにワークレートの高さを見せていたヘルウヴェ選手かな。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第4節 2日目
 五郎丸選手がこのペナルティゴールを決めてたらなぁ...でも、結果は変わらなかったか。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第4節 2日目
 15対0

 東芝がやっぱりいまひとつだからな...4強はパナソニックと、このヤマハ、トヨタ自動車、神戸製鋼って感じかなぁ。リコーにも頑張ってもらいたいんだけどね。
トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第4節 2日目
 今季はカンファレンス間の試合は無いので、順位決定トーナメントでしか見られないのですが、パナソニックと神戸製鋼の試合は見てみたいなぁ。