開幕戦のお土産 ― 2023/01/07 07:01
12月17日、熊谷で開幕戦を迎えた友人からいただきました。
昨季、リーグワン初代チャンピオンに輝いた埼玉ワイルドナイツのチャンピオンリングです。リーグワンになって各チーム独自に様々なファンサービスの仕掛けを考えてますね。
チームカラーのブルーの石の入ったリング。といっても、ディスプレイ用で指には大きいですけどね...ん、選手だとサイズの合う方いるかも...布巻選手、手デカかったしな。
リングのサイドには「THE FIRST CHAMPIONS」の刻印。
反対側には、「BACK 2 BACK 2022 2021」の刻印。BACK 2 BACKって、BACK TO BACKのことかな?「2021年、2022年2年連続」って意味かなぁ...。
台座には「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE THE FIRST CHAMPIONS」の文字。石の周りには、「WILD KNIGHTS LEAGUE ONE」の刻印。チャンピオンチームになるとこんな記念品作れるんだもんな。ブラックラムズも作れるようになって欲しいなぁ。
初代チャンピオンのナイロンナップサックもいただいちゃいました。
これ、実用的だけど、もったいなくて使えないかも...。
リーグワン2022 プレーオフトーナメント決勝 東京サントリーサンゴリアスvs埼玉パナソニックワイルドナイツ ― 2022/06/02 07:03
国立競技場に行ってきた。
リーグワンの初代王者を決める試合を観にね。
会場外に、その優勝カップが展示されてました。このカップを高く掲げることができるのは、堅守のワイルドナイツか、攻撃力のサンゴリアスか...いずれにしてもロースコアで、かつ接戦になるんじゃないかと思いながら会場内へ。
そういえば、ここで行われるはずだった開幕戦がコロナウイルスの罹患によって中止になったところから始まった今季、まぁ、いろんな事がありましたが、無事、決勝戦を見届けることができる日が来ました。ラグビーファンとしても感慨深いものがありますね。
プレイオフに入ってからのビジョンでのこの演出もカッコいい。
で、国立ですからね女神ニケと相撲の神様ですね。
今回、当初3階の席のチケットを入手していたのですが、例の当日試合中止のお詫びの券で1階でしかも中央の席のチケットをいただけたので、3階席を友人に譲って、1階で観ることとなりました。世の中、悪いことばかりじゃ無いですね。
試合の方は予想道り、ディフェンスの攻防でしたね。華麗なステップで相手を抜き去り得点!なんて場面はほぼなく、「抜けた!」って思っても捕まって倒される、観ていてヒリヒリする展開に。
もちろん、ランだけじゃなくてキックの応酬も大きなミスに繋がるような場面はほとんどなく、こちらもヒリヒリする展開に。サンゴリアスにはオールブラックスのマッケンジー選手、ワイルドナイツにはJAPANの山沢選手(先日のスコッドの発表で選ばれてましたね)と野口選手がいるのでそう簡単には行きませんよね。今季採用の新しいルール50-22(中央より自陣側から22mラインを越え、バウンドしてタッチに出た場合には、蹴った側のボールのラインアウトになるってルールね)を狙ってましたがことごとく阻止されてましたもんね。
そんな、ディフェンスが堅い両者の中で、ワイルドナイツはこの日のPOMとなったコロインベテ選手、サンゴリアスはケレビ選手、テビタ・リー選手が目立ってました。それにしても3人とも人に強い。コロインベテ選手とセレビ選手は、現役のAUSTRALIA代表ですからね、さすが、代表に恥じない活躍ぶりでした。もちろん、攻撃だけじゃなくてディフェンスでも、鋭い仕掛けのタックルで何度も相手のチャンスを潰してました。
もちろん、両チームとも痛いプレーを厭わないフォワードの頑張りは、特筆すべきものがありました。攻撃もディフェンスもガチンコ勝負で、ほぼ互角で甲乙付けがたかったですね。というか、ここで差が出て得点に直結したって場面は無かったですからね。それほど厳しい試合だったと言えると思います。
ホント、凄い試合でしたよね(語彙力失っちゃてるなwww)。あのマッケンジー選手でさえ、絶好のトライチャンスにゴール直前で痛恨のノッコン。それにしても、その際の山沢選手のタックルは素晴らしかったですね。
で、そのマッケンジー選手、トライがダメならってことで、ゴールキックで魅せてくれました。成功率100%、一時はこれで1点差まで詰め寄りましたからね。
で、最後は1トライ1ゴール、6点差の攻防。試合終了間際のサンゴリアスの猛攻を凌ぎきったディフェンスは素晴らしかったと思います。ケレビ選手を地面に叩きつけるダブルタックル、尾崎選手を押さえノットリリースザボールの反則をもぎ取った山沢選手のジャッカル。リーグワンの最初のチャンピオンは好守が光ったワイルドナイツが勝ち取りました。
ワイルドナイツは、コロインベテ選手とライリー選手のトライと山沢選手のコンバージョンとペナルティゴールで18点、サンゴリアスはマッケンジー選手の4本のペナルティーゴールで12点という結果でした。
それにしてもこの強度の試合で、サンゴリアスが8個、ワイルドナイツが6個の反則数ってすごすぎない?サポートが速いから、ジャッカルでノットリリースザボールになる場面はほとんどありませんでした。いや、ホントすごい試合でした。
新リーグの初代王者、皆さん嬉しそうでしたね。
今季は、自主的な引退、移籍以外の放出は無かったとのこと。
スタッフも含めたチーム全員で勝ち取ったって感じですね。
それにしても、この日は暑かった...真夏と同じ灼熱地獄。そう考えると今季のリーグは、苦行の連続でした、コロナウイルスでの試合中止、滝行のような大雨、そして最後は灼熱ですからね。
来季は穏やかに観戦したいもんです。そして、愛するブラックラムズのプレーオフ進出を願って応援をし続けます。
ということで、次はウインドウマンスのJAPAN戦ですね。これも楽しみです。
そうそう、この日の来場者数は33,604人、国立競技場の入場者の記録は1982年12月5日の早明戦の66,999人だそうなので(ちなみに、一番は1964年の東京オリンピックの閉会式なんだそうです)、いつか、この観客数が戻ってくるといいですねぇ...。
リーグワン2022 プレーオフトーナメント準決勝 埼玉パナソニックワイルドナイツvsクボタスピアーズ船橋・東京ベイ ― 2022/05/23 07:58
秩父宮に行ってきた。
レギュラーシーズンはいろいろとあったけど、無事、準決勝行われました。14試合全勝で2位のワイルドナイツと、同じく14試合で10勝4敗で4位のスピアーズ。開幕戦はコロナウイルスで中止、シーズン最終戦はワイルドナイツの勝利で終わった組み合わせ。シーズン後半に向けて調子を上げてきたスピアーズが絶対王者のワイルドナイツにどこまでくらいつくか、勝利を呼び込む堀江選手をどう押さえ込むか楽しみな一戦。
結果から言うと、やっぱワイルドナイツは強い。ディフェンスは堅いし、チャンスとなったときの切り替えとスピードが半端ない。前半の2つのトライはそんなプレーから生まれましたからね。ひとつは、スピアーズボールのラインアウトのこぼれ球をヒーナン選手が奪ってできたポイントからエセイ・ハアンガナ選手が持ち出して大きくゲイン、フォローしていた山沢選手が5ポインターに。もうひとつは、前半終了間際のワイルドナイツゴール前のスピアーズの攻撃で、フォーリー選手がウイングの根塚選手に投げた飛ばしパスを狙い済ましてインターセプトした竹山選手が、90mくらいを走りきって5ポインターに。このとき、竹山選手を追いかけるファンデンヒーファー選手の速さエグかったですけどね。
二つのトライともにスピアーズの攻撃から切り替えしてのトライですからね、これがワイルドナイツの強さだと思います。堅いディフェンスで守りきって、チャンスとなったら畳み掛ける、これぞワイルドナイツですね。
そして、コロインベテ選手ですね。オーストラリア代表は伊達じゃありませんな、守っては、対面の根塚選手をしっかりマークし自由に走らせない、ボールを持てば、必ず大きくゲインする。この日はトライこそありませんでしたが、攻撃、ディフェンスともに異次元の強さでした。
まぁ、その他の選手も痛さをいとわず献身的なプレーをみせてくれてました。2度のモールアンプレイアブル(3度だったっけかな?)の堅い守備も凄みがありました。
スピアーズも決して悪くなかったと思うんですけど...ラインアウトはほぼ完璧、モールではワイルドナイツを圧倒して、何度もワイルドナイツゴール前に詰め寄ったんですけどね。ワイルドナイツの堅いディフェンスをこじ開けることができませんでした。先日の発表でJAPAN候補に返り咲いた立川選手の縦攻撃もしっかり止められ、おそらく今季の新人王となると思われる根塚選手も快足をみせることはできませんでした。この2人、しっかりマークされてたって感じでした。
前半、何度もワイルドナイツゴール前に迫る場面があったんですけどねぇ...ペナルティ1本の3点のみ、ここで、取れていれば後半ももう少し競った試合になったと思うんですけどねぇ。内容的には、何度もターンオーバーがあったり、それに伴う大きなゲインがあったり、見ごたえがあったんですけどね。
前半はワイルドナイツ14点、スピアーズ3点、獲れるところで確実に取りきるワイルドナイツと、決め手に欠いたスピアーズって感じでした。
後半も前半のリードを持ったワイルドナイツが無理せず守りきったという感じ。後半25分スピアーズゴール前のラインアウトからモールでトライを奪ったワイルドナイツ。ここまで、モールはスピアーズのほうが優勢だったのですが、ここぞというところで勝負をかけてくるあたり、ワイルドナイツの試合巧者ぶりをみることができました。
スピアーズの反撃は、試合終了間際のワイルドナイツゴール前の攻撃で、オペティ・ヘル選手がトライを返したところまで。そうそう、この日、リザーブで登場のオペティ・ヘル選手のパワーはすごかったですね。片手でワイルドナイツのフォワードの選手投げてましたからね、あと、簡単に倒れない。とはいえ、リロードがいまひとつ早くないのと、ちょっと、プレーが粗いので、そこが修正されるともっと活躍できるんじゃないかなぁ。
ということで、24対10、この日も省エネ(獲るべきところで獲る)でワイルドナイツが勝利を勝ち取りました。
前日、ブレイブルーパス下したイケイケのサンゴリアスと、どんな試合を見せてくれるのか今週末の決勝が楽しみです。
獲りきる形、決め手が固まればもっと強くなるんじゃないかなぁ...来季の活躍も期待したいですね。
この日、外苑前駅についたらたくさんの人。秩父宮に着いたら、正面ゲート側に人がごった返してました。スタジアムでこんなにたくさんの人を見るのは久しぶりでした。
メインスタンドはほぼ埋まってましたからね。椅子、一席飛ばしじゃ無かったしね。公式発表で15,482人の入場。毎試合こんな感じで観客が訪れるようになるといいのになぁ...。
2022リーグワン 第16節 リコーブラックラムズ東京vsNTTドコモレッドハリケーンズ大阪 ― 2022/05/08 07:41
秩父宮に行ってきた。
レッドハリケーンズは、現在11試合で1勝10敗の11位、ブラックラムズは、12試合で2勝10敗の10位、レッドハリケーンズには申し訳ないけど、ブラックラムズがこの試合に勝って、シャイニングアークスがスティーラーズに負けるとブラックラムズは、入れ替え戦回避できるんだよね...シャイニングアークスも応援しているチームなのでちょっと複雑ではあるんだけどね。
ということで、入れ替え戦もかかってるからって気合入れて家を出て、銀座線に乗りながらTwitter見てたら...「試合中止」のつぶやき、んっ!?いや、試合開始まであと3時間切ってるんよ?嘘じゃないのって思いながら、引き続きつぶやきを見てたら、すでに会場に到着しているファンのつぶやきまで「試合中止」...で急いでチームとリーグの公式HPを見てみたけどまだアナウンスなし、そんなこんなで外苑前に着く直前にチームの公式Twitterで発表が...。
一応、会場まで行きましたよ...。
ん~、この貼紙、ちょっと厳しいなぁ...。
でも、コロナウイルスだからなぁ...って納得しながら、入場プレゼントのベースボールシャツもらって帰ってきました。
いろいろ言いたいことあるけど、それはここで書くのは止めておきます(つぶやきではいろいろ言ったけどね)。
再戦があったら何が何でも観に行くし、ブラックラムズのシーズンの勝利は来季の開幕戦まで待ちますよ。
それにしても、雷をともなう雨で試合途中で中止ってのはあったけど、試合当日、キックオフ直前の中止って初めて...。
2022リーグワン 第15節 リコーブラックラムズ東京vsトヨタヴェルブリッツ ― 2022/05/01 07:32
秩父宮に行ってきた。
どうしても勝利して入れ替え戦を回避したいブラックラムズと、プレイオフに進出するには負けられないヴェルブリッツ。ここまで11試合して2勝9敗で10位のブラックラムズ、同じく11戦で6勝5敗で6位のヴェルブリッツ、2月5日の瑞穂での試合では、4点差でヴェルブリッツに惜敗したブラックラムズ、何とかくらい着いてもらいたいと思いながら秩父宮へ...。
ブラックラムズのチーム事情は火の車、この日、当初のメンバー発表では、キャプテンの武井選手が先発にラインアップされていたのですが、当日に急遽変更があり、前節と同じくリザーブの森選手が先発に繰り上がり、リザーブにはプロップの真壁選手がメンバー入りし、リザーブのフォワード1列が全員プロップというラインアップに。
ベテランの柳川選手が、毎週ポジションを変えながら(ロックとフランカー)先発してるのもチーム事情を表しちゃってますね...。
そして、この日のブラックラムズはバックスのリザーブを2人にして、明らかに、フィジカルでガツガツ来るであろうヴェルブリッツに対抗するラインアップ。案の定、ヴェルブリッツは、NEW ZEALAND代表のロックのパトリック・トゥイプロトゥ選手、同じくロックの秋山選手と体の大きなフォワードの選手を軸にフィジカルでガツガツと攻め立てて、これまたフィジカルの強いバックス陣が走りまくり、これに、キックの上手い、クロニエ選手とルルー選手がエリアを稼ぐという組み立て。
フィジカルで攻め続け味方の人数を余らせてトライを取るというシンプルな攻撃を繰り返し、トライの数を積み上げて前半4トライ、後半6トライと計10トライとトライを量産。
守っては、一発で相手をしとめるタックルでブラクラムズの攻撃の目をつんでいました。
ブラックラムズもルーカス選手のランで大きくゲインする場面もあったのですが、なかなか、得点まで持っていけませんでした。ヴェルブリッツのディフェンスが早くて強いということもあると思うのですが、こうしてトライを獲るという意思統一がされていないというか、全員が同じ画を見ていないって感じが伝わってきてしまいました。
きっと、選手達もそれを分かっていたんだと思います。それが、焦りを生んでチグハグなプレーにつながっていたんじゃないかなぁ。
守っても、フィジカルを前面に出したヴェルブリッツの攻撃を一人目で止めることが出来ず、人数を掛けなければならないためディフェンスラインにギャップが出来たり、人数が足りなくなって抜かれるという場面が何度と無く見られました。チーム事情がそのままプレーの迷いに繋がっているって感じでしたね。フィジカルの差だけじゃなくて、チーム事情から思い切ったプレーが出来ないってこともあるんじゃないかなぁ...。
そんな中でも、ベテランの柳川選手がトライを獲ったり、要所でジャッカルを決めたり、ルーカス選手がファンタジスタ振りを魅せてくれたり、ラインアウトはこの日、完璧でした。
ノーサイドのホーンがなったあとのペナルティからの攻撃で、最後に栗原選手がトライを獲ったのは、次節、いや、来期に向けていい弾みになったんじゃないかと思います。
最後のトライを次節につなげてがんばってもらいたいと思います。こちらは最後まで応援しますよ。
教科書通りのラグビーを見せてくれました。エリアを稼いでゴールに迫り、人を余らせてトライを獲る理にかなった攻撃と、ディフェンスのすばやい出足と強烈なタックルは観ていてラグビーの醍醐味を感じましたね。
残念ながら緑に軍配が上がりました。ブラックラムズ3トライ、ヴェルブリッツ10トライで17対64、ブラックラムズには入れ替え戦となっても(ファンとしては回避してもらいたいですけどね)勝って残留し、来期リベンジしてもらいたいです。
ところで、この日のレフリーの古瀬さん、早稲田大学の学生で若干20歳。とっても分かりやすいレフリングでよかったと思います。ベテランレフリーに言わせるとまだまだのところはあるのかもしれませんが、試合がぶちぶち途切れることも無く、TMOも必要最小限で、きびきびとしていて良かったです。古瀬レフリーのレフリング、今後も注目したいと思います。
久しぶりのラムまるくん。同じく、久しぶりのラガまるくんと試合前とハーフタイムにグリーティングしてくれました。リーグワンキャラクターコンテストで優勝しただけあって、やっぱカワイイな。
ラガまるくん、サービスしすぎでラムまるくんに置いていかれる...
で、走る...
これカワイすぎでしょ。
早く、コロナウイルス収まって、直接触れ合えるようになるといいなぁ。