パンダの死体はよみがえる2018/01/20 07:03

 またまた、クレイジージャーニー。昨年末の「遺体化学 動物の死体を解剖し「進化の秘密」に迫る」に出演された東京大学総合研究博物館教授の遠藤英樹先生の本を読んだ。

 昨年のパンダのシャンシャン誕生記念ということで、「パンダの7本目の指が見つかった」っていうエピソードが載っている「パンダの死体はよみがえる」。パンダの6本目の指は有名だけど(実際は指じゃないんだけどね、親指の機能をつかさどる骨があるってやつ)、7本目は自分も知らなかった。パンダってクマだから、親指の付き方の向きは他の指と同じ方向、で竹を握るためには、人間の親指のように反対から支えるものが必要ってことで、6本目の指が見つかったってことは有名なんだけど、もう一つあったとはね...自分が知らなかっただけかな?
パンダの死体はよみがえる
 で、この本、そんな楽しい、新しい発見のエピソードがたくさん。アリクイやセンザンコウの下顎のことだったり、ツチブタとモグラの手の形のことだったり、面白かったですね。こういった動物がらみのエピソードは楽しかったんだけど、研究の環境のエピソードが後半に出てくるんだけど、その苦労についての恨み節が、ちょっと気になった...。まぁ、研究なんて楽しいことばっかりじゃないし、環境だって資金がたんまりあれば良いけど、そんな都合のいいことばっかりじゃないからね...仕事って大変だからこそ楽しいんだけどね...その大変なところを嘆いてもね。

 とはいえ、道を究めた人の書いた本はやっぱり面白い、また、今度、遠藤さんの本読んでみよう。そういえば、へそまがりさんの作品集のコメント書かれてるんだよね、それも、もう一度読み返してみようっと、あと、国立科学博物館の「大地を駆ける生命」というコーナーも遠藤さんが関係してるってことなんで、今度また見に行ってみようと思う。

いったい、なんだったんだろう?2018/01/06 07:02

 一体全体、なんだったんだろう?

 昨年、朝日新聞のスクープで始まった「森友事件」と「加計事件」。いや、これ事件って言っていいのかな?自分は、連日のテレビや新聞の報道をみててもどう考えても、違和感しか感じ得なかった。結局、ほぼ一年、このことで国会が振り回されたりして、我々の大事な税金が浪費されてきた。朝日新聞は安倍総理との関係をあぶりだそうーでっち上げようーとしたかったみたいだけど、いまのところ何も出てきてない。

 一体全体、なんだったんだろうねぇ?

 で、マスコミは、安倍さんがこの件にかかわっているって方向の報道しかしてなかったんだけど、小川榮太郎さんのこれを検証(反論)した本「徹底検証「森友・加計事件」朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」が10月に出版された。
 この本が出版されたことは知っていて、特に読むつもりもなかったんだけど、昨年末、朝日新聞が小川さんと出版社を提訴したってことで、俄然興味がわいて読んでみた。
いったい、なんだったんだろう?
 朝日新聞の報道の違和感があった部分が、なんとなくクリアになったように感じる内容でしたね。でも、どちらも似たり寄ったりかな...安倍さんの印象を悪くしたい朝日新聞と、かかわりがないとする小川さん、これって、裁判沙汰にするような話なのかなと...朝日新聞は名誉毀損だって言ってるようだけど、訴えなくちゃならないようには感じなかったし、そもそも勝てるのかな?もし勝てるなら朝日新聞だけじゃなくて、NHKも、加計問題で証言にたった前川さんも訴えた方が良いよね。
 なんか、まじめに考えて訴えてるのだとしたら朝日新聞は会社としてちっさいし、考えてなかったとしたらバ○丸出しだよね...。
 いずれにしても、浪費した国民のために使わなくてはならない時間と金を返してもらいたいですねぇ。

 ところで、朝日新聞が提訴したことによって、この本、Amazonのランキングが急上昇したらしいけど(かくいう私もそれで買ったんだけどね)、これって、新手の販促策だとしたらスゲーな、捨て身の作戦って感じだね。

今年もゴジラ本2018/01/04 07:03

 セーラームーンカフェからの流れで、ビッグサイトへ。

 もちろん、冬コミですよ。お昼を過ぎてましたが、たくさんの人。
今年もゴジラ本
 仕事の関係もあって企業ブースを見てから、目的のサークルブースへ。今回は平成ゴジラで怪獣のデザインを行っている漫画家の西川伸司さんの図録。2014年に参加した米国のコンベンションから、2017年までコミコンなどの様々なイベントで行われたライブドローイングや出展作品をまとめたものです。西川さん、昨年3月のイベントで知ってから気になってたんですよね、今回、これを入手できて良かったです。
今年もゴジラ本
 ちなみに、コミケに行く前に、セーラームーンカフェが行われていた有楽町マルイで同時に行われているGODZILLA SHOW SPACEのショップで、前に入手できなかったビオランテのヴィジュアルブックを買った。このビオランテのデザインも西川さんなんですよね。
今年もゴジラ本
 今回、香港のスタッフとコスプレコーナーも一緒に回ったのですが、自分が気に入ったコスプレはこの二つ...。
今年もゴジラ本
 マッチョ獣フレンズと...
今年もゴジラ本
 殺人鬼3役そろい踏み、左から「エルム街の悪夢」のフレディ、「13日の金曜日」のジェイソン、「悪魔のいけにえ」のレザーフェイス。
今年もゴジラ本
 いや、これ怖すぎでしょ。

シリア 戦場からの声:内戦 2012-20152017/12/22 07:02

 桜木さんの軽快な語り口調に忘れちゃうけど、悲惨な内戦のルポなんだよね...そういえば、クレイジー・ジャーニーに出演されてたときも、軽快で、やさしい口調で、とても下顎を被弾するような危険な場所に行っていた人とは思えなかったなぁ。
シリア 戦場からの声:内戦 2012-2015
 フリージャーナリストの桜木さんが見た、2011年から続くシリアでの内戦の様子を綴った一冊。日本にいると、IS○LのことやそのI○ILに殺害された日本人のこと、難民となってヨーロッパを目指す人々のこと、そして、陸路での移動を断たれて地中海で命を落とす人々のこと、クルド人の武装蜂起のこと、そんな悲惨な話の断片だけが伝わっていて、本当のところ何が起こっているのかわからない...。このルポを読んでも実際の所は分からんかった。
 そして、今もまだ、アサド政権と反体制派の戦いは続いているんですよね...クルド人の問題も解決していない。中東はどうなるのかなぁ...そういえば、レバノンのお客さんも、イスラエルのお客さんも連絡取れなくなったもんなぁ...。

 毎朝、通勤のときに読んだんだけど、電車の中で泣きそうになった。菜の花の戦場...ちょっと、切ないよなぁ...。

 桜木さん小説を書いてるらしいんだけど、その小説も読んでみたいなぁ。ご本人は、出版する気あるんだろうか?きっと、おもしろいと思うんだけどな。

恐竜は滅んでいない2017/11/29 06:08

 先日、深夜にTBSで放送されている「クレイジージャーニー」で、著者の小林快次さんが出演されて、モンゴルでの恐竜の骨の発掘の様子が紹介されてました。で、そのときの小林さんの話が面白かったのでKindleで買って読みました。
恐竜は滅んでいない
 恐竜って、現在の爬虫類とは繋がっていない=別の系統樹の枝の上にいて絶滅して子孫はいないって、ずーっと信じてたのに、最近になって、羽が生えている化石が見つかって、鳥類が恐竜の子孫だってことになってるんだけど、そんな恐竜に関する新説をいくつも発表している方なんですね。肉食恐竜だけだったと考えられていた獣脚類の一部から胃石の化石を見つけて草食の恐竜もいたことを証明したのも著者のグループだったそうです。で、古生物学って、化石の研究だけしているのかと思っていたら、実際は地質学の知識も必要な複雑な学問だったんですね。
 ということで、もっとイラストが入っていれば良かったかも、でも、文章も面白くてあっという間に読めちゃいました。科学好きな方にはお勧めの一冊です。

 そういえば、先週末まで、近所のショッピングモールで福井県立恐竜博物館の骨格標本が展示されてました。
 白亜紀前期に北米大陸に生息した肉食恐竜の一種で、ティラノサウルスと同じ巨大な肉食恐竜で、北米大陸で最大級の獣脚類だったアクロカントサウルスの骨格標本と...
恐竜は滅んでいない
 日本で発見された肉食恐竜としては、初めて全身骨格が復元された、中生代白亜紀前期に生息していたフクイラプトルの骨格標本が展示。
恐竜は滅んでいない
 いくつになっても、こういうの好きなんだよね。