やっぱり、すごいな ― 2024/02/02 07:11
先週末、ジミー大西さんの原画展を観に日本橋三越さんに行ってきた。
原画展といっても、一昨年観に行った作品展と違って展示販売会でした。
で、行ってみて驚いたのは、緻密な作品は数百万、それほど細かくない作品でも数十万円という価格設定にも関わらず、開催4日目にしてすべての作品が売却済みだったこと。まぁ、確かに極彩色に彩られたジミーさんの作品、魅力的ですもんね。とはいえ、自分には手が出ませんけどね。ちなみに、レプリカ作品でも15万円でした...これも、手が出ないなぁ。
とはいえ、その極彩色の作品はやっぱり魅力的でしたね。
色使いとモチーフの動物がカワイイ(?)作品も好きですが...
やっぱり、カラフルで緻密な作品が、ジミーさんの作品のイメージですよね。ちなみに、これは「日本橋」という作品、この展示会のために描き下ろしたものですね。
場所をモチーフにした作品も良いですよね。こちらは北海道と
沖縄。
それぞれの地域の特徴的なモチーフがたくさん絵の中に盛り込まれているのに、まとまっているし、観ていて楽しくなります。ちなみに、沖縄の絵は、キャンバスにアクリル絵の具で描かれているのですが、それぞれのモチーフのアタリケイ(縁取り)に糸を使っていて立体的な作品でした。
で、やっぱり動物モチーフだよね。
カメの甲羅にたくさんの動物たちが描きこまれていてカワイイ。
台風の力強さを暴れるサル?に見立てた作品。これも、パワフルなのに、カワイらしさがあって好きな作品でした。
作品の中に入り込めるフォトスポットもあって記念写真も撮ってきました。下の写真には写ってないけどねwww。
この日は、ジミーさんのサイン会もあって、自分が訪れたときにはもうサイン会は終わってたんだけど、ジミーさんが会場にいて作品を購入された方とお話しされたり、写真を撮られたりしてました。寝癖が凄かったし、サイズの合ってないダブダブのスーツだったけど、テレビで見ているジミーさん通りの風貌と仕草でしたねwww。
やっぱりすごいや ― 2023/12/02 07:07
芦花公園の世田谷文学館に行ってきた。
目的は、江口寿史先生の個展「江口寿史展 ノット・コンプリーテッド」を観るため。春の「東京彼女」に続いて今年2回目の江口先生の展示会、前回は、江口先生のカワイイ女の子のイラスト展でしたが、今回は、江口先生の漫画にスポットを当てた展示。
ということで、玄関からストップひばりくんのシルエットでお出迎え。
入場窓口の横には巨大なライブドローイングのイラスト。でも、今回は、漫画がメインですからね。
入場券を購入する窓口に置いてあったカルトンにも今回の展示会のキービジュアルのひばりくん。いや、これ、徹底してますな。
会場に上がる階段下に巨大なタペストリー、パパリンコ物語のリンコののイラストですね。当時、FELIX流行ってたもんね...。
会場入り口には、巨大なキービジュアル。
で、会場内は、漫画作品の生原稿が驚くほどの量で展示されてました。まずはストップ!!ひばりくん!、女の子みたいな男の子の話って、カワイイ女の子を描ける江口先生ならではの作品だよね。
設定も面白かったけど、コメディなのにほのぼの人情ものだったり、結構、深いお話だったんだよね。
アニメ化もされましたよね。
とにかく、ひばりくんがカワイイし、カッコ良かったよね。
で、やっぱり、我々世代には、先生の連載第一作のすすめ!!パイレーツ。熱血一平くんの活躍と、ハチャメチャなパイレーツのメンバーのやり取りが面白かったですね。当時のジャンプといえば、パイレーツに、小林よしのり先生の「東大一直線」、コンタロウ先生の「1・2のアッホ!!」とギャグ漫画を毎週楽しみにしていたもんです(ちなみに、チャンピオンでは山上たつひこ先生の「がきデカ」、サンデーで田村信先生の「できんボーイ」と、ギャグ漫画全盛期でした。キン肉マンも最初はギャグ漫画でしたからね。)。
ジェロニモのモヒカンがアイスラッガーみたいになるってくだり、大うけでした。まぁ、世代も近いから、モチーフにするものも知っているものが多かったですからね。
パイレーツ好きだったなぁ。当時、千葉って行ったこともなかったから、思いっきりこの漫画で想像を膨らませていたもんです。
とはいえ、実は、ひばりくん以降は、あまり先生の漫画には触れていないんですね。どちらかというとイラストで触れ合う機会が増えたって感じでした。
あと、先生の好きな音楽関係のジャケットだったり(そんな展示会にも行きましたな)、アニメのキャラクター設定だったりと漫画から離れられてるって勝手に思っていたんだけど、漫画発表し続けられてたんですね。
今回大量な生原稿を拝見して、先生の作品の幅広さと楽しさをおもいだしました。設定や、落ちのかわいらしさだったり、先生の人柄がにじみ出るような作品が多くて楽しかったですね。そうそう、ちょっとエッチなものもね。
あと、思った以上にホワイトによる修正が少ないっていうのが印象的でしたね。
吾妻ひでお先生との共作。この作品もカワイイですね。
この1998年の「岡本 綾」という短編作品、面白かったですね。ストーリが秀逸だと思います。今一度、先生の漫画作品も読みなおそうと思いました。
とにかく、おなか一杯になる楽しい展示会でした。
今回の展示会のキービジュアルになっているひばりくんの漫画原稿。最後の最後にこの作品を持ってくるあたり、この展示会の企画をされた方の意気込みが伝わってきますね。
入場券もカワイイ。
また、Tシャツ買っちゃいました。RECORDちゃんのロングTシャツ。
今回、Lにしたんだけど、やっぱりXLにしておけばよかったかな...。
今年は行けなかったけど... ― 2023/11/30 07:18
今回は、スケジュールが合わなくて観に行けなかったTAMASHII NATION 2023 / 魂ネイション2023、行きたかったな~、なんて思ってたら、観に行った息子からメールで写真が送られてきた。
ちゃんとポイントをつかんで送られてきたよ...。
続いて仮面ライダーギーツの最終フォームの仮面ライダーギーツⅨ、これは、初出展ってことだよね。まだ、ネットでも発売になったってアナウンスされてないもんね。これもカッコいいね。
こちらは製品化の正式発表がありましたね。ギースの愛車ブーストライカー、いや、このポーズもカッコいいな。
前回は、兄貴でしたが、今回は、世界に羽ばたいたあの方が...
そうです、トニーこととにかく明るい安村さんでした。いや、バンダイさんの担当者、絶対あたおかだなwww。しかも、しっかりポージングもできるあたり、凝りすぎでしょwww。
ということで、次回は現場へ見に行きたいなぁ。
谷中まで行ってきた ― 2023/11/26 07:48
東東京に住んでいるのに、谷中に行ったことなかったんだよね...。
住宅街の中にあるネコさんが守る階段の先にギャラリー猫町さんがあります。会談の手すりもネコさん。
階段を上がったところで、ネコさんがお出迎え。
ギャラリー猫町さんっていうだけあって、いたるところにネコさんが...。
表札もカワイイ陶器のネコさんの表札。
玄関脇の靴を履くため(?)の椅子にもネコさん。
ということで、この日のお目当てはこちら、ネコさんと人が楽しく過ごす街アタゴオルの物語を描いてきたますむらさんの2024年のカレンダーの複製原画の展示と、ライフワークにされている宮沢賢治さんの「銀河鉄道の夜」を漫画化した作品(アニメ映画化もされましたよね)のラフスケッチ展。
ますむらさんが宮沢賢治さんと同じく東北出身(賢治さんが岩手県、ますむらさんは山形県ですね)ということで、1980年頃からネコを主人公にして宮沢賢治さんの作品を漫画化されていて...今回、賢治さんの四次原稿を元に描かれた銀河鉄道の夜の最終巻が発売になったって記念ということでした。ちなみに、自分は中学生のころに友人に勧められてますむらさんの作品に出合って、かれこれ、半世紀近いお付き合いになります(というか、勝手に好きで作品を読んでいるだけなんですけどね)、もちろん、賢治さんの作品の漫画化作品も持ってますし、それがきっかけになって賢治さんの作品もたくさん読みました。
なんか、ラフスケッチ観ていて感動しちゃいました。中学生のころに出会った作者の作品をこの年になっても読んでいて、その作者の新作のスケッチをこの目で見られるなんてね...。
ということで、来年の我が家のカレンダーは、このカレンダーとなりました。
家に帰って、本棚から引っ張り出してきました。
昭和56年3月30日初版発行になっていたので、42年前のアタゴオル物語の単行本です。当時買っていていまだに手元にあるのはこの作品くらいですね(ワイルド7やドカベン、うる星やつらも揃えてたんだけど、姪っ子に上げちゃったので手元にはもうありません)、そのくらい好きってことですねwww。
ヒデヨシ(向かって左の黄色のネコね)のハチャメチャぶりが憎めなくて大好きなんですよね。
そうそう、ギャラリー猫町さんの玄関にヒデヨシの貯金箱が置いてあって、多摩川のネコさんための募金を募ってました。
でも、ヒデヨシのことだからきっと猫正宗(ラム正宗かな?)か、紅マグロを買うのに使っちゃうだろうな...(これ、漫画を読んでないとわからんな...)。
彼女ふたたび ― 2023/04/30 07:31
東京ミッドタウン日比谷へ行ってきた。
先日終了した江口寿史先生の展示会「東京彼女」で、最終日に追加展示された書下ろしの「日比谷仲通り」を見たかったんだけど、28日から5月7日までの間、追加展示されているっていうので、やっぱり実際に見てみないとね。
東京ミッドタウン日比谷の正面を背景にした作品。江口先生といえば、カワイイ女の子ってイメージだったんだけど、この作品の彼女は背中向き。江口先生曰く「顔を描かずに女性の色気を表現する」試みの作品なんだそうな。確かに、この後姿はカワイイわな。
ということで、帰りに同じアングルで実際のミッドタウンの前を撮ってきた。
もうちょっと、後ろからでしたね...。
ここを通るたびに、この作品のことを思い出すんだろうなぁ...。
そうそう、GW中、7日まで開催されてるので、お時間のある人はぜひ。「東京彼女」の会場と同じミッドタウンの6階で無料で見られますよ。