Polyphia 新作 ― 2022/08/15 07:29
最近、Tim Hensonさんが、Cory WongさんとPliniさんと3人で、エフェクトプロセッサーのNeural DSPの宣伝で楽曲をYOUTUBEに公開したり、5月には「Playing God」という新曲をYOUTUBEで公開したり、ちょっと動きがあるなと思ってたら、秋に4年ぶりの新作アルバムがリリースされるってお知らせが...。

Playing God、カッコいい、エレクトリック・ガットギターのアルペジオのイントロから、フラメンコ調のテーマが始まって、最後まで4人で細かく速いパッセージを弾きまくりの叩きまくり。最後は口笛で締めるあたりホント、カッコよすぎる。
で、先月にはもう1曲、TOUTUBEで公開。この曲は打って変わってエレキギターで、妙に明るいポリリズムのフレーズで始まります。で、テーマはゆったりしてるんだけど、バックのフレーズがとにかく細かくて速い、ドラムスのClayさんなんて、なんかやたら忙しい。

テクニックに裏打ちされたPolyphiaならではの曲。それにしても、プログレメタルってくくりのバンドなのに、この明るくてPOPな感じはいったいなんなんだろう...。一般受けする曲じゃないかもしれないけど、なんか、いいじゃん...。Playthroughも公開されてるので、ぜひ見てみてね...何やってるかわからない細かいユニゾンとかキメとか、4人ともなんかすごい(語彙崩壊www)。
ということで、秋に発売になるアルバムのデジタル音源買っちゃいました。

彼らのホームページから予約注文できるので、聴きたい方はぜひ。
ところで、自分が聴き始めたころに比べるとTimさんのタトゥー、明らかに増えてる...最初、黒いタートルネックの長袖シャツ(肌着)を着てるのかと思った。それにしても、その容貌からは考えられない、テクニカルでメロディアスでカッコいいギター弾くよなぁ...。
Guardian Spirits of the Quantum Multiverse / Jack & Owane ― 2022/08/14 07:39
Jack GardinerさんとOwaneさんのコラボ作品第2弾。前作同様、80年代の日本のフュージョン(スクエアやカシオペアとかね)や、いわゆるクロスオーバーっていわれているような曲(リターン・トゥ・フォーエバーとかウェザーとかあのころ流行った音楽ね)のファンが好きそうな楽曲が並んでます。
今回のアルバムタイトルは「Guardian Spirits of the Quantum Multiverse」、日本語にすると「量子宇宙の守護霊」って感じかな、で、ジャケットアートが前作同様、ちょっとB級SF映画っぽい、こういうコンセプトすきなんだろうな、このお二人。
ということで、まずは聴いてもらいたいな、ご機嫌でカッコいいサウンドが詰まってます。もちろん、Jackさんのテクニカルなギターは大活躍してるし、Owaneさんアレンジのキーボード、ドラムにベースもこれまたカッコいいんだな。Youtubeで全曲聴けるので、ホント、マジ聴いてみてね。

収録されているのは下記の6曲、3週間で曲を書いて、数ヶ月かけてアレンジと録音編集したって書いてあったな。それにしても、前にも書いたけど、Norwayと英国のミュージシャンの共作、インターネット時代だからこそできたアルバムだよね。そうそう、今回、3曲目のSwedish Coffeeは、初めてリアルで会って作ったって書いてあった。そろそろ、リアルで行き来できて制作活動ができるようになるんじゃないかなぁ...。
01 Action Boyz
疾走感のあるイントロで始まる曲。テクニカルなギターや変拍子のリズムもカッコいいけど、中盤のスローテンポな部分の二人のギターが妙にエモかったりする。MVもカッコ良いから観てね。
02 Glitter
ゆったりとした空間を感じる曲。テクニカルな部分だけじゃなくて、歌い上げるギターもいい感じだよね。この曲もMV観られるので、ぜひ。
03 Swedish Coffee
今回初めて、リアルで会って作った曲。アル・ディメオラさんがいた頃のリターン・トゥ・フォーエバーを感じさせる曲。変拍子のユニゾンとメロディアスなギター、この曲、結構好きかも。
04 The Milkman
スローなバラード。短い楽曲だけど、ストーリーを感じさせる曲だと思う。
05 Never Forever Together
この曲もゆったりとしたリズムの曲、ギターは忙しいフレーズ弾いてるけどね。緩急のつけ方とエモいメロディがいい感じですよ。
06 Cosmic Crypto Quadrillionaires Club
ゆったりとしたリズムで、ちょっとジャジーな感じの曲。メロディ楽器のカッコよさはもちろんだけど、自分はドラムスの細かいシンバルワークとかカッコいいアレンジが好き。
ゆったりとしたリズムで、ちょっとジャジーな感じの曲。メロディ楽器のカッコよさはもちろんだけど、自分はドラムスの細かいシンバルワークとかカッコいいアレンジが好き。
パーソネルに書かれてなかったけど、たぶん、ドラムスのMaciej Dzikさん(なんて発音するんかな?)も参加してるんだよね。ギターだけじゃなくてドラムスもカッコいいよ。
ということで、インターネット時代、日本の若いミュージシャンももっと世界のミュージシャンとコラボして欲しいなぁ...。
サヨナラSunset (feat. おかもとえみ) / Rip Slyme ― 2022/08/07 07:40
II / Jason Richardson & Luke Holland ― 2022/07/23 07:20
YOUTUBEでお勧めされたんだけど、PolyphiaのTimさん繋がりなんかな...。
最初、ただのDjentかななんて思って聴いてたんだけど、お勧めされたUPSIDE DOWN、テクニカルなだけじゃなくて、メロディアスな楽曲でした。で、Tim Hensonさんのギターがまた美しいいしカッコよかった。あわせて、5月に公開されたドラムスのLuke Hollandさんとの共作p00mbachu(これなんて発音するのかな?)のMVも観てみたら、これまたカッコいい。Djentで始まって、JAZZが入って、8ビットサウンドが挟まって...って、これまんまプログレじゃん。

ということで、先週発売になった新譜「Ⅱ」を早速ダウンロード。ちなみに、Jasonさん初聴だと思っていたら、PolyphiaのアルバムNew Levels New Devilsの1曲目で共演してました...。ん~、才能のある方たちは、やっぱ繋がってるのね。そういえば、Timさん、Coryさん、PliniさんとコラボしているMVをYOUTUBEに公開してましたね(マルチエフェクターのプロモーションみたいですけどね)。話がそれちゃったけど、JasonさんもドラムスのLukeさんも凄腕のテクニカルな演奏だけど、楽曲自体はPOPでキャッチーで、しかもカッコいいときてるので、ぜひ聴いてもらいたいですね。
01 TENDINITIS
ちょっと寂しげというか、マイナー調の荘厳なイントロで始まる曲。映画音楽みたいだな、なんて思ってたら、高速リフが始まって思いっきりDjentな感じに。それにしても激しすぎる、めまぐるしく変化する曲調、これ映画音楽みたいですな。
02 ISHIMURA
タイトル通り和なイメージで始まる曲。ゴリゴリのリフの上に美しいメロディが乗る曲。後半の静かなパートとの対比が好き。
03 POLYRHYTHMIC PUG
2分強のテクニカルでハードな曲。ポリリズムがカッコいい、ソロのバッキングがクリムゾンっぽい。
04 p00mbachu (feat. Luke Holland)
ちょっと、ガムランっぽい音の民族音楽っぽいイントロで始まる曲。でも、やっぱ、ゴリゴリでハードなんだな。で、プログレメタルですよ。
05 SPARROW
これのイントロも荘厳な感じ、チェロもアクセントになってますな。この曲はひたすらハードで、ゴリゴリです。
06 THRENODY
前の曲からそのまま続く前の曲のフィナーレみたいな感じの短い曲。オーケストラっぽい演奏が美しすぎる。
07 BYRONIUS OF THE 4TH ORDER
この曲もカワイイサウンドのイントロから、一転ハードな展開に。でもベースになってるメロディは美しいんだな。
08 XIV 2.0
イントロのアルペジオが美しい、けど、マイナー調なんだよね...。この曲も短くて次の曲へのインタールードって感じだね。
09 BEHOLD 2.0
イントロは前の曲のイメージそのまま、で、ハードな展開に。
10 GOODBYE...
このアルバム、映画のサウンドトラックみたい。もしかしたら意識して作ってるのかも...。モチーフの寄せ集めのような曲です。
11 UPSIDE DOWN (feat. Tim Henson & Luke Holland)
この曲はやっぱ、カッコいいや。Timさん参加部分もTimさんらしさがでていて、いい感じですね。
それにしても、JasonさんもLukeさんも10代から活躍していて、今、アラサーですからね、ある意味ベテランだな...。
CASTLE / Dios ― 2022/07/09 07:42
来月のワンマンライブ行きたかったなぁ...。
ものの見事に抽選外れちゃったので、残念な気持ちを抑えながら先月末リリースされたアルバムをダウンロード。

先行でリリースされたシングル「Virtual Castle」「断面」に、リリース済みの5曲、期間限定でYOUTUBEで公開された1曲を含む全12曲が収録されてます。ichikaさん、たなかさん、ササノマリィさんの3人の才能が融合して昇華したバラエティに富んだ作品たちです。アルバム丸々、YOUTUBEでも聴けるのでぜひ聴いてくださいな。ん...でも、やっぱアルバム買って欲しいですね。
01 ダークルーム
こういう曲調ってなんていうんだっけ...。ちょっとはぐらかされた感じだけど、相変わらずichikaさんの複雑なアルペジオがカッコいい。もちろん、たなかさんのボーカルもカッコいいよ。
03 天国
ichikaさんのいかついFunkyなフレーズがカッコいい。そのFunkyなイントロと美しく歌い上げるたなかさんのコントラストがむっちゃいい感じ。
04 試作機
ichikaさんの綺麗なメロディとたなかさんのボーカルがいい感じ、この二人を包み込むササノマリィさんの音もいい感じだね。
05 残像
この曲のイントロも美しい、ichikaさんのハープがいい感じ。それにしても、ハープ始めるよって言ってからの習得時間の短さには恐れ入ります。才能のある人にはかなわないな...ちなみに、ハープだけじゃなくて、ichikaさんの奏でる弦楽器が網羅されてる一曲
08 鬼よ
09 Misery
ギターもボーカルもせつな過ぎる...。先日のichikaさんのライブでも弾いてたよね。
それにしても、ワンマン観に行きたかったなぁ...。