それにしてもすげーな ― 2023/09/20 07:57
コロナウイルスが蔓延していた時に新曲をリリースして「アルバム作ってるよ」なんて言ってたんだけどね...あれから3年、前作のアルバムからは7年ぶり、オリジナルアルバムとしては18年ぶりの新作のリリースイベントのお知らせがメールで送られてきたのよね....。

てことで、来月20日に新作アルバムがリリースされます。で、先行シングルがリリースされたのでさっそくダウンロード。それにしても、この曲がカッコいいのよね。ミックさん80才、キースさん79才、ロンさん76才、シンプルなのに、恐ろしくカッコいいジイさんたちです、しかも、今だにこんなキャッチーな曲作れるんだもんね、マジ、スゲーや。ドラムのリズムと(スティーブ・ジョーダンさんもカッコいいよね、しかもベテランだもんな。でも、この3人から見るとまだまだ若造だな)、ギターのリフ、そしてミックさんのボーカルどれをとってもカッコいい以外の言葉が出てこない(語彙崩壊ってやつだ...)。そうそう、キースさんのぶっといベースもカッコ良いのですよ。

過去のMVをコラージュして曲に合わせて歌ったり、演奏しているようにみせているMVも公開されました、これもカッコいいよね。
ということで、CD予約しちゃったし、英国のオフィシャルショップでTシャツも予約しちゃいました(日本と、米国と、英国と全部比較して一番気に入ったやつが英国のデザインだったんだよね)。Tシャツ、円安だからちょっとお高くなっちゃったけど(海の向こうから送られてくるからね)今から届くのが楽しみ。
いや、それより早く音源届かないかなぁ...。
&疾走 / Dios ― 2023/09/16 07:48
約1年ぶりにDiosの新作アルバムがリリースされました。ichikaさんがアジアに出かけたり、DUOで楽曲発表をしてたりしてたので、Diosとしての楽曲発表は、まだまだ先になのかなぁなんて思ってたんだけど、新譜聴いたら、さらにパワーアップしてましたな。
これまで、ちょっとダークなイメージだったんだけど、ムッチャPOPだし、3人とも演奏も歌唱もはっちゃけた感じで最高の1枚だと思います。マジ、1枚目よりパワーアップしてると思いますよ。おじさん世代のたとえで申し訳ないんだけど、LED ZEPPLINEのセカンド(ここはあえて’セカンド’だよね)が1枚目と比較して圧倒的にいいのとおんなじだね(もちろん、ZEPの1枚目も好きだし、DiosのCASTLEも好きですよ)。ご本人たちが、インタビューで話しているように、今回外部のプロデューサーを招いているので、それぞれの音をさらに深く見つめることができたって感じかな、で、それが3人集まってさらに相乗効果と生んでるって感じですな。とにかく、ichikaさんのギターは歌ってるし、ササノさんのキーボードもいい感じだし、とにかく、たなかさんのボーカルがのびやかで、つややかでいい感じなんですよね。3人が目立ってるのに決して喧嘩してなくて抜群の調和がとれてるんだよね。

とにかく、最高な1枚なので、ぜひいろんな人に聞いてもらいたいなぁ。
そうそう、CASTLEが内向きだとすると、このアルバムは思いっきり外向きで陽なアルバムです。
The Lucky One / Cory Wong ― 2023/08/28 07:00
前作のPower Stationから約1年半ぶりのスタジオアルバム(その間にPower Station Tourのライブアルバムを2枚リリースしてるけどね)。で、このアルバム、ライブアルバムと違って、豪華ゲストが参加していてバラエティに富んだ作品となってました。
基本はご機嫌なFunkが山盛りなんだけどね。相変わらずゲストが幅広い、英国の若手女性ボーカリストのdodieさん(また、この曲がちょっとテクノっぽくてカワイイんだよね)、マルチプレイヤーでシンガーのLouis Coleさん(歌は歌ってなくてDrums叩いてるんだけどね。この曲もご機嫌ですぜ) 、R&BシンガーのAllen Stoneさん(この曲はご機嫌なFunkですよ)、O.A.R.のMarc Robergeさんとの曲はちょっとイントロはカントリー調で、80年代のAORの香りがしますな。Ben Rectorさんの声は優しくていい感じです。スライドギターがカッコいい(もちろん、歌もいい感じです)Ariel Posenさん、Polyphiaさんのアルバムにも参加していたBrasstracksのホーンもいい感じ(曲の感じは80年頃の高中さんみたいです)、Big GiganticのDominic Lalliさん参加の曲はもろ高中さんだ。
Coryさんライブもいいけど、こういったバラエティに富んだゲストと作るアルバムもいいよね。作業用のBGMにも持って来いだし、ドライブにもいいかも(車持ってないからドライブできないけどね)。80年代の日本のフュージョンが好きな人(特に高中さんとか)には、ぴったりのアルバムだと思います。

ということで、収録されている曲は以下の12曲、それぞれのパーソネルはBANDCAMPから拝借しました。
01 Look At Me (feat. Allen Stone)
written by Cory Wong, Cody Fry, Allen Stone
Allen Stone - vocals
Cory Wong - guitar, keyboard, vocals
Cody Fry - piano
Alex Bone - synth
Seth Tackaberry - bass
Michael Bland - drums
Steve Strand - trumpet
Kenni Holmen - saxophone
Michael Nelson - trombone
02 Hiding On The Moon (feat. O.A.R.)
written by Cory Wong, Marc Roberge, Cody Fry
Marc Roberge - vocals
Cory Wong - guitar, bass, vocals
Cody Fry - keyboard, percussion
Michael Bland - drums
03 Call Me Wild (feat. dodie)
written by Cory Wong and dodie
dodie - vocals, ukulele
Cory Wong - guitar, bass, keyboard, vocals, percussion
Aaron Sterling - drums, percussion
04 The Grid Generation (feat. Louis Cole)
written by Cory Wong, Kevin Gastonguay, Alex Bone
Louis Cole - drums
Cory Wong - guitar, bass
Kevin Gastonguay - piano, synth, organ
Jay Webb - trumpet
Kenni Holmen - saxophone
Michael Nelson - trombone
05 Separado
written by Cory Wong, Kevin Gastonguay, Alex Bone
Cory Wong - guitar
Kevin Gastonguay - piano, wurli, b3 organ
Yohannes Tona - bass
Armando Lopez - drums
Jay Webb - trumpet
Alex Bone - saxophone, melodica
Kenni Holmen - saxophone
Michael Nelson - trombone
06 Acceptance
written by Cory Wong and Alex Bone
Cory Wong - guitar, bass, keyboard
James Francies - piano
Aaron Sterling - drums, percussion
Jay Webb - trumpet
Kenni Holmen - saxophone
Michael Nelson - trombone
Avery Bright - violin, viola
Matt Nelson - cello
この曲からの3曲は、日本人の琴線に触れるな、絶対泣かそうとしてるwww。
07 Ready (feat. Ben Rector)
written by Cory Wong and Ben Rector
Ben Rector - vocals, piano
Cory Wong - guitar, bass, vocals
Aaron Sterling - drums, percussion
08 Ain’t Life Strange (feat. Ariel Posen)
written by Cory Wong, Ariel Posen, Seth Tackaberry
Ariel Posen - vocals, slide guitar
Phoebe Katis - vocals
Cory Wong - guitar, vocals
Seth Tackaberry - guitar, bass
Aaron Sterling - drums, percussion
09 Flamingo (feat. Brasstracks)
written by Cory Wong, Ivan Jackson , Alex Bone, Ryan Connors
Brasstracks - trumpet
Cory Wong - guitar, bass, keys
Alex Bone - saxophone, keys
Michael Bland - drums, vocals
この方、プリンスのドラマーだった方ですな、この曲のPlaythroughがYOUTUBEにアップされてるので観てみてね。なんかカワイイ。
Petar Janjic - percussion
10 Anonymous
written by Cory Wong, Cody Fry, Sam Greenfield
Cory Wong - guitar
James Francies - piano
Cody Fry - rhodes
Kevin Gastonguay - synth
Seth Tackaberry - bass
Ryan James Carr - drums
Sam Greenfield - saxophone, flute
Jay Webb - trumpet
Michael Nelson - trombone
11 Brooklyn Bop
written by Cory Wong, Sam Greenfield, Eddie Barbash, Eric Finland, Jordan Rose, Brandon Niederauer
Cory Wong - guitar
James Francies - piano
Kevin Gastonguay - b3 organ
Yohannes Tona - bass
Armando Lopez - drums
Steve Strand - trumpet
Kenni Holmen - saxophone
Michael Nelson - trombone
12 Ace (feat. Big Gigantic)
written by Cory Wong, Dominic Lalli, Seth Tackaberry
Cory Wong - guitar, keyboard, drums
Dominic Lalli - saxophone, keyboard
Seth Tackaberry - bass, keyboard, drums
もちろん、ゲストが参加してない曲もいいのだよ。Coryさんのアルバムは捨て曲がない。ぜひ、たくさんの人に聴いてもらいたいなぁ...。
moeǝɯo / KOTONOHOUSE ― 2023/08/17 07:19
X(旧Twitter)のTLに以前から気になっていたサウンドクリエイターのKOTONOHOUSEさんの2ndアルバムのリリースのツイート(今は、ポストっていうの?)が流れてきた。
正直、KOTONOHOUSEさんのことあまりよく知らないんだけど、ネコハカさんとKMNZのLIZさんとのコラボ曲One By Oneを聴いて、アルバムを聴いてみたいと思ってたんだよね。あと、自分は行けなかったけど大阪で行われたネコハカさんのVS NEKO Vol.2でも対バンで出演されてましたよね。
KOTONOHOUSEさん、もっと、たくさんアルバムをリリースしているイメージだったんだけど、アルバムとしては2枚目だったんですね。

収録されている曲は以下の9曲、One By Oneと違って、リズムが強調された曲が多いかな。でも、根底に流れる奇麗なメロディがKOTONOHOUSEさんてことなのかな。
01 Creepy pasta (feat. パン野実々美)
ちょっと、レゲトン?チックなリズムの曲。パン野実々美さんお声もカワイイですな。
02 ハッピータイム (feat. くいしんぼあかちゃん)
くいしんぼあかちゃんこときあとさんの声は相変わらずカワイイですね。この曲もリズムが強調された曲だね。曲の合間の語り?も、いかにもくいしんぼあかちゃんって感じでいいですな。「もうたべられないよ~」が最高だね。
あっ、そうだ、この曲ガムランっぽいよね。
03 くいくい (feat. くいしんぼあかちゃん)
「おなかすいた~」で始まるところが、まさにくいしんぼあかちゃんだね。この曲もリズム重視って感じ。「大人一日当たりの致死量は1kg!」も最高だな。
ゲームミュージックだな、このピコピコな感じ。クラブで盛り上がりそうだね。
05 デカい愛♡
4s4kiさんとのコラボ曲。一転、ロックでPOPな曲、この曲もノリノリだね。
06 Connect!!! (feat. Dr.Anon)
Dr.Anonさんって、おひとりなのかと思ったら3人組のヒップホップクルーだったのね。この曲もロックしてますな。
07 Not alone (feat. rinahamu)
rinahamuさんて誰かと思ったら苺りなはむさんだったのね。この曲はメロディがいい感じ。ダンスアブルなリズムなのにロックな味付けがあって好き。
08 New ambience
韓国出身のソングライターのPure 100%さんとのコラボ曲。この曲はノリノリだね。クラブでかかったら盛り上がること間違いなしの曲だね。
09 Harmony (feat. bao)
One By Oneに近いメロディがきれいな曲。歌っているbaoさんのこと存じ上げないのですが、透き通った声が曲のイメージにぴったりだと思います(イギリスのVtuberさんらしいけど、日本語上手だよね、なぜ?)。アコギのアレンジとか自分は結構好きですね。
歌のタイトルにYOUTUBEのページをリンクしているので、気になる方はクリックして聴いてみてね。で、気に入ったらダウンロードして!
NEKO HACKERさん繋がりでお馴染みの方が歌っているのもいい感じですねぇ。クラブイベントにもたくさん出演されているので、一度はLIVEを観てみたいけど、クラブイベントはなぁ...お父さんとしては、ちょっと腰が引けちゃうんだよなぁ...vs NEKO、東京でやってくれないかなぁ。
DUO ― 2023/08/16 07:31
今月の頭にichikaさんがTwitterで新曲のリリースをお知らせ、ということで早速ダウンロードした。
タイトルはReflection、で、インストゥルメンタルかと思ったら、歌ものでした。Dios以外でいうと久しぶりなんじゃないかなぁ。お相手は、Clara Beninさん...って、ichikaさんのワールドワイドなところが発揮されてますよね。Claraさんはフィリピンの歌手の方なんだそうです。
ichikaさんのクリアトーンのアルペジオに、Claraさんの透き通った声が素晴らしいアンサンブルを作り出してます。これをサポートするドラムスとサックスがいい。ちなみにドラムスは屋敷豪太さん、サックスはJoseph Christianさん、お二人のサポートが利いてます。さらには、2:26からのichikaさんのギターソロがエモーショナルで、これまでとは一味違ったものになってます、メロウな曲にこの感じ、これがまたカッコいいんだな。お二人が出演しているMVも公開されているので、ぜひ観てみてね。

で、今回、この曲をダウンロードしているときに気が付いたんだけど、今年の3月にポーランドのギタリストMarcinさんとのコラボ曲もリリースされてたのね、ということで、この曲もダウンロードした。
タイトルはJust The Two Of Us、そうです。グローバー・ワシントンJrさんの1981年のヒット曲です。

おしゃれな曲ですよね。ちなみに、この曲をMarcinさんとコラボしたMVが昨年の11月にリリースされてたので、音源がリリースされないかなぁなんて思ってたんですけどね。座敷に向かい合わせで座って、ギターを弾く姿が何気にカワイイ。特にichikaさんが弾いているのをみてるMarcinさんのニコニコ顔がいいんだな。音を楽しんでるっていうのが伝わってくるMVです。
Marcinさんのパーカッシブなアコースティックギターと、ichikaさんのエレキギターの対比も面白い、元の曲が有名だけに二人の解釈が際立って面白い仕上がりになってると思います。
若い才能が融合した短いけれど素敵な作品になってます。この曲もぜひ聴いてみてね。