秋季オープン戦 リコー vs NEC ― 2015/11/06 07:05
先週の土曜日、奥様と一緒に、リコーの砧グランドにリコーブラックラムズとNECグリーンロケッツの秋季オープン戦を見に行ってきた。
NECも好きなチーム何だけど、もちろん、リコーの応援です。ということで、リコーの皆さんの後ろで試合観戦。
開幕まで後2週間、春のオープン戦と違い、外国人選手も戻ってきての布陣、若手も出場しているとはいえ今季の試金石となる大事な試合です。
序盤から、リコーが果敢に攻めます。先制したのはリコー、ルーキーのフランカー福本選手のトライ。もちろん、コンバージョンもピータース・ダニエル選手がきっちりと決めました。
ところがこの後、NECに押され気味の展開。責め切れなくて押し戻されるという展開で、2トライを献上してしまいました。前半の後半は、自陣で守る時間帯が多くて苦しい試合展開、結局、7対12のNECリードで折り返しました。
ちなみにオープン戦は、練習グランドなので、スタジアムと違って、プレイがすぐそばで見られて、その迫力も違います。タックルのときの音とか、走りこんでくるときの地響きを体感することができます。ただ、遠くに行かれるとなにやってるのかよく分からないんですけどね。あと、見に来てる人たちと触れ合ったりとかね。うちの奥様なんて、リコーの野口主将のご家族と、知らない間に仲良くなってた...笑。
後半は、リコーのほうが押していて、NEC陣でプレーする時間が長くなってきました。後半10分にリコーの野口首相が密集から抜け出しトライ、もちろん、ピータース選手がコンバージョンを決めて逆転。
今季のNECはプレシーズンマッチでもそうだったのですが、得点のパターンがいまいち見えない感じでしたね。中途半端なところで、キックを使ったり、ちょっと、意図が見えないときがありました。バックスにいい選手がいるので、もっと積極的に攻めてもいいと思うんだけどなぁ。
この後、ディフェンスのミスで、終了間際にNECの首藤選手にトライを奪われてしまいました。ディフェンスがミスマッチだったのと、しっかり、あまらされちゃってましたからね。で、この時点で14対19の5点差でNECのリード、ワントライで同点、コンバージョンも決まれば逆転です。
ちなみに、上の写真、こぼれ球を拾って独走のトライかと思いきや、なんと、その前のオフサイドのペナルティーでハーフウェイラインまで戻されました。これが決まってたら、もっと楽に勝てたかも知れません。
しかし、この日のリコーは最後まで諦めませんでした。ミスでプレイが途切れたら試合終了となる中で、10分以上NECゴール前で粘りました。NECは、反則の繰り返しで2人のシンビンを出し、13人で耐える状況。最後は、後半交代出場のフッカーの芳野選手が密集から抜け出して同点のトライ、コンバージョンも決まって逆転で試合を締めくくりました。それにしても、ゴール前での反則の繰り返し、レフリーがもう少し早くペナルティートライを取るとか対処しても良かったんじゃないかなぁ。密集で柳川選手が痛んで退場してましたからね、選手の怪我のこととかを考えると、ちょっと、危険な感じがしました。
ということで、最後粘り勝ちでした。シーズンには、JAPANのマイケル・ブロードハースト選手や、サモア代表のティム・ナナイ・ウィリアムス選手も参加して来るので、強度を上げていい成績を残して...いや、BEST4を狙って欲しいですね。
リコーブラックラムズ 21点 vs NECグリーンロケッツ 19点
ワールドカップの予選プールが終わって、リコーに合流した、ティム・ナナイ-ウィリアムズ選手、この日は、試合の見学。自分と同じくらいの背丈なのですが、小柄に感じました。トップリーグで暴れて欲しいですね。そういえば、ウィリアムズ選手、あのNEW ZEALAND代表のソニー・ビル-ウィリアムズ選手とは従兄弟同士、リコーのコリン・ボーグ選手は義兄弟なんだそうです。
JAPANで今回のワールドカップの全試合に出場していたマイケル・ブロードハースト選手。試合のときの顔と違って、とっても優しい笑顔でした。この日は、ウィリアムス選手同様、試合は見学。トップリーグ楽しみにしてます。
元オーストラリア代表、JAPANの堀江選手、稲垣選手と同じメルボルン・レベルズに所属していたスコット・ヒギンボッサム選手。体の大きな選手ですが、やわらかいプレーを見せてくれました。写真のときの対応もやわらかかったですよ。
来週の開幕戦が待ちきれないっ!
夏季オープン戦 NTTコミュニケーション vs キヤノン ― 2015/07/14 07:02
NTT千葉総合グランドに行ってきた。
この日は、NTTコミュニケーションシャイニングアークスとキヤノンイーグルス
夏合宿前の最後のオープン戦ですね。ちなみに、キヤノンは7月31日に南アフリカのスーパーラグビーのチーム、ブルーブルズとの試合を控えてます。
キックオフから、NTTコミュニケーションがいい攻撃をしてました。バックス、フォワード一体になってボールを左右に大きく動かして、開始5分で小倉選手、溝口選手、ブラッキン選手とつないでトライ。難しい位置のゴールも小倉選手がしっかり決めました。ルーキーの小倉選手、前の試合でも活躍してましたが、今日の試合でも、攻守に良いプレーを見せてましたね。
ボールを持っているのがキヤノンの原田選手、タックルしようとしているのが小倉選手。早稲田の先輩後輩対決ですね。小倉選手はタックルも良かったですし、前半、自陣ゴール前のスクラムからのボールを蹴らずに、相手を抜いて約40m縦に走りました。このボール、フォローがうまくいかず敵ボールになってしまうのですが、体は大きくありませんが、人にも強いし、パスもキックもいいので活躍を期待したいですね。
ちなみに、キヤノンの原田選手も、今日もいい走りを見せてくれてましたね。
今日の試合は、バックスはNTTコミュニケーション、フォワードはキヤノンでした。NTTコミュニケーションのフォワードは昨季もスクラムが厳しかったのですが、この日の試合もセットプレーは安定してませんでしたね。後半、キヤノンボールのラインアウトからのモールで40m近く前進を許してましたし、試合終了間際にも、スクラムからのペナルティーで認定トライとられちゃってました。あそこは、トライとられたとしてもペナルティだけは避けたかったですね。
フォワードはいまひとつでしたが、バックスとそのサポートは良かったですよ。小倉選手のキックパスをキャッチするジェガル選手。このままトライまでもって行きました。このプレー、左にいる友井川選手がコールしていたことで、小倉選手のキックパスもいいタイミングで出せましたし、敵の意識を自分に集中させてジェガル選手をフリーにしてました、さすがベテラン。
ジェガル選手をフォローする八藤後選手、3列こうあるべきってプレーを見せてくれます。今日も走ってましたね~。地味だけどいい選手です。
認定トライを取られたすぐ後のキックオフをチェイスして、ジェガル選手のノーホイッスルトライを演出した友井川選手。上にも書きましたが、ベテランとして若手をひっぱてっました。シーズンでも持ち味をだしてチームをひっぱって欲しいです。
ということで、33対12(前半14対5)でNTTコミュニケーションが勝利しました。フォワードのセットプレーの安定が肝ですね。
この日のジャージはファーストジャージでは無いと思いますが、カンタベリー社製からKukri社製になってました。一見、ITMカップのオタゴのジャージみたいです。早く、新しいファーストジャージ見たいです。
得点差ほどの差は無かったように思います。ただ、攻撃の形ができてないという感じ、バックスの決定力が肝かな?
この日、サントリーと帝京大学の練習試合もありました。前半は7対19で、帝京大学のリードで折り返し、後半、サントリーがトップリーグの意地を見せて、33対31の2点差で逆転勝ちしました。秩父宮仲間が見に行ってたのですが、スクラムとタックルで帝京大学がサントリーを圧倒していたそうです。ジャパンセブンズでも、トップリーグのチーム相手にいい試合してましたからね、7連覇は間違いなさそうですね。
第40会定期戦 リコーブラックラムズvs近鉄ライナーズ ― 2015/07/07 07:03
先週の土曜日、リコーの砧グランドに近鉄ライナーズの試合を見に行きました。天気予報では「曇り」で、雨は降らないはずだったのに...試合開始と同時に雨がぱらつきだしました。結局、試合が終わるまで雨はやまず、時折ひどく降る時間帯も...。
本当は、そんな雨模様も吹っ飛ばすような試合を期待してたのですが...
個人プレーでは、要所で良いプレーもあったのですが、リコーはいまひとつ元気がありませんでしたね。
一方、近鉄は関西パワー全開で、いてまえラグビー炸裂、特にフォワードが強かったですね、スクラム、モールともにリコーフォワードを圧倒してました。
リコーは積極的に今年の新人を起用してたのですが、そこを近鉄につけこまれちゃったという感じかな。がんばっていたと思うのですが、トップリーグでの経験値って、重要なんですね。
先発では、昨年No.8のジョシュア・マウ選手がフッカーで起用されたりと、昨季のコリン・ボーグ選手をSOに起用したようなチャレンジがあって、リコーの持ち味(?)の試行錯誤が見られました。セットプレーはよく分かりませんでしたが、ルースプレーでは、第2のNo.8として機能していたように思います。マウ選手人に強いですからね。
前回の九電戦同様、バックスの牧田選手とロトアヘア選手がアタックではみせてくれましたね。ロトアヘア選手はハットトリック、特に後半の2本のトライは、どちらも個人技で密集から抜け出し、ディフェンスを置き去りにしての独走トライ。
牧田選手もトライは無かったものの、ディフェンスからの切り返しで相手の裏に出たり何度もチャンスを演出してました。残念ながら、フォワードが力負けしていて、ポイントでの勝負に勝てず、いい球出しが継続はできませんでしたけどね。
あと、ピーターズ・ダニエル選手のキックも良かったですよ。プレースキックは成功率50%でしたが、陣地を取るキックは飛距離がでてました。
今日はちょっと、元気が無かったです...プレシーズンマッチまであと2ヶ月、精度をあげて欲しいですね。
リコー4トライ、近鉄6トライで、24対40という結果で終わりました。
雨の中、ちょっと、機嫌の悪かった奥様の機嫌を直したのがこれ...
滝澤選手のボールボーイ、ボールをTシャツのお腹に隠してるのですが、それが妊婦さんみたいで、その風貌とのアンバランスがなんか可愛かったって...滝澤選手、奥様の機嫌直してくれてありがとう。
あと、関西の応援のノリもうけてましたね~、近鉄の控え選手の野次も面白かったのですが、雨でボールが滑りやすく、ノッコンの多い試合だったのですが、観客の「なんや、ノッコン祭りやな~」の一言に大うけ。確かに、近鉄や神戸製鋼の関西チームの応援はおもろいでんなwww。
夏季オープン戦 NTTコミュニケーション vs NTTドコモ ― 2015/06/29 07:09
NTT千葉総合グランドに行ってきた。
普通のオープン戦だと思ってたら、クラブハウスの入り口に「NTTラグビー全国大会」のたて看板。なるほど、これのメインイベントの試合が、NTTコミュニケーションとNTTドコモのオープン戦なのね。
写真はドコモの攻撃ですが、序盤からコムが優勢に試合を進めてました。フォワードはコムのほうが優勢だったかな。ドコモも良くタックルしてたんですけどね、ちょっと、プレーが粗いというか精度が低い感じでした。
ドコモは、SOで出場していたミフィポセチ選手やリリダム選手ら外国人選手ががんばってました。下の写真でタックルに入ってるのがリリダム選手。とにかく走って、タックルしてましたね。
コムは、ポイントからの球出しのリズムがいまいち遅かったような気がします...タックルを受けた選手の球出しの問題なのかな?
コムのロス選手が、攻守に目立ってました。手が長いので、際どいパントを何度もキャッチしてましたし、ラインアウトは楽勝、ランでも前半24分にラインブレイクして大きくゲイン、最後はFBのブラッキン選手にパスを繋ぎ、チーム2本目のトライをアシストしました。
コムはフォワードの3列も目立ってました。下の写真のラインは、手前からFLの八藤後選手、金選手、No.8の山下選手。
しっかり、大外の八藤後選手までボールをつないでました。コムの3列は、この3人の他にも、日本代表のアマナキ・レレ・マフィ選手、スーパーラグビーのチーターズからヴィリー・ブリッツ選手、ベテランの小林選手、バイスキャプテンの栗原選手と良い選手が揃ってます、今季も楽しみですね~。
そうそう、早稲田出身のルーキー、SOの小倉順平選手、いい動きでしたよ。体は大きくないのですが人にも強いし、何しろ、キックが良い。やわらかいフォームから伸びのある距離の出るキックを蹴ってました。こちらも、レギュラーシーズンが楽しみですね。
まぁ、オープン戦ですから両チームともまだまだ仕上がっているとはいえません。コムもサインプレーを試している場面が何度もあり、まだまだこれからって感じでしたね。メンバーも揃いきってないですしね。
とはいえ、今日は勝ったので皆さんいい顔でした。ロス選手が、上田選手が今日誕生日なので、「タンジョウビ~」っていじってました。
ということで、コムが前半3トライ、後半2トライで31点、ドコモが前後半1トライずつで14点という結果でした。
それにしても、NTTの全国大会だけあってたくさんの人でした。
この日は、トップリーグのチームのオープン戦がいろんな場所で行われてました。リコーとコカ・コーラは19対10でリコー、NECとクボタは14対5でNEC、サントリーと東京ガスは90対0でサントリー、キヤノン対明治大学は45対7でキヤノン、神戸製鋼と京都産業大学は68対14で神戸製鋼がそれぞれ勝利しました。
FBS杯争奪 リコーブラックラムズ・九州電力キューデンヴォルテクス定期戦 ― 2015/06/25 07:13
先週の土曜日、リコーの砧総合グランドに九州電力キューデンヴォルテクスとの試合を見に行きました。梅雨の晴れ間で、とってもいい天気でした。
今日は、若手中心、今年加入した新人も出場してました。
リコーのキックオフでゲームスタート。
ところが、両チームとも、ゴール前までボールを運ぶのですが、なかなかフィニッシュまで持っていけません。ノッコン、タックルを受けてのノットリリース、細かいミスが多かったですね。微妙に、2人目、3人目のサポートが遅れてるってことですね。このあたり、練習や試合でコンビネーションを合わせていくしかないですね。
そんな中でも、センターで先発した牧田選手とロトアヘア選手の縦の走りがよかったです。写真は、カウンター攻撃を仕掛ける牧田選手とそれをフォローするロトアヘア選手。
ロトアヘア選手はディフェンスもよかったですね。写真は、タックルにはいるロトアヘア選手と、フランカーで先発のルーキーの福本選手。福本選手もよく走ってました。
ところで、ロトアヘア選手、手を抜くところもあって、前半カウンターで九電の裏に出たのに、追いかけていた「プロップ」の選手につかまって、ゴールまで走りきれませんでした。プロップですよプロップ、これ、独走トライのシチュエーションだったのに、残念なプレーでした。
後半、リコーがやっとリズムを取り戻しました。開始早々に14番の松本選手が抜け出て、ゴール中央にトライ。その後、九電にトライを返されてしまうのですが、その後すぐ、ライン際を駆け抜けた牧田選手が技ありのキック、ゴールに転がるボールを自ら押さえて逆転しました。この位置のキック決まればよかったんですけどね、SOの徳永選手、縦に切れ込むランがよかったですよ。
ということで、小さくてよく見えませんが、中央でラインを押し上げているのが徳永選手ですね、手前のフォローはロトアヘア選手と長谷川選手。
牧田選手は一度交代でピッチを出たのですが、再度、ピッチに。最後まで、いい走りでしたね。
とはいうものの、最後はつかまって脚つってましたwww。
まぁ、今シーズン最初の試合なので、まだまだ、出来上がってない感は否めないのですが、上位に食い込むには、コミュニケーションと精度、フィットネスをあげていかないダメですね。
試合は、3トライをあげたリコーが、17対7で九電に勝ちました。
九電の皆さんお疲れ様でした。今年も、トップチャレンジにすすむのを待ってます。
トップリーグの意地を見せたという感じですが、ゲームの精度はいまひとつ、かつ、得点の形がまだできていないって感じでした、秋までに仕上げて欲しいですね。
今週のコカ・コーラ戦は福岡なので応援に行けませんが、来週の近鉄戦は、また応援に行く予定です。