RWC2023 SEMI-FINALS ― 2023/10/26 07:49
いや、2日連続の朝4時起きでの観戦...やっぱ、つらいなぁ。でも、好ゲームはリアルタイムで観たいもんね。
確か、NEW ZEALANDが優勝した2011年大会のQUATER-FINALSで対戦していますね、その時は、10対33でNEW ZEALANDが勝利しています。
まぁ、大方の予想はNEW ZEALAND勝利だと思いますが、力をつけているARGENTINAがどんな戦いを魅せてくれるのかとても楽しみな1戦です。
立ち上がり、元気なARGENTINAがファイトしてたんだけどなぁ、徐々にNEW ZEALANDの圧にプレーの精度が低くなってきたというか勢いがなくなってきちゃいました。というか、確実にNEW ZEALANDが勢いを削いだって感じですね。一方、NEW ZEALANDはいつも通りのプレーで確実に点を積み上げていきました。後半終了間際のペナルティからプレーを切らず、攻撃の手を止めることなくトライを獲りにいったところにNEW ZEALANDの強さを感じました。後半もARGENTINAはファイトを魅せてたんですけどね...NEW ZEALANDの高い壁を超えることができませんでした。それにしてもトーナメントに入ってからのNEW ZEALANDの強さはさすがというしかないですね。でも、後半80分経過後、38点差ある中で最後までプレーを続けたARGENTINAの姿勢が素晴らしかったですね...点差は開いちゃいましたけどいい試合でした。

NEW ZEALANDの決勝も楽しみだけど、ARGENTINAの3位決定戦も楽しみです。
前回大会の決勝戦と同じ対戦となりました。ENGLANDとしては、メダルを首にかけないくらい悔しかった敗戦ですから、なんとしても勝利を収めたいですよね。メンバー23人中半数の12人は前回の悔しさを味わってますからね。
一方のSOUTH AFRICAは、もはや日本代表ですなwww。こちらも23人中、12人が、現、あるいは元リーグワン、トップリーグ参加選手ですからね。
ちなみに、自分はどちらも好きなチームなので、どっちも応援しちゃいますね。正攻法で攻めるENGLANDか、SOUTH AFRICAがひらめきと個々の強さをどう生かしていくかの争いって感じかな。
ENGLANDがプレッシャーを掛けて有利に試合を進めてました。ラインアウトでのプレッシャー、高さのあるランナーを使ったハイパント処理で明らかにENGLANDの方に分がありましたからね。SOUTH AFRICAは、ラインアウトが安定せず、ボールを確保してもモールをうまくコントロールできず、何度もチャンスをつぶされていました。もともとキックを多用したプレースタイルが持ち味のチームなのと、小雨の降る中ということで、ボールを横に展開するという場面がほとんど見られない前半でした。試合内容的には、今一つ面白みの欠けちゃいましたね...。ということで、前半は、ペナルティゴールの得点のみで12対6と6点差でENGLANDがリードして折り返しました。
後半もプレースタイルを変えないENGLANDに対し、ボールを横に動かしだしたSOUTH AFRICA、SOUTH AFRICAは後半ピッチに入ったインパクトプレーヤーが機能しだしました。ラインアウトとスクラムの安定、特にスクラムは何度もENGLANDを凌駕しペナルティを奪ってました。キッキングゲームでは圧倒的にENGLANDでしたが、接点で徐々にSOUTH AFRICAが押し返すようになってきました。FARRELL選手がドロップゴールで9点差とリードを広げたENGLANDでしたが、69分にペナルティーでゴール前まで押し返され、ラインアウトからの展開で、後半入ったSNYMAN選手がこの試合を通して唯一のトライを揚げました、コンバージョンゴールも決まって2点差まで詰め寄ります。最後は、交代出場のPOLLARD選手がENGLAND陣に入ったところからの長い距離のペナルティゴールを決めて1点差の逆転。この点差を守り切ってSOUTH AFRICAが勝利を収めました。

ゲーム内容としては今一つ面白くなかった(ENGLANDの攻撃パターンがね...でも、これもラグビーだからな)けど、始終押されていたSOUTH AFRICAが数少ないチャンスをものにしたって意味では面白かったですな。
ということで、3位決定戦はプール戦の初戦と同じ組み合わせのARGENTINAとENGLAND、決勝はNEW ZEALANDとSOUTH AFRICAという組み合わせになりました。
今週末も楽しみだなぁ...。
RWC2023 QUATER-FINALS ― 2023/10/19 07:20
いやー、四試合ともすごい内容でしたね。正直、結果として勝敗がついているので、それなりに差があったっていうことなんでしょうけど、紙一重って感じでしたからね。

正直、WALESが勝つと思っていたんですけどね...立ち上がりから、WALESの方が仕上がってる感じだったんだけどなぁ...。綺麗じゃなくても、がむしゃらにガツガツ来るARGENTINAが徐々にWALESを追い詰めていきました。前半4点差の10対6でしたからね。そもそも、ARGENTINAのセットプレーが安定していた分、拮抗した闘いになった感じですね。それに加えて、BOFFELLI選手のペナルティゴールで決まったって感じかな。そして、後半締めに入ってきた英雄SANCHEZ選手がWALESにとどめを刺しました。
終わってみれば17対29、それにしても、前半30分頃のビガー選手のゴールが決まってたら、まだ、わからなかったかもですねぇ。

SEXTON選手率いるランキング1位のIRELANDが勝つと思ったんですけどね...。さすが、トーナメントに入るとNEW ZEALANDはギアが1段上がりますな。
とにかく、ディフェンスがエグい、モールの球出しを遅らせる絡みはさすがでした。POTMのSAVEA選手が面白いくらいにジャッカル決めてましたからね。IRELANDもAKI選手の力強い走りで追いあげたんですけどね...。
ラスト5分あまりの37にも及ぶフェイズをミスなく続けたIRELANDもすごかったけどNEW ZEALANDもカッコ良かったなぁ。1トライの4点差を守りきったNEW ZEALAND、本当にカッコ良かった。
それにしても、ランキング1位のIRELANDをしてもベスト4の壁は高かったってことですね...。

序盤から激しかったですねぇ、フルバックのSMITH選手の流血がしそれを物語ってました。両チーム、フィジカルでバチバチ体を当ててました。FIJIは、ハンドリングが上手いチームってイメージだったんだけど、フィジカルの強度もさすがベスト8って感じでした。あのITOJE選手やLOWE選手を仰向けに倒してましたからね。FIJIは、外してしまった3本のペナルティゴールが決まっていたら、もう少し余裕を持ってプレーできたんじゃやないかなぁ...というか、勝ってたよね。
それにしても、FIJIのラグビーはカオスな感じで面白い、そして、後半60分以降からのFIJIの追い上げはすごかったですね、JAPANもこれくらいフィジカルの強度が上がればベスト8以上も夢じゃないですよね。
でも結局、キックの精度とディシプリンに泣いたってことですな。

ロースコアの展開になると思ってたんですけどね、まさかこんな展開になるなんてね。
両チームともとにかくアグレッシブに攻めて3トライずつ奪って、前半終了間際まで同点、最後はエツベツ選手のペナルティでペナルティゴールが決まって22対19で折り返し、あっという間の40分でした。フォワードの選手が5ポインターになったFRANCEと、両ウイングを含むバックスが獲ったSOUTH AFRICA、対照的だけどチームの強みを遺憾なく発揮している両チームでした。
後半、FRANCEが押していてSOUTH AFRICA陣で試合が継続する時間が長かったけど、強固なディフェンスでSOUTH AFRICAが押し返して、しかも、後半投入されたSNYMAN選手、SMITH選手、DE KLERK選手、POLLARD選手、LE ROUX選手と異次元のリザーブ陣(無茶苦茶豪華な顔ぶれです)が活躍して逆転、最終的に1点差で勝利を収めました。正直、どちらが勝ってもおかしくない素晴らしい試合でした。
それにしても、SMITH選手エグすぎる。すべてのポイントに顔を出して、無茶苦茶仕事(ボールに絡む)してましたからね。ホント、たくさんのSOUTH AFRICAの選手が日本でプレーしていて生で見ることができるなんて、マジ、ラグビーファンとしては、幸せ以外の何物でもありませんな。
ということで、SEMI-FINALは、ARGENTINAとNEW ZEALAND、ENGLANDとSOUTH AFRICAの対戦となりました。ENGLANDとSOUTH AFRICAは前回のFINALの再現ですね、ENGLANDはリベンジしたいって感じかなぁ。ARGENTINAは2015年大会以来のベスト4、相手がNEW ZEALANDなので、簡単ではないと思いますが頑張って欲しいなぁ...とか言いながら、自分の予想は、NEW ZEALANDとSOUTH AFRICAがFINALに進むなんだけど、どうなるのかなぁ...。
それにしても、毎週末朝6時まで生観戦は体にこたえるな...。
RWC2023 JAPAN vs ARGENTINA ― 2023/10/09 07:44
決勝トーナメントに進むには、どうしても負けられない1戦。
対戦成績はJAPANの1勝5敗、一番最近の対戦は2016年の11月、20対54で完敗でした。ちなみに、今のメンバーでこの試合に、HORIE選手、LEMEKI選手、MATSUSHIMA選手の3名が出場してました。スーパーラグビーのSUNWOLVESとJAGUARESでも対戦があって1勝2敗の戦績。ランキングもJAPANが12位でARGENTINAが9位と、ちょっと分が悪いですがどうしても勝ってもらわないとね。
JAPAN
01 KEITA INAGAKI
02 SHOTA HORIE 〇
03 JIWON GU
04 JACK CORNELSEN
05 AMATO FAKATAVA
06 MICHAEL LEITCH
07 PIETER LABUSCHAGNE
08 KAZUKI HIMENO ◎
09 NAOTO SAITO
10 RIKIYA MATSUDA
11 SIOSAIA FIFITA
12 RYOTO NAKAMURA
13 DYLAN RILEY
14 KOTARO MATSUSHIMA 〇
15 LOMANO LEMEKI 〇
16 ATSUSHI SAKATE
17 CRAIG MILLAR
18 ASAELI AI VALU
19 WARNER DEARNS
20 AMANAKI SAUMAKI
21 KENTA FUKUDA
22 RYOHEI YAMANAKA
23 JONE NAIKABULA
ARGENTINA
01 THOMAS GALLO
02 JULIAN MONTOYA ◎ 〇
03 FRANCISCO GÓMEZ KODELA
04 GUIDO PETTI PAGADIZABAL 〇
05 TOMAS LAVANINI
06 PABLO MATERA
07 MARCOS KREMER
08 JUAN MARTIN GONZALEZ
09 GONZALO BERTRANOU
10 SANTIAGO CARRERAS
11 MATEO CARRERAS
12 SANTIAGO CHOCOBARES
13 LUCIO CINTI
14 EMILIANO BOFFELLI
15 JUAN CRUZ MALLIA
16 AGUSTÍN CREEVY 〇
17 JOEL SCLAVI
18 EDUARDO BELLO
19 MATIAS ALEMANNO 〇
20 PEDRO RUBIOLO
21 LAUTARO BAZAN VELEZ
22 NICOLAS SANCHEZ 〇
23 MATÍAS MORONI 〇
NAGARE選手は間に合わなかったんだね...でも、SAITO選手がSAMOA戦でいいゲームコントロールしてましたからね、あと、FUKUDA選手にも活躍してもらいたいですからね。で、JAPANのフォワードはベストのメンバーってことなんですよね。GUNTER選手やカッキーにもチャンスがあっても良かったと思うんだけどなぁ...。バックスは久しぶりのFIFITA選手の先発は、フィジカル勝負に対する作戦ってことですな。で、LEE選手じゃなくてYAMANAKA選手をリザーブに入れてきたのもそういうことがあるのかなと、うまくはまるといいんですけどね。
接戦になると思うけど、松田選手のゴールキックがはまってきているので、ARGENTINAをイライラさせれば、勝機があるような気がしますね。
ちなみに、名前の後ろの 〇印の選手が2016年に対戦しているメンバー、その時は正直ぼろ負け(JAPAN2トライに対し、ARGENTINA7トライですからね、後半20分から3トライも奪われてますから)、決勝トーナメントに進むためには負けられない試合だけど、この時のリベンジもしたいですよね。
やったねー、FAKATAVA選手、逆転の技ありトライ!ウイングもできるロックはやっぱり強いよね。ラインの大外でボールをもらって、ARGENTINAの裏にボールを蹴って自ら取ってそのままゴールラインを越えて中央寄りにトライを決めました。MATSUDA選手のゴールも決まって同点。いや~、開始1分でトライを奪われちゃったときはどうなるかと思ったけど、JAPANも負けてなかったですね。
案の定、試合運びは、フィジカルでガツガツくるARGENTINA、それを粘り強いディフェンスで押し返すJAPANってかたちでした。ポイントでJAPANは差し込まれる場面が多かったのですが、ARGENTINAはボールが出ても有効なゲインができていませんでした。

とはいえ、JAPANのミスにしっかり対応してトライまでもっていくあたり、ARGENTINAはやっぱりさすがです。前半2本のARGENTINAのトライは、あきらかにJAPANのミスからですね。キック処理とディフェンスのミス、やっぱり付け込まれますよね。
まぁ、JAPANもFIFITA選手の縦のランにフォローしたSAITO選手が5ポインターとなって前半は、14対15の1点差で折り返し。

後半もJAPANはファイトしてたんだけどなぁ...取られたら取り返すという展開。後半6分、JAPANのミスからトライを奪われて8点差とリードされてしまいました。これをMATSUDA選手のペナルティゴールと、LEMEKI選手のドロップゴールで点差を詰めるJAPAN、前半もそうでしたが、後半もヒリヒリする試合内容で、追いついては離されるという展開。後半15分にNAIKABULA選手のトライで再び2点差まで追いつきましたが、結局、 その後にトライとコンバージョン、ペナルティで得点され、最終的に12点差を付けられて27対39でノーサイドとなりました。
最後までハラハラドキドキな試合内容でしたが、JAPANは格上相手にあと少し、ほんの少し届きませんでした。
課題はバックスとモール、ハイパント処理、フィジカルで向かってくる相手へのタックルかな...スクラムは互角に組めるようになったけど、凌駕するまでに行きませんでしたね。とはいえ、前回のワールドカップ以降、勝利に恵まれず苦しんできたJAPANは、格上相手にここまでの試合をこの大一番でできるようになったのは賞賛すべきだと思います。だって、試合のスタッツを見るとほぼ互角ですからね。
さて、プールで3位となったJAPAN、決勝トーナメントに進むことはかないませんでしたが、次回2017年のオーストラリア大会の出場を決めることができました。おそらくLEITCH選手やHORIE選手はいないかもしれないけど(いや、LEITCH選手はいるかな...)、DEARNS選手、FAKATAVA選手、SAITO選手、OSADA選手ら育ってきている若手が今回以上の結果を残してくれると信じています。いや、マジ、本当に勝てなかった頃のJAPANを観てきたオールドファンからすると、2015年からのJAPANの成長ぶりは夢のようです。で、次回は夢を現実にして欲しいなと勝手に思ってます。
JOSEPHヘッドコーチのJAPANの活動はこれにて終了、本当にお疲れさまでした。
タクシー ― 2023/10/08 07:50
都心に住んでいることもあって例の応援タクシーを頻繁に見かけます。
これは、家の近所に止まっていた赤白タクシー。6番なのでリーチ選手ってことですな。

銀座では、12番、中村選手ですね。
このデザインのタクシーは、15台しか走ってないのでかなりレア。ちなみに、自分は、6番と12番以外では、5番、11番、14番が走っているところを目撃したことがあります。

Go With The Braveタクシーもかなりの頻度で見かけます。というか、これは実際に乗ったんだけどね。こちらは100台走っているそうです。

自分が乗ったのは、ガンター選手、下川選手、レメキ選手でした。

ということで、プール戦の残りはARGENTINA戦、こちらも全力応援しますよ!
RWC2023 JAPAN vs SAMOA ― 2023/09/29 06:20
早朝観戦しました。
やっぱ、4時からのキックオフだと、その日一日中眠い!日中、ちょっと気を抜くと
気を失ってるからね...欧州開催のワールドカップはマジ眠いぞ...。
ということで、JAPANにとってもSAMOAにとってトーナメント進出には負けられない一戦。まぁ、この2チームだけではなくARGENTINAもですけどね、まるでノックアウトステージみたいな感じですな。
両チームのラインアップは以下。
JAPAN
01 KEITA INAGAKI
02 SHOTA HORIE
03 JIWON GU
04 JACK CORNELSEN
05 AMATO FAKATAVA
06 MICHAEL LEITCH
07 PIETER LABUSCHAGNE
08 KAZUKI HIMENO
09 NAOTO SAITO
10 RIKIYA MATSUDA
11 JONE NAIKABULA
12 RYOTO NAKAMURA
13 DYLAN RILEY
14 KOTARO MATSUSHIMA
15 LOMANO LEMEKI
16 ATSUSHI SAKATE
17 CRAIG MILLAR
18 ASAELI AI VALU
19 WARNER DEARNS
20 KANJI SHIMOKAWA
21 KENTA FUKUDA
22 SEUNGSIN LEE
23 TOMOKI OSADA
SAMOA
01 JAMES LAY
02 SEILALA LAM
03 PAUL ALO-EMILE
04 STEVEN LUATUA
05 THEO MCFARLAND
06 TALENI JUNIOR AGAESE SEU
07 FRITZ LEE
08 SA JORDAN TAUFUA
09 JONATHAN TAUMATEINE
10 CHRISTIAN LEALI'IFANO
11 BEN LAM
12 ALAI D'ANGELO LEUILA
13 TUMUA MANU
14 ED FIDOW
15 DUNCAN PAIA'AUA
16 SAMA MALOLO
17 JORDAN LAY
18 MICHAEL ALAALATOA
19 BRIAN ALAINU'U'ESE
20 ALAMANDA MOTUGA
21 MELANI MATAVAO
22 NERIA FOMAI
23 DANNY TOALA
JAPANは今回もほとんどメンバーの入れ替えはなしですね、SAMOAの強力フォワードに対抗するべくGUNTER選手の投入や、前回の試合で傷んだGU選手の代わりにHALASILI選手かKAKINAGA選手の投入があるかと思ってたんですけどね。バックスもFIFITA選手当たり出してくるかと思ったのですが...OGURA選手も出番無いのかなぁ...。
先制トライはJAPAN。LEMEKI選手がタックルを受けるも大きくゲインしてSAMOAゴール前に、最後はモールからのボールをLABUSCHAGNE選手がゴールラインの向こう側へ押さえて5ポインターとなりました。コンバージョンも決まって7点のリード。

その後、JAPANは自陣にいる時間もありましたが、再度SAMOA陣に入ると、再びLEMEKI選手が大きくゲインして、最後はLEITCH選手がトライしました。前半は、トライを獲ったこの二人が攻守ともに目立ってました。

SAMOAはやっぱりフィジカルでガツガツくる感じ、ラインアウトのモールは押してくるし、スクラムもプレッシャーを掛けてきます。これにスクラムハーフのTAUMATEINE選手のトリッキーな動きでJAPANをかき回すって感じですね。前半36分過ぎのラインアウトモールからのトライは、そんなSAMOAの強みが出たところですね。
前半は、両チームともペナルティゴールを決めて、17対8のJAPANリードで折り返しました。
後半もJAPANが押し込んでました。SAMOA陣で試合を進めてた時間が長かったと思います。SAMOA陣で、LABUSCHAGNE選手に対するLAM選手のハイタックルのペナルティーからJAPANの流れが出てきました。SAMOA陣ゴール前のラインアウトから今度はJAPANがモールで押し込んでトライを奪いました。この後のコンバージョンは決まらなかったのですが、その後、再度ペナルティーがあって、ペナルティゴールを決めて3点追加しました。

JAPANは夏のゲームに比べるとタックルも良くて、かつSAMOAのフィジカルにも負けてなかったので、コンテストキックが上手く機能していたと思います。なにせ、SAMOAの84回に対して倍以上の184回のタックルをしていますからね。成功率が75%とちょっと低いのが気になりますが、それだけSAMOAの圧が強かったけどJAPANも耐えていたってことですね。
とはいえ、SAMOAも負けてなくて、後半もフレッシュな交代選手がフィジカルでゴリゴリ来る展開、下手にボールを渡すとフィジカルで前に出てくるって感じで、後半65分、78分にトライを奪われてしまいました。28対22、ワントライワンゴールで逆転もありうる展開。
残り10秒でJAPANのペナルティ、SAMOAボールのラインアウトを守り切り、JAPANが逃げ切りました。それにしても、最初は余裕だったけど、最後はハラハラドキドキでした。

終わってみれば、両チーム3トライ、2コンバージョンで互角、最後は、ペナルティゴール2本の差の28対22ですからね。正直なことを言うと、4トライのボーナスポイントを獲って勝利したかったところですけどね、あと、7点差以内の敗戦のボーナスポイントをサモアに与えちゃったのもね...とはいえ、勝利は勝利ですからね、ここは素直に喜びたいと思います。
次はARGENTINA、こちらもフィジカルで来るチームだけど勝ってトーナメント進出してもらいたいです。