RUGBY WORLD CUP New Zealand 2011 ― 2011/09/27 22:08
今日、JAPANのWorld Cup 2011年大会が終了しました。
「今回は」と期待していたのですが、前回と同様、3敗1分けで全ての試合が終了し、念願の2勝目はまた、次の大会までのお預けとなってしまいました。
やはり、ここ一番での力の差が出ますね。この大会にかける意気込みの差だけではないとは思いますが、JAPANには何かが足りないような気がします。それは、初戦の2試合が世界ランキング1位のニュージーランドと4位のフランスとの試合が組まれていて、主力が早々に傷んでしまったということだけが原因ではないような気がします。
ランキングの近い国に、なぜ、World Cupで勝てないのか?ギリギリのところで勝負しなければならないときに、なぜ、競り勝てないのか?ここを乗り越えない限り、World Cupでは勝てないような気がします。
ゲームプランも今一、ちぐはぐだったような気がします。特に自陣22Mからのアタックなど、なぜ地域を稼ぐことを考えないのか、ルールが変わってクイックスローができるようになったからと言っても、Rugbyは、陣地取りのゲームです。いかに、ボールを敵陣に運んで、点を取るかというゲームです。どうもそのあたりの意思統一というか、ゲームの組み立てが、中継を見てても感じることができませんでした。
スピードがJAPANの持ち味といっても、世界のトップチームのスピードはどんどん上がっています。JAPANがそのことに慢心しているようであるならば、世界との差は縮まるどころか広がっていくばかりだと思います。
ランキングの近い10位台のチームの力の差は、ほとんどないと思います。ここから、どう抜けていくかがこれからの正念場だと思います。力の差が無いからこそ、ここから抜け出すのは並大抵のことではないと思います。8年後の日本大会で恥ずかしい試合をしないように、次の4年後の大会を見据えて代表の強化に取り組んでもらいたいと思います。
ファンは、諦めてません。これからも、応援し続けます。
September/10 France 47 - 21 Japan
September/16 New Zealand 83 - 7 Japan
September/21 Tonga 31 - 18 Japan
September/27 Canada 23 - 23 Japan