トップリーグ 2011-2012 第10節2012/01/15 18:07

 秩父宮にいってきました。
 
 今日は、第一試合が、「リコーブラックラムス」対「NTTコミュニケーションシャインニングアークス」、第二試合が、「サントリーサンゴリアス」対「近鉄ライナーズ 」でした。近鉄は今季初の秩父宮で、かつ、秩父宮FMで上田さんが言ってましたが、今年は、日本選手権が秩父宮では行われないとのことなのでプレーオフにあがってこない限り今日が最後の秩父宮です。今期は好調だったので、もう少し秩父宮で見たかったですね...。
 前節まで、8位(リコー)、9位(NTTコム)と均衡しているチームの対決です。先行したのはNTTコムでしたが、リコーも取り返し前半はリコーのリードで折り返しました。
 今日は、両チームとも外国人選手の活躍が目立ってました。FBで先発のリコーのエリソン選手は何度もたてに大きくゲインしてましたし、ノヌー選手は鋭い立て突進で、2回トライを上げてました。ノヌー選手のパスではなくて、こういったパラフルなプレーが見たかったので面白かったですね。リコーのハスキル選手もこれぞ、3列というプレーを随所に見せてくれました。一方、NTTコムは、ロックのロス選手、フランカーのクロフォード選手が何度も裏に出て、オフロードパスで上手くパスをつないでいました。
 ボールがよく動いて面白い試合でした。残念だったのは、応援していたリコーが前半のリードを守りきれず、後半25分くらいからバタバタと追いつかれ試合をひっくり返されてしまったことです。最後はノヌー選手がトライをあげて同点になりましたが、リコーのフォワード走れてませんでしたね。タイムアップのホーンがなった後も両チームとも最後まで点を取りに行ったのですが、NTTコムは2本のペナルティーゴールの失敗がいたかったですね。リコーは辛くも逃げ切ったという感じになってしまいました。
 リコーは、中だるみがまだ抜けませんね。上位を狙うのには、ここを修正しないと厳しと思います。いい選手がそろっているのでもう一頑張りしてほしいです。

 リコーブラックラムズ 33点 VS
         NTTコミュニケーションシャイニングアークス 33点

 この試合も、やっぱりキーになったのは外国人選手でした。
 サントリーはスタンドオフのデュプレア選手、フランカーのスミス選手が本当によく働いてました。後半14分のスミス選手のトライなんか、秩父宮FMの上田さんは「ごっちゃんトライ」といってましたが、これぞフランカーという動きでのトライですからね。
 ということで、サントリーはもう完璧といってもよいほど攻守にアグレッシブに動いていて、見ていていつも思うのですが、このチームの選手はスタミナがあるなと...。ボールが動き続けている限り動き続けるというプレースタイルなので、全員、本当によく走ります。前半近鉄は無得点、近鉄はボールをまわしても前に進めず、後退するという場面が何度も見られました。まぁ、バックスの選手がボールをもらうときに動いていないので、前に進めるわけがありません。サントリーのプレッシャーがきついということなんでしょうが...。
 近鉄も後半になり、元オールブラックスのギア選手が入って流れが変わりました。ラインにボールをまわすと前に進めないという状況はあまり変わらないのですが、ギャップをついて前に出れるようになり、後半は、近鉄のペース。後半だけで見れば、近鉄が4トライの26点、サントリーは2トライの12点という結果でした。
 サントリーも日和佐選手を投入しペースを変えようとしたのですが、近鉄有利はあまり変わりませんでした。まぁ、日和佐選手が入るとスピードアップすることは確かですね。
 近鉄は前半からこのメンバーでこのペースでいければもう少し競った試合になっていたかも知れません。しかし、サントリーは選手層厚すぎだな....。

 サントリーサンゴリアス 43点 VS 近鉄ライナーズ 26

<おまけ1> リコーのジェームス・ハスケル選手
 今日は、試合時間が長かったので、試合の間で捕まえられず、第二試合のハーフタイムにクラブハウス前で撮らせてもらいました。右足首アイシングしてましたが、大事で無ければよいのですが...。やっぱり「手」大きかったですね。気さくな感じでしたよ。

<おまけ2> リコーのマア・ノヌー選手
 ノヌー選手の人気はすごいですね。サインや握手を求めるファンの声がすごかったです。立ち止まると大変なことになりそうな感じで、足早に出口に向かわれてました。後ろにNTTコムの栗原選手が写ってますね。

<おまけ3> リコーのタマティ・エリソン選手
 やさしい感じで応対してもらいました。額の傷は今日の試合のものです。「今日のプレーよかったです!」といったらニコっとしてくれました。