天后廟 ― 2012/09/16 00:51
ちょっと、用があって「銅鑼湾(Causeway Bay)」に行ってきました。以前なら、地下鉄を使っていたのですが、香港での生活にもなれ、今日はバスで。で、バスの終点が「天后」だったので、そこまで行って、駅名の由来になっている「天后廟」によってきました。香港にはこの「天后廟」がいろんなところにあります。このブログでも、油麻地やStanleyのものを紹介しましたね。ここは、海の守り神「媽祖」を祀っている道教のお寺です。
立派な門があり「公園」と書いてあります。
坂の途中にあるので、階段を上っていくと...ん~、公園っぽいかな。木陰で、読書やiPhoneをいじりながら休んでいる人が何人か。そういえば、香港はここ数日ちょっと、暑さが和らいで、ちょっとすごしやすい陽気になっています。
廟の入り口です。
中に入ると、天井から渦巻状の線香がぶら下がっていて、部屋の中が線香の香りで充満しています。線香は、油麻地のほうが多かったような気がします。
左右に、龍と...
虎のレリーフがありました。中国っぽいですね。
屋根の龍がかっこよかったので、撮ってみました。後ろのマンションとの対比がいい感じです。
裏側から見た屋根です。ちょっと分かりづらいですが、小さな人形がたくさん装飾されています。
廟の裏にあった建物。ちょっと、かわいかったので撮ってみました。「香港紅卍会」という、中国の道院という宗教組織の香港支部だそうで、赤十字のような活動をしているそうです。
本来の目的地は銅鑼湾だったので、歩いて向かったところ、ビクトリアパークの対面になにやら立派な建物が...。
香港中央図書館です。正面玄関前に地球が回ってました。この建物も格好いいですね。
用を済ませて、今日はトラムにちょっとだけ乗ってみました。銅鑼湾から金鐘(Admiralty)まで、ほんの15分くらいでしょうか。今回の香港滞在で初になります。
なかなか、風情のある乗り物ですな。
香港っぽい乗り物ですね...。
大仏にリベンジ ― 2012/09/17 18:42
ここのところ、いい陽気が続いています。朝、起きたら、いい天気なんで、ベランダから海側と街側の写真を取りました。海側は、台風のときに船が逃げるシェルターになっています。
街側は...。ちょっと殺風景ですかね?
で、今日は以前曇っていて見られなかった大仏に、リベンジすることにしました。
もちろん、高いけど、待たなくていいという利点でクリスタルキャビンのケーブルカーに。
足元はこんな感じです。左足の横の車、分かりますでしょうか?
山頂駅に近づくと、大仏が見えてきます。真ん中のちょっと出っ張っているのが大仏です。晴れてると、こんな風に見えるのね...。
山頂のロープウェー駅前の広場です。4月29日のブログと比べていただくとその違いが分かると思います。
こんな感じで大仏が見えるんですね。
山門と大仏です。
4月29日のブログの写真では、何も見えていませんが、階段の上には大仏が見えます。
ひたすら、階段を上ります。
このあたりまで来ると、結構、息が上がります。
到着。とても、穏やかでやさしい顔をされている仏様です。
大仏様の周りの像も気持ちよさそうです。
上から見ると、寶蓮寺まで、見渡せるんですね。
大仏様の背中です。
上から見るとこんな感じ。
寶蓮寺の山門も色鮮やかに見えます。
中国の寺院は、原色を使っているので、明るい日の下のほうが映えますね。
ということで、今日は、バッチリ大仏様を見ること(正しくは、拝顔するですね)ができました。この後、大澳(Tai O)まで足を伸ばしたのですが、それは、明日に。
帰りのロープウェーから下を見ていたらかなりの引き潮。ひょっとして、潮干狩りなんてしてたりしてと思って見ていたら、なんと、猟師さんがたくさん。
小さな白い点が猟師さんです。きっと、干潟にいる貝やカニなんかを取ってるんでしょうね。
大澳 ― 2012/09/18 19:43
大仏様も見ることができたので、今日は、足を少し伸ばして、ランタオ島の西部にある「大澳(Tai O)」まで行ってきました。大仏のある昂平からバスが出てるので、それを利用しました。ちなみに、地下鉄の東涌駅からもバスが出ています。
観光バスのようなこのバスで、20分くらいひたすら山道を海に向かいます。
バスターミナルの前にあるモニュメントです。
日本でも見たことのあるような景色です。
東京の近場で言うと、江ノ島、三崎、ちょっと足を伸ばして小田原という感じでしょうか?
乾物や、海の食材を扱う店が道の両側に並んでいます。下の写真の茶色いのは、魚の浮き袋ですね。
生鮮もいます。街中の市場とあまり変わりませんけどね。
なんて、ここまでは、どこにでもある、小さな観光漁村じゃない?と思ってぶらぶらしていたのですが、この道を抜けると橋があるので、そこまで行ったところ。
眼前に広がる世界が一気に変わりました。小さな小さなその橋の上から見る風景は日本では見たことの無いものでした。
水上家屋です。しかも、いろんな形のものがあって、どれもみな、かわいいし、美しい。これを見るだけでも足を伸ばした甲斐がありました。
橋を渡るとまた、道の両側にずらりと店が並んでいます。
道を抜けた先がちょっとした広場になっていて、ここにも廟がありました。左の大きいのが「關帝古廟」、右が昨日も見てきた「天后古廟」です。海が生活に根付いていたんですねぇ、香港って。
こんな感じで、本当にさまざまな形の水上家屋が並んでいます。ちなみに、英語のパンフレットには「Stilt Houses」と書かれていました。「竹馬家屋」ですね。
水路沿いにずらっと並んでいます。絵になりますね。
ここの水路を越えるのに橋が2つあります。バスターミナルから遠い橋を渡ると、お店なども見られなくなり普通の家庭が道沿いに並んでいます。時折、家が建っていないところがあるのですが、そこからは下の写真のような景色を見ることができます。
道沿いには、魚が干してあったり、
卵が干してあったりします。魚の頭の覆面はなんでしょう?卵は何を作るのかなぁ?
道で、親子が干物を売ってました。縁日の、のしスルメ売りみたいな感じです。
1枚HK$15(約150円)、火であぶって、ちょっと甘いタレをつけてくれます。しかも、食べやすいように小さく切ってくれます。
イカの干物を食べながらぶらぶら歩いていくとまた廟がありました。この廟の名前は控えてくるのを忘れてしまいました。この廟の前の木陰で、おじさんがパパイヤらしき果物を売ってました。
ここは、ピンクイルカ(シナウスイロイルカというやつらしい)を見るツアーなるものがあるので、参加することにしました。船着場にいるお兄ちゃんに「本当に見れるの?」と聞いたら「見れる!見れる!」との返事。まぁ、20分でHK$20なので、見られるわけ無いだろうと思いつつ、とりあえず話の種にと...。
船頭のおじさん、結構飛ばします。
で、まずは、「将軍岩 General Rock」なるものを見せてくれました。武将が山に寄りかかっているように見えるということで、この名前がつけられたそうです。写真では分かりづらいですね。でも、それらしく見えましたよ。
で、肝心のイルカはどうなったかというと、見られるわけありませんよね、そう簡単に...で、あっという間に船着場に、一緒に船に乗ってた客も、「あれあれ?」って感じでしたが、HK#20ですからね。まぁ、こんなもんでしょ。
ところで、ここで、かなり面白いものをたくさん見つけたので、それは、明日のブログで紹介します。
大澳 キッチュ&シュールなものたち ― 2012/09/19 19:48
昨日の続きです。
大澳で見つけたちょっと、キッチュでシュールなものたちです。
まずは、干物屋にぶら下がってました。隣の男性と比べて、その大きさが分かりますよね。紙が貼ってあって「写真撮って」って書いてありました。このサイズ、エイかな?サメかな?
島側の商店街の真ん中辺りにありました。家の周りにこんな感じのものがたくさん並べられてます。ブーツに「孖生姉妹」(双子の姉妹という意味でしょうか?)と書いてありますが、誰?
白雪姫と七人の小人です。かなりシュールな仕上がりです。写真では、分かりませんが、白雪姫が笑っているのですが、どう見ても、出っ歯にしか見えなかった...。
この家の横の筋を入っていくと、壁には、こんなものが。「ウサギのママ」って、そんな物語かなんかあるのでしょうか?
で、その先にはこんな文字が。そういう意味ではないのだと思いますが。日本人が見ると、ちょっと笑っちゃいますよね。
最後に、湿地帯の道の脇で見つけました。
いや、その、どこから出ればいいのよ。
これ以外にもいろいろあるかも、そんなのを、大澳に探しに行くのもいいんじゃない?
中秋節 ― 2012/09/22 16:21
まもなく、中秋節です。
ということで、マンションのクロークにこんな装飾がしてありました。お月見といえばやっぱりウサギなんですね。ちょっと、目のあたりがリアルで怖いです。
手前の茶色いものは「月餅」。この時期、お菓子業界はこの月餅を前面に打ち出していて、ショッピングモールや地下鉄のコンコースに特設売り場がたくさん出ています。
上には、金魚のランタン。
15年位前に、九龍公園で、ランタンを持った人たちがたくさんいたのを見て、壮観だったのが印象に残っています。
尖沙咀のプロムナードでは、大きなランタンが展示してあるらしい、今度のお休みに見に行ってみようっと。