香港ラグビー プレミアシップ 第6節2012/11/10 23:41

 King's park sports groundに行ってきました。

 今日は、King's parkを拠点にしているTigersとKwoolonの試合がそれぞれ行われました。
 1試合目はTigers vs Hong Kong Cricket Clubでした。
Tigers vs Hong Kong Cricket Club
 立ち上がりから両チームとも厳しいディフェンスでなかなか点が入りません。前半の20分過ぎに、最初にトライしたのはHKCCでしたが、Tigersもすかさず取り返すと一進一退の試合運びと、最初は接戦でしまったいい試合だったのですが...。
 前半の終わりのほうからTigersの動きがちょっと悪くなってきました。というか、モール、ラックでのノッコンを取られる回数が増えてきて、外から見た感じでは互角の勝負をしているように見えたのですが、きっと、ボールにしつこく絡まれてるんでしょうね、良い球出しもできなくなってきました。
 後半になると、HKCCの一方的な展開で、後半だけで見るとTigersは0封。後半は足も止まっていた感じでしたね。HKCCは何度もモール、ラックのターンオーバーで、トライをあげていました。
そんなこんなで、ちょっとがっかりの
Borrelli Walsh Tigers 10-46 Leighton Asia HKCC
これで、Tigersはまたひとつ順位が下がって4位、勝ったHKCCが3位に浮上しました。

 香港代表のRowan選手もいいとこを見せることができませんでしたね。代表で一緒の相手のTom McQueen選手と試合中になにやら話してましたけどね。

 2試合目はKowloon vs Hong Kong Scottish。
 両チームとも試合序盤から、かなりエキサイトしていました。あわや、乱闘という感じのシーンが何度も見られました。そして、試合開始20分くらいに、Scottishにはイエローカード、Kowloonにはレッドカードが出てしまいました。結構、競った感じで、いい感じの試合だったんですけどね...とにかく、ラインアウトでは両チームとも一歩も引かずなかなかマイボールを確保できなかったりね...こりゃなかなか点は入らないんじゃないかななんて思っていたら、あれよあれよとKowloonが得点を重ねていきます。
 レッドカードが出て1人少なくなってからのKowloonの試合運びがすごいの一言に尽きます。ディフェンスで何度もゴールを背にしながら結局、トライを許さず、取られたトライは1つで、これはラインにきれいにまわされて人が余ったから。
とにかく、ラック、モールは必要最小限、倒れてもすぐ起き上がりフォローに回るというプレーを全員が心がけているのが良く分かりました。スタンドオフとセンターからのキックも良く機能していました。現在、順位は2位、順位を上げるには、全勝のHong Kong Football Clubにリベンジするしかありません。いけるような気がしますけどね。

 試合結果は上のようになりました。でも、ホームページではKowloonの得点が30点になってました。ちなみに1試合目のHKCCの得点は48点、何でだ?
 
 ところで、スクラムハーフのCado Lee選手も香港代表。彼はものすごくやわらかく、正確なパスを投げます。一度、パスを受けてみたい...。

 今日はすごい湿気でした。グランドの周りのクッションバリアーには結露、試合球は雨も降ってないのに濡れてました。さすが香港...。