2014体操ワールドカップ・東京大会2014/04/07 07:07

 先週の土曜日、東京体育館に行ってきました。

 今回は、ラグビーではなく、「2014 体操ワールドカップ・東京大会」です。
2014体操ワールドカップ・東京大会
 内村選手の競技を生で見ておきたいという奥様と二人で行ってきました。
2014体操ワールドカップ・東京大会
 自由席なので、良い席を確保したいという奥様のリクエストもあり、開場時間に合わせて会場に...自分が思っていた以上に観客が並んでました。
2014体操ワールドカップ・東京大会
 実は東京体育館は初めてなんですよね...お隣の競技場には何度も足を運んでいるのに...。
2014体操ワールドカップ・東京大会
 で、会場内は写真撮影不可なので、試合開始前にちょっとだけ...。
2014体操ワールドカップ・東京大会
 このワールドカップ、世界大会の上位8名による決戦競技会で年4回行われ、各大会の優勝者のほかに年間優勝者が決まります。男子は、ゆか、あん馬、吊り輪、跳馬、平行棒、鉄棒の6種目、女子は、跳馬、段違い平行棒、平均台、ゆかの4種目で競技が行われます。
2014体操ワールドカップ・東京大会
 ということで、競技が始まってから終わるまでの4時間、あっという間でした。8名で、順に競技を行っていくので、目が離せません。種目数の多い、男子の競技からスタートし、女子の競技がスタートしてからは、交互に競技が行われます。

 今回は、日本の(世界のかな?)エース内村選手、若手のエース加藤選手が参加、その他世界のトップ選手が競技を行うのですが、正直、なめてました。体操、面白いです。1分あまりの演技の中にその面白さのすべてが凝縮されています。競技の前に練習があるのですが、その練習では、華麗に技を決める選手たちも、本番になるとミスをします。最初は、きっと簡単に凄い技を決めるんだろうなぁと思って見ていたのですが、徐々に緊迫感のある競技の深さにはまってしまいました。世界のトップ選手でもミスするんだなと、それだけ、強烈な集中力と、日々の努力の集大成を見せてくれているんだということをひしひしと感じることができました。
2014体操ワールドカップ・東京大会
 優勝は、もちろん内村選手。とにかく、どの競技も完璧の演技でした。とにかく、美しい。他の選手たちにリスペクトされてるのも分かります。鉄棒のフィニッシュのF難度の技、「フェデルチェンコ」、何をやってるのか素人目には何をやっているかさっぱりわかりませんでしたが、とにかく美しい、凄いの一言でした。
 一方、加藤選手は、鉄棒の「カッシーナ」で落下していまい惜しくも3位、内村選手は、試合後のインタビューで「凌平にカッシーナの手本を見せてあげようと思った」って言ってましたね。
 2位はドイツのハンビュヘン選手。このハンビュヘン選手、日本の選手たちと一緒に練習しているので、仲が良いそうで、このあと、1週間程度、日本に滞在して練習していくそうです。
 
 競技だけ見るのであれば、テレビのほうが見やすいのですが、その場で見るのはやっぱり違いますね。スポーツといえば、ラグビーしか生で観戦したことはなかったのですが、体操も面白い。また、大会があったら見に行こうっと。