超高速!参勤交代2014/06/26 07:04

 いや~、面白かったです、「超高速!参勤交代」。

 時は、八代将軍吉宗の時代、福島の弱小藩の湯長谷(ゆながや)藩に、江戸からの参勤交代から帰った日に、再度5日以内に江戸への参勤交代の命が下るというお話。通常は8日はかかる道中、また、参勤交代から帰ったばかりで資金もない、そんな中で藩主の内藤政醇(まさあつ)公とその家臣たちがその難題にのぞむんですね。そこには、江戸家老松平信祝(のぶとき)の策謀があって...、と、あとは映画を見るか、原作を読んでください。

 とにかく、面白い、ちょっと、役者の演技が臭いというか大げさなので、映画というよりは、演劇を見ている感じですが、それもこの映画の面白さのひとつだと思います。勧善懲悪ものなので、安心してみていられるのもいいですね。
超高速!参勤交代
 主人公を含む関係者が一人も死なないって言うのもいいかも、義理人情もちりばめられ日本人好みの映画だと思います。そういえば、観客の年齢層が高かったなぁ。ちなみに、お話自体はフィクションですが、湯長谷藩も実在しますし、藩主の内藤政醇公も実在の人物なんですね。
 原作は、2011年に「城戸賞」という日本映画製作者連盟が制定する脚本のコンテストで賞を受賞した作品。これも、読んでみよっかな。

 しかし、最近、映画館で大笑いしてるな...。