トップリーグ 2014-2015 第3節 2日目2014/09/07 11:04

 秩父宮に行ってきました。

 昨日に引き続き、今日もむしむしで、座ってるだけでも汗が出てきます。こんな、中でも汗をかかずに観戦できる人がうらやましい...試合が始まる前に、すでにパンツまで汗でびっしょり。
 そんな環境の中でも試合は行われます。1試合目はNTTコミュニケーションシャイニングアークスと豊田自動織機シャトルズの試合。実はシャトルズの試合を見るのは、4年ぶりかも...。
トップリーグ 2014-2015 第3節 2日目
 豊田自動織機には、元JAPANのシオネ・ラトウ選手、プロップの長江選手、大ベテランの大西選手と代表経験者もいて、しかも、外国人も、トンガ代表のジョニー・ファアマトゥアイヌ選手(舌噛みそうだ)、元スプリングボクスのライアン・カンコウスキー選手、元ワラビーズのマーク・ジェラード選手(この方は、以前、今日対戦したNTTコムにいましたね)、元香港代表のマーク・ライト選手と世界の代表暦を持った選手がたくさんいます。そして、トップリーグに復帰して2季目、昨季はNTTコム13位、シャトルズ12位と僅差でしたね。
トップリーグ 2014-2015 第3節 2日目
 接点では、両チームともよくファイトしていて、一歩も引かない感じでした。ただし、最終的な得点差にも現れているように、得点力というかゴールに対する執念はNTTコムのほうが上手でした。第1節のサニックス戦でもそうでしたが、ものすごく強いというのは感じないのですが、チャンスに対しての反応というかそういった部分では伸びているのかなと...。
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 なんだかよく分からないうちに、トライを4個もとってましたという感じです。シャトルズは、やっぱりちょっと、決定力にかけるというか、こうしたら取れるというところが見られなくて、ちょっと、勝てないなという感じでした。接点では決して負けてないので、こうしたら点が取れるというところが見えるようになると勝てるようになってくるんじゃないかな...。まぁ、後半、マーク・ジェラード選手と小西選手のハーフ団になってから動きも良くなったんですけどね...でも、小西選手、ちょっとボール持ちすぎでしたね、もう少しボールを早く動かせばチャンスがあったかも。
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 ちなみに、やっぱりNTTコムのヤンチース選手のパスはいいですね、取りやすそうです。しかも、キックもいい。この選手を獲得したのはNTTコムにとって大きなアドバンテージになってますね。
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NTTコミュニケーションシャイニングアークス 30点 豊田自動織機シャトルズ 6点

 こんなに点差が離れた試合には思えなかったですね、あっという間の80分でしいた。ところで、後半のシャトルズのメンバー、帰化した選手、アジア枠をあわせて6名の外国人。6番の「韋馬克」も白人ですからね、これで、マーク・ライトだって、そういえば、香港代表にはもう復帰しないのかな...。
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 2試合目は、開幕戦でパナソニックに勝って仕上がり具合もよい東芝ブレブルーパスと、開幕から2試合連続で勝ち星のないクボタスピアーズの試合。
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 正直、クボタのその2試合を見ていたので、今日は東芝の圧勝で終わるのかななんて思ってみていました。立ち上がりから東芝はフィジカルな体を思い切りぶつけるアタックで、ゴール前に迫り、最後は思い切りの良いグラウンドを大きく使ったライン攻撃でトライを取るというパターンで、あっという間に2トライをあげました。
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 クボタは、前2試合でSOで起用していた立川選手をセンターに起用し、元オールブラックスのアイザイア・トエアバ選手とのコンビを組み、こちらもディフェンス、オフェンスともにフィジカルな戦いを挑んできました。はっきり行って、これが功を奏しましたね。トエアバ選手の体を張ったプレー、一方、立川選手はスタンドオフより下がった位置にいる分、自由にキックやパスを選択し効果的に攻撃していました。結果的に、この二人による大きなゲインと、体を張ったプレーで得点を重ね、なんと今日は大金星をあげることになります。
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 他の選手も、前節までの2試合と明らかに異なり前に出るプレーで、東芝の選手を自由に走らせることはありませんでした。前節のパナソニック戦の後半のような戦いが80分できれば、強くなるかも、なんて思っていたのですが、今日は、それを80分間みせてくれました。
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 東芝の選手もフラストレーションたまってたんじゃないかなぁ。クボタの反則をとってペナルティゴールで得点を重ねるということもできませんでした。
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 5点差まで迫った後半37分以降の東芝の気迫あふれる怒涛の攻撃、凄かったですね~。これが、80分続けられたら完璧だったんでしょうけどね
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 ホーンがなった瞬間のペナルティからの東芝の攻撃も本当に凄かったですね。でも、昨日は、クボタのほうが粘り強かった...最後は東芝のペナルティを誘い、見事に逃げ切りました。
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 やっぱり、さびしげに見えてしまいます。
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 一方、喜び爆発のクボタの皆さん。そういえば、昨日はスクラムも良かったですね。ファーストステージの後半戦、調子をあげてがんばってほしいですね。
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東芝ブレイブルーパス 18点 クボタスピアーズ 23点

 前週に引き続き、昨日も花火が上がりました。お隣の神宮球場の巨人、ヤクルト戦。秩父宮はウォーターブレイクでした。
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 <おまけ> NTTコムのマスコットと、昨年度の早稲田の副将、金選手とリチャード・ハビーリ・カウフシ選手
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 金選手は人懐っこい顔していますが、そのまんまの対応でしたね。オープン戦では試合に出てたんですけどね、早く、公式戦デビューしてほしいですね。

 シャトルズの大西選手が、NTTコムのヘッドコーチのことつぶやいてました。ロブ・ペニーさんという方なのですが、オールブラックスの監督やアイルランドの強豪マンスターの監督をしていたそうです。で、大西選手曰く、短期間でNTTコムを仕上げてきたので、どのような指導をするのか興味があるそうです。ん~、やっぱり、監督やヘッドコーチって大切なんですね~。そういえば、テニスの錦織選手も全米オープンで決勝進出を決めましたね。彼の場合もコーチのマイケル・チャンさんの影響が大きいみたいですね、同じだね~。

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