Dawn of The Planet of The Apes / 猿の惑星:新世紀(ライジング)2014/10/07 07:02

 台風の影響で大雨の降る中「Dawn of The Planet of The Apes / 猿の惑星:新世紀(ライジング)」を観てきた。

 前作で、類人猿を進化させて、人間を絶滅寸前までに追い込んだウィルスの流行から...って前作、観てないので、間違ってるかもしれないけど...10年後の世界を描いた作品。森の中で平和に暮らしていた類人猿の生活に人間がかかわったことにより、類人猿と人間の戦争につながっていくという、チャールストン・へストンが主演した「猿の惑星」シリーズで言うと「猿の惑星・征服/Conquest of the Planet of the Apes」と「最後の猿の惑星/Battle for the Planet of the Apes」を足して2で割ったようなあらすじの映画です。
Dawn of The Planet of The Apes 猿の惑星:新世紀(ライジング)
 で、結構、期待して見にいったんだけど、正直、いまひとつだったかな...。何で、アメリカの映画って、肝心な作戦に足を引っ張るようなメンバーを必ず連れて行くんだろう?あと、類人猿のリーダーの腹心が、あっさりリーダーを裏切っちゃうんでしょうねぇ、筋が見えすぎちゃって、特撮以外に見るところが無いって感じになっちゃいました。確かにお金もかかってて、類人猿、CGじゃないみたいだけどね...って、文句言ってる割にはお金払ってみてきたんですけどね、アメリカ人はこういうの好きなんだね、きっと。最後、続編に続くって感じでしたし、ググったら続編も作るって書いてあったから、次があるんでしょうが、ハンガーゲームの最終作と同じくらい観に行く気にならんなぁ...。
Dawn of The Planet of The Apes 猿の惑星:新世紀(ライジング)
 このシリーズ、好きなんですよ、チャールストン・ヘストン主演の一作目(1968年作品)から、それに続く4つの作品、ティム・バートン監督の2001年の作品と観てますからね。期待が大きかったのかも知れませんね。やっぱり、一作目を超える作品って、なかなかできないのね。ちなみに、ティム・バートン監督の作品はいい映画ですよ。監督のウイットに富んだ演出なんかさすが、でも、この映画は、「猿の惑星」というよりティム・バートン監督の一作品なんだよね...。

 で、ティム・バートン版を観たあとに、原作も読みました。今、読み返してるけど、よくできた作品だと思います。映画以外の予備知識が無かったので、ラストの落ちが面白かったですね。この落ちを超えるには、そりゃ、「自由の女神」しかありませんわな。
Dawn of The Planet of The Apes 猿の惑星:新世紀(ライジング)
 ということで、なかなか、前作を超える作品を作るのは難しいという話でした。あっ、でも、バットマンの「ダークナイト」は面白かったな、三作目の「ダークナイト・ライズ」はいまいちだったけど。

 映画を観たショッピングモールもハロウィンのディスプレイが...。
Dawn of The Planet of The Apes 猿の惑星:新世紀(ライジング)
 モールをブラブラしていたら、NECのニール・ブリュー選手と栗田工業のデイビッド・ヒル選手(たぶん)のファミリーに遭遇。ファミリーサービスで子供向けの施設に遊びに来ていたみたい。