トップイースト Div.1 2014 第4節 ― 2014/10/13 06:30
昨日も千葉でした。八千代台のIBMグラウンドに行ってきました。
日本IBMビッグブルー vs 釜石シーウェイブス。
目当ての選手は、今年リコーからIBMに移籍した横山兄弟と、釜石のレジェンド伊藤選手とパナソニックからクボタと移籍してきたサム・ノートンナイトと、同じくクボタから移籍したサモア代表のセイララ・マプスア選手。トップリーグから移籍した選手が、トップイーストでどんなプレーを見せてくれるのか期待して見に来ました。
試合前の釜石シーウェイブスのフィフティーン。そういえば、グランドの入り口で元JAPANで今は釜石のディビジョンマネージャーの桜庭さんが、来場される方、一人ひとりに挨拶されてました。というか、IBMの選手始め関係者も、釜石のスタッフの方も挨拶されてて、アットホームな感じでよかったですね。
ということで、釜石陣で観戦。試合序盤からIBMが攻めます、釜石は、エンジンがかかってないというか、どうしちゃったの?という感じ、ここまで、釜石は3勝、IBMは3敗、どう考えても釜石の一方的な試合になると思ってたんですけどね。応援団もちょっと、不満そうでした。
釜石のエンジンがかかったのは、前半も30分を過ぎたくらいから、フォワードの外国人選手のパワープレイで、少しずつリズムをつかむようになって来ました。マプスア選手も気迫あふれるプレーでチームを鼓舞してましたね。ただし、激しすぎて、ちょっと、レフリングに不満があったみたいです、そういえば、シンビンもらっちゃってましたね。このあと、釜石は、連続トライで点差を広げました。
釜石が得点すると、大漁旗が降られます。前身の新日鉄釜石が7連覇したときは、満員の国立競技場にこの旗が翻ってましたね~。
このまま、釜石がプッちぎるのかと思いきや、後半もやっぱり、立ち上がりが良くありません。せっかくリードしていたのに、IBMの連続トライで、あっという間に点差を詰められてしまいました。結局、釜石が突き放したのですが、プレーの制度、スピード、どれも、トップリーグでは厳しいような気がしました。いい選手が集まっているので、シーズン終盤に向けて精度を上げてほしいですね。
横山兄弟がんばってましたね、やっぱり、トップリーグでもまれてましたし、セブンズの代表でも鍛えられているだけあってプレーが一味違いました。ウィングで出場していた健一選手は、何度もゲインしてましたし、トライに絡んでました。あと、やっぱりトップリーグのNTTコムから今年移籍した木曽選手も目立ってましたね。シンビンもらってしまいましたが、IBMのフォワードを引っ張ってました。
一方、釜石は、外人選手の活躍が目立ってましたが、とにかく、前後半とも立ち上がりの悪さが気になりますね。
日本IBMビッグブルー 23点 vs 釜石シーウェイブス 50点
IBMも今年からクラブチーム化したのですが、クラブチームとしては先輩の釜石のほうがいろんな意味で、リードしてますね。ジャージのスポンサー名の数、半端じゃない。
レジェンドの背中。
今日、目立ってました、元JAPANの伊藤選手。一昨年、神戸製鋼から戦力外通告を受け、トライアウトで釜石に入団したそうです。43歳現役、トライはするし、ロングゲインはするし、ラインアウトのキャッチは完璧だし、しかも、80分ピッチを走り回ってました、レジェンドにふさわしい活躍でしたね。大学選手権で法大が優勝したときの彼のプレーを、図抜けた選手だなぁって思いながら見ていたのですが、かれこれ20年間、そのプレーを見ていることになりますね。