トップリーグ 2014-2015 2ndステージ第2節2014/12/07 07:03

 駒沢公園に行ってきた。
 昨日は、秩父宮で、帝京大と明治大の大学ジュニア選手権決勝と釜石シーウェーブスと三菱重工相模原のトップイースト最終戦が行われるため、トップリーグの試合は、ここ駒沢陸上競技上で行われました。

 いつもの秩父宮より、人の集まりが悪いような気がします...半分くらいの感じかな。
トップリーグ 2014-2015 2ndステージ第2節
 前にも書きましたが、陸上競技場は客席からピッチが遠いのであんまり好きじゃないんですよね。
トップリーグ 2014-2015 2ndステージ第2節
 一試合目は、先週NTTコムに勝ったキヤノンイーグルスと、サントリーに競り負けたヤマハ発動機ジュビロ。まずは、一勝が欲しいジュビロと、先週の勢いを持続させたいキヤノン、力的には、ヤマハのほうが上でしょうか...。
トップリーグ 2014-2015 2ndステージ第2節
 立ち上がりからヤマハがテンポの良いアタックでキヤノンゴールに迫ります。開始4分で先制トライをあげたのはヤマハでした。このまま、ヤマハのペースで試合が進むのかと思いきや...。
トップリーグ 2014-2015 2ndステージ第2節
 先週も立ち上がりが良くなかったキヤノンの動きが徐々に良くなってきました。先週もゴールキック100%の三友選手のペナルティゴールと、森谷選手のトライで試合をキヤノンがひっくり返し、前半を折り返しました。スクラムはヤマハが押してましたが、ラインアウトはまったく取れないという状況。そういう意味でキヤノンはキックをうまく利用して陣地を取ってました。ヤマハ、ラインアウトまったくダメでしたから、キヤノンのスタンドオフのカラム・ブルース選手、組み立てが楽だったと思います。
トップリーグ 2014-2015 2ndステージ第2節
 ところが、さすがのヤマハは一味違いました、1stステージ3位通過は伊達じゃありません。ラインアウトもしっかり修正してきました。スクラム、ラインアウトのセットプレーが安定したので、こうなると、ヤマハが俄然有利に試合を進められます。
トップリーグ 2014-2015 2ndステージ第2節
 気がつけば、ヤマハは4トライのボーナスポイントを獲得。キヤノンは、後半、無得点。後半は、かなり一方的な試合になってしまいました。
トップリーグ 2014-2015 2ndステージ第2節
 キヤノンイーグルス 13点 vs ヤマハ発動機ジュビロ 36点 
 次節は、1stステージで負けてるトヨタ自動車戦。ぜひ勝って欲しいですね~。
トップリーグ 2014-2015 2ndステージ第2節
 立ち上がりを修正しないと、上位チームとの対戦では、厳しいかな...。次節はNTTコミュニケーション戦。
トップリーグ 2014-2015 2ndステージ第2節

 二試合目は、東芝ブレイブルーパス vs パナソニックワイルドナイツ、1stステージの開幕戦と同じカード、勝敗は東芝に軍配が上がっています。一試合目で応援していたキヤノンが負けちゃったので、パナソニックにはがんばって欲しいです。
トップリーグ 2014-2015 2ndステージ第2節
 立ち上がりから、パナソニックがいい感じで攻めていました。一試合目と、明らかに試合のテンポやスピードが違いますね。上位チームとそれに続くチームの間にはやっぱり、明確な差があります。
トップリーグ 2014-2015 2ndステージ第2節
 しかし、この2チームの当たり、ハンパじゃありません。普通の人間だったら絶対壊れちゃうな...。
トップリーグ 2014-2015 2ndステージ第2節
 さて、その当たりですが、昨日は東芝のほうがパナソニックを上回ってました。モール、ラックが解消した後にパナソニックの選手が起き上がれない場面が徐々に増えてきました。
トップリーグ 2014-2015 2ndステージ第2節
 また、フォワードが固まりになって動くのも、明らかに東芝のほうが良かったですね。ポイントへの人のよりが早いというより、常に塊を意識して動いているように見えました。モールでパナソニックを20m近く押し込む場面もありましたね。
トップリーグ 2014-2015 2ndステージ第2節
 そのため、パナソニックの選手が孤立し、東芝の選手に囲まれる場面が多くなってきました。あと、東芝は、ポイントでボールをジャッカルするよりも、オーバーしていくことを意識していたように見えました。
トップリーグ 2014-2015 2ndステージ第2節
 で、あわせて前に出るという意識も東芝のほうが上回ってました。ルーズボールのバウンドが東芝の選手に有利にバウンドするように見えたのも、後半の東芝の大島選手が、パナソニックの北川選手のキックをチャージして、そのボールを拾ってのトライも、前に出る、そして相手より一秒でも早く働きかけるという意識が生んだもので、決してラッキーではないと思います。
トップリーグ 2014-2015 2ndステージ第2節
 ラインアウトのノットストレートや、危険なタックル、オフサイドの判定で、レフリーの若干、東芝よりに見える微妙な判定もありましたが、それも、東芝の勢いからそう見えたのだと思います。試合見ているときは、ちょっと、ムッとしたんですけどね、パナソニックを応援してたので。
トップリーグ 2014-2015 2ndステージ第2節
 後半、パナソニックのスクラムハーフの田中選手が入ってテンポが変わって、ホワイトロック選手が奪うトライまでの74分間、昨日は、東芝デーでした。パナソニックは元気が無かったですし、パスミスやノッコンなどのミスも多かったですね。
 そんな中でも、いつもどおりの元気さだったのは、山田選手くらいかな、要所で、いいプレーを見せてました。ハイパントを取るためにトップスピードで走って捕球したプレー、痺れましたね。
トップリーグ 2014-2015 2ndステージ第2節
 東芝ブレイブルーパス 33点 vs パナソニックワイルドナイツ 13点
 今季リーグ戦でパナソニック相手に2連勝。気持ちよかったでしょうね。
 そういえば、南アフリカ代表53キャップのフランソワ・ステイン選手のキック良かったですね。ピンポイントで、そこかぁというところにきっちりとボールを蹴ってました。対するパナソニックのバーンズ選手、やりづらかっただろうなぁ...。結局、このキックのせいで、キックで自軍を押し上げるという、自分の持ち味を発揮できなかったですからね...ん~、これ、東芝の作戦勝ちってことか...。
トップリーグ 2014-2015 2ndステージ第2節
 リベンジは次回に...まぁ、決勝トーナメントまでにチームを仕上げればいいですからね。今回の試合は、若い選手にはいい勉強になったんじゃないかと思います。とにかく、この2チームは次元の違うゲームをプレーしていることだけは確かですから。
トップリーグ 2014-2015 2ndステージ第2節
 しかし、昨日は変な天気。一試合目は、さすような日差しで暑いくらいでした。ブラックジーンズを穿いていたのですが、日が当たっている場所が痛かった、まるで真夏。ところが、二試合目が始まると急に黒い雲が流れてきて、あっという間に冬の寒さ、天気予報では一日晴れの予報だったのに、みぞれ交じりの雨まで降ってきました。いつも、雨天観戦グッズがバッグの中に入っているのであわてないのですが、できれば、雨とか雪は避けたいですね~。