清須会議2015/01/28 23:13

 かなり前に読んだのですが、三谷幸喜監督の「清須会議」。

 もともとは、飛行機の中で映画を見たのですが、それが面白かったので読んでみたんですね。信長が本能寺で殺害されてから、その跡目を決めるための会議が行われて、跡目が決まるまでの関係者の様子を描いた作品。映画を作った本人が書いた作品ですので、映画同様に面白いというか、映画と同じ面白さがありました。
清洲会議
 自分は、歴史上の人物とかあまり興味が無いので、詳しくないのですが、数日間のそれぞれの人物の思惑が面白おかしく書かれていて、かなり、笑ってしまいました。文章がそれぞれ一人称で読みやすかったっていうのもあるんですけどね。そういえば、この本を読んだ頃に自分の周りでも似たようなことがあって、秀吉の立ち回り方が、そのこととリンクしてそれも面白かった記憶があります。

 ところで、電子書籍で読むと、紙で読んだのと違って、記憶があいまいになりますね。紙の本だと、本の厚さが基準になって、あのあたりにあんなエピソードが書いてあったなというのが記憶に残るのですが、電子書籍だと、その感覚が無いので、あんまり記憶に残らないんですね。そういえば、誰かが、ネットなどに書かれている文章だと最後まで読めないだか、読んでも記憶に残らないとかっていう実験結果を発表してたな...なんかわかるような気がする。

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