東京SEVENS 2015 2日目 ― 2015/04/06 07:04
小雨の振る中、秩父宮に行ってきた。
東京セブンズの2日目です。今日でしばらく、セブンズの国際大会は日本で開催されないので、半ば見納めという感じです。

バックスタンドも傘の花が咲いています。人もまばらですね。

JAPAN対FIJI
今季のシリーズ順位2位のFIJIの実力を、見せ付けられたという感じです。もう、手も足も出ないというのはこの事って感じでした。

前半、坂井選手がトライをひとつ返しただけ。後はディフェンスの時間が長かったのですが、そのディフェンスもいまひとつでした。体を当てに行かず、手だけのタックル。瀬川ヘッドコーチがインタビューで語られていたように、戦う前から負けていたという感じですね。勝ちに行くという気迫が感じられない試合でした。
41対5、7つのトライ...ぼろ負けです。

2試合目は、SCOTLAND戦。
この試合に勝てば、プレートの決勝戦(5位、6位決定戦)に進めるのですが...。

FIJI戦よりも、よかったんですけどね...。終盤まで1トライと同数、コンバージョンの差で、追いかけるJAPAN、もう1トライとれれば...。

結局、追加のトライを取ったのは、SCOTLANDでした。BEST8で戦うには、まだまだ力をつける必要がありそうです。
5対14、この大会が次につなげられるようにがんばって欲しいですね。それにしても、スタミナが足りないかなぁ...。

試合後の「ウルトラセブンズ」とJAPANの記念撮影。

ウルトラセブンとタロウ?かな。「セブン」つながりね...。ちょっと、強引かなぁ...。

男子と女子の新しいセブンズのジャージ。女子のほうがやわらかくていいのですが、一緒のデザインでもよかったんじゃないかと個人的に思ってます。

そのほかの試合。
AUSTRALIA対KENYA
KENYA、寒くていやだったんじゃないかなぁ。一方、AUSTRALIAも一日目にPORTUGALに負けたり、ピッとしませんでしたね。この後、AUSTRALIAはボール決勝まで行くのですが、今大会はいまひとつでした。
17対12で、AUSTRALIAが勝ちました。

SAMOA対HONG KONG
香港は、スタミナが足りませんね、コアチームと試合するには力不足です、というか、コアチームとその下のレベルで差が開いてきたということなのかなぁ...。香港は、7人制と15人制で代表が被っていたり、人材も薄いですからね。この後、PORTUGALにも負けてしまいます。PORTOGALには勝って欲しかったんですけどねぇ。
21対0、きびしかったですな。

USA対PORTUGAL
USAは、上に書いたように、この後、ボール決勝で勝利するのですが、確実に強化がすすんでますね。7人制は、15人制より明らかに世界の上位レベルで戦えてますからね。
39対0、USAどんどん強くなりそうです。

NEW ZEALAND対CANADA
この大会の最大の番狂わせがこの試合ですね、というとCANADAに申し訳ありませんが、まさかの展開でした。後半でCANADAが逆転してから流れがCANADAに傾きました。NEW ZEALANDはシリーズランキング3位ですが、今日は、精彩を欠いてましたね。

15対19、誰がこの結果を予想したでしょうか...。

AUSTRALIA対USA
最後の最後までどちらが勝つかわからない展開でした。USAが最後の最後で逃げ切りました。この後、今日の各決勝、みな同じような展開でしたね。
12対17、ボール決勝はUSAが勝利しました。

NEW ZEALAND対SCOTLAND
SCOTLANDが勝つかもって、見ながら感じてしまうくらい、NEW ZEALANDはよく無かったですね。SCOTLAND は、JAPANと対戦したときより明らかに動きがよかった。でも、結局、NEW ZEALANDが逃げ切りました。
21対14、プレート決勝はNEW ZEALANDが勝利しました。

FIJI対CANADA
この試合も、もつれましたね。一時はCANADAがリードしていました。しかし、FIJIの今季2位は伊達じゃない、そんなに簡単に勝たせませんよと。試合の時間をうまく計算して逃げ切るあたり、試合巧者ですね。
21対19、FIJI3位、CANADA4位でした。

ENGLAND対SOUTH AFRICA
ENGLAND強かったです。SOUTH AFRICAが追う展開。結局、ENGLANDが逃げ切りました。

21対14、カップ優勝はENGLAND、ENGLANDの選手、飛び上がって喜んでました、当たり前といえば、当たり前ですけどね。一方、SOUTH AFRICAは前年同様に決勝進出、今季シリーズ1位は伊達じゃないですね。

南スタンドから見た、秩父宮のパノラマです。もうちょっと、綺麗に撮ればよかった。

ENGLANDのスピードスター、Norton選手。気さくに握手に答えてました。

NEW ZEALANDの練習を見ていて、あるものがないことに気がつきました。

それがこちら、DJ Forbes選手。Forbes選手といえばスキンヘッドにもじゃもじゃの鬚がトレードマークだったのに...。その鬚、綺麗さっぱり剃られてました。1日目は、はえてたんですよ、こんなことなら写真撮っておけばよかった。プール戦1位通過じゃなかったことで、気合入れなおすために剃ったのかなぁ。でも、鬚剃ると若くみえるね。

ValleyのスクラムハーフのBen Rimene選手。香港代表とも写真撮りたかったのですが、試合終わりは、いつも、みんなしょげてるので、サインと写真の両方を頼める感じじゃなかった...って、自分が感じただけなのかな。

写真撮るとき、試合終わりのときよりも、よい顔をされてました。オリンピックのアジア予選では日本のライバルですが、負けませんよ。後、Rimene選手、5月2日の15人制の代表戦でも、また来日するのかな?
今年も、楽しかったセブンズ、、実はコスチュームデビューしたんですけど、来年は無いんだよね。早い復活を望みます、ラグビー協会の皆さんよろしくお願いしますね。