沼津港深海水族館に行ってきた ― 2015/05/08 07:03
奥様と沼津港まで来ました。

目的はここ、そうです、今、話題の「沼津港深海水族館」です。生物学をかじったものとしては、はずせません。こういった、ニッチというかコンセプトのある展示を行う施設って、結構、好きかも。

で、朝11時頃に着いたのですが、長蛇の列。列の看板には「80分待ち」って書いてありました。それにしても、いい天気だ。

水族館の外側に展示スペースがあって、ダイオウグソクムシの剥製?か脱皮した皮が展示されていました。GWだからこいのぼりも見えますね。

やっと、正面入り口まで来ました。入場料は一人1600円です。

入館して一番最初の水槽にいました、アカドンコ。顔がかわいい。ほとんど動かずじっとしてました。

アカドンコと同じ水槽にいたコシオリエビ。この後、寿司を食べたのですが、このエビの味噌汁を食べました。ほとんど食べるとこがない...。

大きな水槽の次は、浅海と深海に住む同種の生物を並べて展示されていました。最初はアンコウの仲間、これは、浅海に住むイロカエルアンコウ。奥様は、色が変わるのかと思ったらしいwww。あと、目の周りの模様がまつ毛みたいでカワイイって言ってた。

でこちらが、深海に住むミドリフサアンコウ。アンコウの仲間は、顔がユーモラスですね。同じ方向を向いているのもカワイイ。

浅海に住むヒトデの仲間、カワテブクロ。この生き物は、初めてみました。この生き物も十分不思議な形をしていると思います。

深海に住むテヅルモヅル。枝分かれした手を持つクモヒトデって感じ、深海に住んでなかったとしても、変な生き物ですね。

これはカワハギの仲間、ヒゲハギ。この魚も十分変な魚です。皮弁がヒゲのように見えます。ググったら海藻に擬態しているらしいです。

深海に住むベニカワムキ、これだけ見ると変哲の無い魚ですが、ググったら、フグ目の魚の中で、もっとも原始的な特徴を持っているそうです。見かけによらないのね。後ろに見えるのはウミエラ、立派なサイズの固体でした。

浅海に住むホウボウの仲間セミホウボウ。胸鰭で海底を歩くように移動する不思議な魚ですね。

キホウボウ、硬い骨板で体を覆い、深海の水圧から体を守っています。

名前忘れちゃいました、5cmほどの小さなコロっとした体型のイカです。

ツノモチダコ。メンダコとかコウモリダコくらい特殊じゃないと、イカ、タコは面白くないというか普通ですね。

深海の生き物だけでなく、こんな水槽も置かれていました。うちにもいるカクレクマノミ。

コンゴウフグ、これはまだ小さい固体、フグもカワイイですね。5cmくらいかな、成長すると50cmくらいまで大きくなります。

ホウセキカサゴ、この魚も初めて見ました。深海の魚かと思いきや浅海に住んでいるようですね。

生きた生物だけでなく、こんな展示もされていました。深海の水圧に対応しているかという展示です。硬い外骨格で守ったり、逆に体を柔らかくするという方法と
色々あるようですね。

この生き物も有名になりましたね。ダンゴムシの仲間のグソクムシ。大きいのがダイオウグソクムシ、小さいのがオオグソクムシです。きっと、オオグソクムシから先に見つかったんでしょうね。ちなみに、ほとんど動いていませんでした。

ボウズカジカ、やっぱり、顔がカワイイ。体はゼリー状の皮膚に覆われているそうです。

サケビクニン、この魚もゼリー状の体を持っています。やっぱり、顔がカワイイ。

ヤマトトックリウミグモ、体が細くて小さいため、卵が脚の中に入っています。このサイズではわかりませんが、普通のサイズの写真では、卵も見ることができました。

タカアシガニ、見るより食べたい...でも、あまり美味しくないらしい。

ノコギリザメ、ノコギリザメも初めて見るかも。

深海の水圧を見せるための比較、一番左が普通の状態、右が水深1000mの状態、ここまでの圧力がかかるんですね。

1階は深海生物展示、2階にはシーラカンスミュージアムがあります。

もちろん、2階にも生き物もいます。これはオウムガイですね。タコやイカと同じくらいの脚の数だと思ってたら、90本近くあるそうですね、ちょっと、びっくり。

チンアナゴ、小さくてカワイイ。顔が犬のチンに似てるからチンアナゴって本当?

ミュージアムの目玉は、シーラカンスの冷凍。シーラカンスが、冷凍保存されているのは世界でもこの施設だけなんだそうです。思ったより、大きくて迫力ありますな。展示しているケースの中は、マイナス20度になっているそうです。

シーラカンスを見ていたら、水族館のスタッフが、水族館の生き物のトリビアのクイズを行ってました。話が上手だなぁって思いながら話をしている人をよく見たら、芸人の「やるせなす」の石井ちゃんでした。通りで話が上手。石井ちゃん、この施設で月に何度かイベントのお手伝いをしているそうです。

ということで、観光地の定番、スタンプ。

入場券の代わりのレシートの裏面には、展示生物の写真。

沼津港、小さな漁港ですね。風情があってイイね。

せりが行われる市場の前の道、こういう雰囲気好きです。そんでもって、空が夏の空ですね。

このあと、御殿場まで足を伸ばしてアウトレットモールまで行ってきました。

富士山が夕日に照らされて綺麗でした。
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