Wishbone Ashでバンド始めた2015/07/17 07:19

 今から40年以上前、EDWINのCMの「She Loves You」で洋楽に目覚め、中学に入ったらバンドをやろうって決めてた。
 で、中学の友人とバンドを始めることになって、まずは楽器を決めることになったとき、楽器を買うのが最後だったので、ベース担当に...先に、ギターとられちゃったってことですね。まぁ、ポール・マッカートニーにあこがれてたので其れでも良かったんですけどね。
 楽器の次の曲を決める段になって、普通、この頃だと、レッド・ツェッペリンかディープ・パープルなんでしょうけど(ビートルズはもう一世代上ですね)、なぜか、Wishbone Ashというイギリスのツインリードギターのバンドの曲を演ることに...。ギターとドラムがどうしてもこれをやりたいっていってもってきた。ちなみに、自分は聞いたことも無い音楽、それでも、バンドをどうしてもやりたくて承諾しました。
 
 最初にコピーしたのが、彼らの3枚目のアルバム「百眼の巨人アーガス」に収録されている「The King Will Come」と「Blowin' Free」と「Throw Down The Sword」と「Warrior」の4曲。Ashで最も有名なアルバムですね。ちなみに、当時は結構人気があって、来日すると、TVで特番が組まれることもありました。
  The King Will Come」は、ワウワウペダルを屈指したソロが印象的な曲。静かなイントロから始まって、ハードなギターリフに変わるところが結構好きでした。で、ギターのワウワウソロがめちゃカッコいいんですよ。あと、ちょっと、プログレっぽい展開の曲です。
 Blowin' Free」は、はねるようなギターのコードワークに、ベースとドラムの3連が絡むイントロで始まるかわいらしい曲。基本はシャッフルなんですけど。ボーカルとコーラス、ギターのオブリガードがカッコいい。
 Warrior」は、イントロの太いコードワークがカッコいい曲。コーラスが覚えやすくて好きな曲でした。ギターソロがイントロにあるっていうちょっと変わった構成の曲です。
 Throw Down The Sword」は、ツインリードギターに複雑なベースのラインが絡むバラード(なのかな)。いわゆる泣きのリードギターがめちゃカッコいいんですよ。
 中坊がやるには結構、ハードルが高かったと思うんですけどね、特にギター。中学を卒業した春休みに楽器店のバンドコンテストに出て、回りは高校生や大学生、演奏が始まる前は「ガキが何やるの」って馬鹿にされてたんだけど、演奏が終わった後に凄い拍手をもらってちょっとうれしかったこと覚えてる。「ちっちゃいけどやるじゃん、こいつら」ってね。あと、日本だけで発売された来日コンサートのライブ盤があるんだけど、友達の「あんでぃ~」って声が入ってる。アンディってギターの人の名前ねwww.。
Wishbone Ashでバンド始めた
 彼らの4枚目の「Wishbone Four」から「Ballad of The Beacon」という曲と、1枚目から「Phoenix」もコピーしましたね。Throw Down The Sword」もそうなんだけど、彼らの場合、スローな曲というかバラッドのほうがベースのラインが複雑でかっこよかったりします。「Phoenix」は人前では披露したことはなかったですね~。
Wishbone Ashでバンド始めた
 下の写真は、彼らの2枚目「巡礼の旅/Pilgrimage」。1曲目から、ちょっとジャズっぽいドラムと、ギターのメロディとスキャットというロックのアルバムとしては変わった曲で始まります。3枚目と違ってPOPな感じが無いし、曲調もばらばらなので、あまり聞くことは無いのですが、嫌いじゃないです。
Wishbone Ashでバンド始めた
 ギターのアンディ・パウエルさんといえばギブソンのフライングV。友人もフライングV買ってたな...。ギタリストのマイケル・シェンカーさんとルドルフ・シェンカー兄弟も、彼のギターを見てフライングVを買ったそうです。
 実は、今もバンドは続いていて、ギターのアンディ・パウエルさんのWishbone Ashとベースのマーティン・ターナーさんのWishbone Ashの2つのWishbone Ashが存在します。一緒にやればいいのにねぇ。
 あと、当時のマネージャーは、ポリスのドラムのスチュアート・コープランドのお兄さんだったんですよね...。

 ということで、たまにこういった古いアルバムを引っ張り出して、昔を思い出しながら聞いてます。