Aged 25 Years ~ best live tracks V2015/08/25 07:04

 18年前の4月六本木PIT INNでの録音。大村憲司さんの25周年記念ライブの音。このときは3日間連続でライブが行われ、1日目がブルース、2日目がジャズ・フュージョン、3日目がポップスが中心でそれぞれゲストが参加しています。基本のメンバーは、大村憲司さんと、ドラムの村上ポンタ秀一さん、ベースの青木智仁さん、キーボードの小林信吾さんの4人、これにゲストが加わって楽しい音が奏でられています。
Aged 25 Years ~ best live tracks V
 ゲストがこれまた、多種多様で、憲司さんの仕事の多さというか懐の深さが分かりますね。自分は行けなかったけど、この3日間、PIT INNにいた人は幸せ者だと思います。ん~、何で行かなかったんだろうなぁ。今なら絶対、3日間通しでいってるな。そういえば、今、もうないんだよね~六本木のPIT INN。
Aged 25 Years ~ best live tracks V

1. Left- Handed Woman
 少し、スローというかミドルテンポ、ゆっくりしてるんだけど、なぜか弾んだ感じが出てるんですよ、やっぱ、プロですね。
2. 春がいっぱい Spring Is Nearly Here
 青木智仁さんのスラップベースがいい感じ、音は太いのに弾んだ感じがいいですね...あっそうか、基本的にシャッフルなんだよね、この曲。同じスラップなのに、メロディのバックとソロのバックで音色を変えていたりさすがって感じですね。
3. Big Legged Woman
 関西ブルースの雄、永井隆さんがゲストボーカルで加わります。ブルースというよりファンクですね。小林さんのオルガンソロがカッコいい。
4. 男が女を愛する時 When A Man Loves A Woman
 イントロのピアノがいいですね。憲司さんのリラックスしたギターの音もいいなぁ、テーマの軽く歪んでるけどクリアなギターの音、大人のかっこよさが出てるなぁ。
5. Stormy Monday
 この曲のゲストボーカルは、踊るポンポコリンで知られる近藤房之助さん。歌うまいよな~、やっぱり。終盤のギターソロの盛り上げ方カッコいいの一言、もうちょっと聴きたいなぁと思うところで終わるとこがにくい。
6. Greedy Woman
 ジャージーなブルース、憲司さんのオリジナル。
7. The Lady In Green
 これも、憲司さんのオリジナル。変拍子というかワルツだねこれ、映画音楽のようなかわいらしい、綺麗なメロディの曲。自分はこの曲のベースが好き。
8. Snow Express
 はっぴいえんどの鈴木茂さん登場。イントロのリフからかっこよすぎる。POPでハードでファンキー、言うことなし。今から40年前に日本でこんなカッコいい曲を演奏していた人たちがいたんだね~。
9. My One And Only Love
 この曲のゲストは、自分のもう一人のギターヒーロー渡辺香津美さん。曲はジャズのスタンダードナンバー。前の曲のファンキーな感じとは打って変わって、メロウで美しいメロディの曲。譜面にすると、上下動の激しい香津美さんのソロと、メロウでメロディアスな憲司さんのソロ、二人の対比が面白いです。あと、憲司さんのエレアコの音が綺麗ですね。
10. Leaving Home
 この曲も憲司さんのオリジナル。故郷を離れるときの思いや気持ちを歌った曲なんだそうです。青木さんのベースとポンタさんのドラムだと音が太いのに弾んだ感じになるんだな...。アマチュアだと、これだけ音が太いと、もっさりした感じになっちゃうんだよな~。
11. Breezin’
 ジョージ・ベンソンさんの名曲、ディスコでよく聞きました...。この曲にも渡辺香津美さんが参加してます。2人のギターの絡みがカッコいいですな。ところで、何で最後尻切れトンボで終わっちゃうのかなぁ?
12. Brown Shoes
 憲司さんのオリジナルなのですが、初めて聞きました。幻想的なイントロから、POPでメロウな曲になります。ベース重いのに、なぜか、弾んだ感じになるんだよね、ライナーノーツに打ち込みって書いてあったけどホントかなぁ?
13. 0の丘∞の空(ゼロノオカムゲンノソラ)
 シンガー・ソングライターの遊佐美森さん参加の曲。むっちゃ、POPですな。透明感のある美森さんの歌声、支えるリズム隊いいですね...生で見たかったぁ。POPな感じをぶち壊すかのような、憲司さんのワウワウギターソロがロックしててカッコいい。
14. Wonderful Tonight
 おおぅ、エリック・スローハンド・クラプトンさんの名曲じゃね。1977年発売のアルバム「スローハンド」にはいっていて、シングルカットもされました。この曲もよく考えると、38年も前の曲なんですね~。リラックスした憲司さんのボーカルと、綺麗な音のギターソロがいい感じ。
15. 都会
 大貫妙子さんがゲストボーカル、大貫さんのオリジナルです。この曲も「Wonderful Tonight」と同じ38年前の曲。ん~、何年たってもいいものはいいんですね。シュガー・ベイブの香りのするかわいらしい曲です。 
16. 音楽殺人 Marder By The Music
 当時、YMOのメンバーだった高橋幸宏さんの曲で、同名のソロアルバムに入っている曲。幸宏さんは、ドラムではなく、ギターとボーカルを担当しています。当時、ラジオで「Oh Oh Marder By The Music」のコーラスを何度も聴いて、おしゃれな曲だな~って思ってました。決してうまくないけど味があるんだよね、幸宏さんのボーカル。
17. Local Hero
 「ローカル・ヒーロー夢に生きた男」というイギリス映画のテーマ曲。ダイアー・ストレイツのマーク・ノップラー作曲の曲。メロディがめっちゃいいんだよね、この曲。エレアコの音色もバッチリあってます。これ書きながらこの映画のこと調べてたら結構面白そう、ちょっと、見てみたいと思った。

 さて、5作品、計7枚のCD、よく考えると聴き応えあります。大村憲司さん、やっぱり、自分にとっての永遠のギターヒーローだ。

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