トップリーグ 2016-2017 第1節 開幕戦 ― 2016/08/27 07:08
昨日の朝、会社に行く途中に駅で配ってた、てことで、弥が上にも期待が高まりますな~。
ということで、秩父宮に行って来た。
SUNWOLVESの観戦があったので、今年は、ラグビー三昧だね~。
ということで、開幕戦は前季リーグ戦Aグループ1位で、トーナメント優勝のパナソニックワイルドナイツと、リーグ戦Bグループ1位で、トーナメント3位のヤマハ発動機ジュビロ。今季は、リーグ戦の総当りでの一発勝負、序盤から気を抜ける試合はありません、いや、無いはずです。これは、楽しみですなってことで、ベルサッサして駆けつけました。
昨日の目玉は、大学生初のトップリーガーの山沢選手。筑波大学に在学しながらの参戦、しかも、昨年まで3季連続で、SOのベストフィフティーンを受賞しているベリック・バーンズ選手をインサイドセンターにまわして、堂々の先発SO。ラグビー界の期待を背負ってるって感じですね。で、アウトサイドセンターは、帝京大学7連覇のレギュラーFBでルーキーの森谷選手。リザーブにもSHの高城選手（関東学院大）、WTBの藤田選手（早稲田大）とあわせて4名のルーキーがラインアップされました。ちなみに、パナソニックは、47人の選手のうち、10人が新卒、3人の外国人選手が新加入、そのうち2人は、オーストラリア代表のFLのポーコック選手とWTBのナイヤラボロ選手。ん~、豪華すぎるルーキー陣だな...このチーム。
対するヤマハは、ルーキーはSHの清原選手（東海大）がリザーブに入っているだけ、後は、ベテランで固めています。五郎丸選手が抜けた穴は、南アフリカ出身で2015年はアイルランドのマンスターに所属していたファンデンヒーファー選手。森谷選手の対面のサウ選手、SUNWOLVESにも参加していた矢富選手の活躍が注目です。
で、結果から言うと、21対24、1PG差でヤマハが勝利しました。パナソニック、応援してたのにがっかりです。
トライ数は両チーム3本で、コンバージョンも3本、ペナルティーゴールをしっかり決めたヤマハが逃げ切ったのですが、どうにも納得のいかない試合でした。
ヤマハは上に書いたようにきっちりチームを作ってきたって感じで、強みのスクラムでパナソニックを圧倒してました。パナソニックのペナルティは13、一方、ヤマハは4、パナソニックのペナルティはほとんどがスクラムでの反則でした。というか、こんなにパナソニックのスクラムって弱かったの？って...あれだけ押し捲られると、パナソニック、スクラムになるのいやだったんじゃないかな？逆に、ヤマハは、スクラムで優位にたっていたので、思いっきり勝負に出てました、一方、パナソニックはダイナミックに攻められなかったって感じでしたね。
ノッコンのミスが多かったのも、パナソニックがリズムに乗れなかった理由のひとつかもしれません。
まぁ、別の見方をすれば、あれだけスクラムで劣勢になってても、1PG差で終えられるってのがパナソニックの強さって言えば、それもそうなんだけどね。
確かに、ヤマハはラインにボールをまわしても前進する場面はほとんど無かったし、パナソニックの早いアタックに対応できてない部分もありましたからね。一方、パナソニックはバーンズを軸にバックスがよく動いてました。ルーキーの森谷選手のトライも、バーンズ選手の抜群のタイミングでのフリップパスだったし、山田選手のトライもバーンズ選手のお膳立てあってでしたからね。山沢選手もキックで何本かいいところはあったのですが、全体を通してみるとうまくフィット出来ていなかったって感じかなぁ。とにかく、パナソニックの自滅って感じの試合でしたね。
それにしても、パナソニックのロビー監督、なぜスクラムの前列変えなかったのかなぁ...？リズムを変えるために、交替させても良かったんじゃないかと、結局、ヴァル アサエリ愛選手と川俣選手だけだもんな、堀江選手と稲垣選手、スクラムうまく対応できてなかったように思うんだけどな。
ヤマハは、元オールブラックスのモセ・トゥイアリイ選手が大活躍でした。正直、スクラムは別として、モセ選手一人にやられちゃったって感じもありましたね。あと、五郎丸選手の抜けた穴は、ファンデンヒーファー選手がきちんと埋めてましたね。コンバージョン、ペナルティーゴールは100％、ハイパントも高かったですし、飛距離の有る良いキックを蹴ってました。
パナソニックは次節、神戸で神戸製鋼戦、切り替えて頑張って欲しいなぁ。ヤマハは町田でキヤノン戦、今日の勢いで行けば、まず間違いないんじゃないかなぁ。
