リポビタンDチャレンジカップ2017 第1戦 JAPAN vs ROMANIA2017/06/15 07:04

 ジョセフHCの2シーズン目のウインドウマンス。昨年の6月は、ジョセフHCがハイランダーズのHCを継続していたので、サンウルブズのハメットHCが代行してたんですよね。

 さて、先週末の相手のルーマニアは、2019年ワールドカップで同じプールになる可能性があるチーム、前哨戦としても負けるわけにはいかない相手ですな。ちなみに、試合当日時点の世界ランキングは、JAPANが11位、ROMANIAは16位、ポイントでも4点の差があるし、この日は熊本とはいえホームですからね、絶対に負けるわけには行きませんね。
 ROMANIAはでかくて強いフォワードでゴリゴリくるチーム、バックスが少し弱いってイメージだったのですが、今回は3人のトンガ人が並ぶということで、この3人に走られてしまうと厳しそうです。そういえば、ROMANIAのジャージ、ミズノでしたね。
リポビタンDチャレンジカップ2017 第1戦 JAPAN vs ROMANIA
 JAPANのこの日のスコッドは以下。
 1.山本幸輝(ヤマハ発動機ジュビロ/SUNWOLVES)
 2.堀江翔太(パナソニック ワイルドナイツ/SUNWOLVES)
 3.浅原拓真(東芝ブレイブルーパス/SUNWOLVES)
 4.谷田部洸太郎(パナソニック ワイルドナイツ/SUNWOLVES)
 5.ヘル・ウヴェ(ヤマハ発動機ジュビロ/SUNWOLVES)
 6.リーチ・マイケル(東芝ブレイブルーパス/CHIEFS)
 7.徳永祥尭(東芝ブレイブルーパス/SUNWOLVES)
 8.アマナキ・レレイ・マフィ(NTTコミュニケーションズシャイニングアークス/REBELS)
 9.田中史朗(パナソニック ワイルドナイツ/SUNWOLVES)
 10.小倉順平(NTTコミュニケーションズシャイニングアークス/SUNWOLVES)
 11.福岡堅樹(パナソニック ワイルドナイツ/SUNWOLVES)
 12.デレック・カーペンター(サントリーサンゴリアス/SUNWOLVES)
 13.ティモシー・ラファエレ(コカ・コーラレッドスパークス/SUNWOLVES)
 14.山田章仁(パナソニック ワイルドナイツ)
 15.野口竜司(東海大学)
 16.庭井祐輔(キヤノンイーグルス/SUNWOLVES)
 17.稲垣啓太(パナソニック ワイルドナイツ/SUNWOLVES)
 18.伊藤平一郎(ヤマハ発動機ジュビロ/SUNWOLVES)
 19.大戸裕矢(ヤマハ発動機ジュビロ)
 20.ツイ・ヘンドリック(サントリーサンゴリアス/REDS)
 21.内田啓介(パナソニック ワイルドナイツ/SUNWOLVES)
 22.田村優(キヤノンイーグルス/SUNWOLVES)
 23.松島幸太朗(サントリーサンゴリアス/SUNWOLVES) 
リポビタンDチャレンジカップ2017 第1戦 JAPAN vs ROMANIA

 立ち上がりは少し合わないところがあって先制されてしまいましたし、大きく攻め込まれてしまう場面が続いてしまいました。で、この流れを変えたのが、山田選手のトライ。やっぱ、この方、持ってますね~。クイックスローインからの早い攻撃でのトライ、これは意味がありますね。
リポビタンDチャレンジカップ2017 第1戦 JAPAN vs ROMANIA
 で、このトライ以降、ROMANIAがJAPANの動きについてこれない場面が増えてきました。これで、敵陣に攻め込んでペナルティを獲るといういい感じの流れ。それにしても、この日先発の小倉選手のキックいいですね、縦に長くて、かつ、滞空時間もある地域を確保するに効果的なキック。フォワードはこういうキックを蹴ってくれると楽なんですよね~。そして、ゴールキックも正確。さらには、縦へのランもいいですよね。
 縦へのランと言えば、リーチ選手、マフィ選手、ウヴェ選手の外国人選手の強いランも光ってました。2年ぶりに代表復帰したリーチ選手、確実に進化してます、いまや、CHIEFSになくてはならない選手になってますもんね。
リポビタンDチャレンジカップ2017 第1戦 JAPAN vs ROMANIA
 マフィ選手も左ラインで、福岡選手と良いコンビネーションを見せてました。後半終盤の福岡選手のトライも、カーペンター選手の飛ばしパスも上手かったですが、この2人が並んでいることで、ディフェンスを絞れなかったってこともありますね。
リポビタンDチャレンジカップ2017 第1戦 JAPAN vs ROMANIA
 ROMANIAのフォワードは強いですね。後半のROMANIAの得点の基点はすべて強力フォワードの攻撃からでしたからね。JAPANはスクラム、モールともに勝てませんでした。2019年のワールドカップに向けて、ヨーロッパの強いフォワード、そのスクラムとモールに勝てるようフォワードをさらに強化しないとなりませんね。2015年のワールドカップのときよりも、セットプレーの安定感がなくなっているように思います。

 とはいえ、33対21で勝利できたので良しとしましょう。後半は上に書いたように、フォワードにやられちゃいましたけど、トライ数で3対2、いい勝利だったんじゃないですか。

 さて、今週末は静岡で、ワールドカップでの対戦も確定したIRELAND戦、世界ランキング4位の強豪です、この日のような試合では勝てませんし、大差を付けられてしまいます。どこまで修正できるかが焦点になりますね。

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