なぜ世界中が、ハローキティを愛するのか? ― 2017/06/19 07:05
読むのに1ヶ月かかった...
あとがきまで504ページ、重さはほぼ1kg....朝の通勤時間に読んでたんだけど、さすがにカバン重かった...。
2013年に米国のハワイ大学の教授、クリスティン・ヤノさんのキティさん研究本...というか、キティさんをフックにした比較人類学の本...もっと、柔らかい本かと思いきや、結構、まじめな本だった。よく考えたら、作者のヤノさん人類学博士だもんね。
キティさんの秘密を暴く本だと思ったんだけどね...米国のアジア系やヒスパニック系のマイノリティだったり、ゲイやレズなどのセクシャルマイノリティの状況や、現代アートのあり方までを幅広くキティさんを絡めて語ってます。
無理やりキティさんを絡めてるって感じも否めないですけどね...。まぁ、海の向こうでは、キティさんはこんな感じで受け入れられてるんだなって...日本のカワイイって、ただ、カワイイだけなんだけどね、いろんな見方があるんだね...っていうか、なんかアメリカ人、ちょっとめんどくさいって思ってしまった。
「キティちゃんはネコか?」って、どうでもいいじゃん (x_x)
それにしても。カバン重かったな~。
コメント
_ くみかおる ― 2017/06/19 23:37
訳者です一か月もかけて丁寧に読んでくださって本当に恐縮です。私自身、ヤノ教授の文を訳すのに骨が折れました。訳者後書きで批判しようと思ったぐらいです。編集さんに止められたので一行だけにしましたが。近日中に出版元の公式HPにエッセイを寄稿しますのでご笑覧ください。
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