WANDERING ANIMALS あまのじゃくとへそまがり作品集 ― 2017/10/27 07:19
池袋のジュンク堂さんに行ってきた。
目的はこれ、あまのじゃくとへそまがりさんの作品集「WANDERING ANIMALS」の発売記念の作品展示を見るため。
以前からネットでその作品を見ていて、一度、実物を見てみたいって思ってたんですよね。ジュンク堂さんでは、以前、展示会をやってたみたいですし、博物ふぇすてぃばるにも出展されていたので、いつか機会を作ってと思っていました。
で、実物を見て、その完成度の高さ、自分の想像をはるかに超えてました。動物愛が溢れてます(ご本人がどこまで愛を感じられているかは、実際のところわかりませんが、自分にはそう感じました)。さらには、えっ、こんなニッチな生き物にフォーカスしてるのっていう、あまへそさんの偏執感(ごめんなさい)、自分は嫌いじゃないです。
ちなみに、ニッチな生き物ほどその造形美や色彩、いいものがあるんですよね。それをしっかり掴まれているところが、素晴らしいと思います(ちょっと、上から目線ですか...)。
ということで、カギムシなんていい例ですよね。このフォルム、只者じゃない。そしてこの生き物、頭から、プシューって粘液を出すんですよ、まるで、ウルトラマンに出てくる怪獣みたいにね。で、これをiPodケースにしちゃうあたり、あまへそさんのさらにすごいところですね。
ヒヨケザルだって、もっとメジャーな生き物いるよね...そしてこのこは、子供まで一緒にいます。ちゃんと広げられて、生き物のフォルムを維持しながら、でも、ポーチっていうの、もう好きすぎます。写真はOKなのですが、触るのはだめ、でも、触って見て初めてその真価がわかると思うんだけどなぁ。
とにかく、こんな感じで、こいつら一体何?って感じのラインアップ。後列左から時計回りに、ヤシャゲンゴロウのポーチ、ヘクソドンのポーチ、コウイカのキーケース、アメリカザリガニのチュッパチャプス入れ(いや、チュッパチャプスケースって!?)、イエティクラブことキワ・ヒルスタのカードホルダー、いやいや、普通だったらこの生き物のチョイスと商品の組み合わせないよねwww。
昔、うちにいましたねシマドジョウのペンケース。これ、欲しいかも。
ハシビロコウの頭のポーチ。ハシビロコウも脚光浴びたのは最近だよね~。
アビシニアコロブスのバッグ、アビシニアコロブスも狭鼻猿類の中でもそんなにメジャーじゃないよねぇ。ちなみに、赤ちゃん、可愛いんだよね。
ホオジロムササビのバッグ。木のほら=巣穴もBAGで、ムササビ本体もポーチになってます。ホオジロムササビも顔だけじゃなくて体全体なんですよ。ちなみに、タマタマもしっかり付いてるそうです。
ヤンバルクイナのポーチと、マルタニシの小銭入れ。ヤンバルクイナはメジャーだけど、マルタニシってどないなん?
ミノカサゴのポーチ、フォルムが完璧。
ゲンゴロウのポシェット、この目玉のフォルム完璧だよね。
チョウザメのバッグ、すげえぇの一言だね。
アイアイの手の巾着。アイアイの手がこんなフォルムだって知ってる人、少ないだろうなぁ。
タカサゴマダラマダニのポーチ、左側が血を吸う前、右(真ん中)が血を吸った後だよね。手前に見切れてるカブトエビも好きなやつだよね。
ニイニイゼミの幼虫のティシュボックスケース。やっぱり昆虫の目玉のフォルムに引かれちゃいますね。
カエル好きな自分はたまらないウシガエルのポーチ。ベルツノガエルのポーチか小銭入れ作ってくれないかなぁ。
ということで、サイン本を買いました。
サインは、こんな感じ。中身はお見せできませんが、これ、買って損しないやつ、って言うか買わないとダメなやつです。
おまけのポストカードは、ウモウダニのリュックを背負ったモデルさん(トーマスさんという格闘家?)。このリュック、普通にカッコいい。ちなみに、ウモウダニはその名の通り、鳥の羽についてるダニで、人間の血を吸ったりはしないらしい。それにしてもこの足、ウルトラマンの怪獣に匹敵するかっこよさだね。
ということで、31日までジュンク堂さんの池袋本店7階で実物が展示されてます、これは、見なきゃダメなやつで、もう一度言うけど、作品集は買わないとダメなやつですよ~。