Handmade Cities / Plini ― 2017/12/18 07:05
日本から始まったプログレッシブメタルの旅は、太平洋を渡ってアメリカ大陸に行って、オーストラリアはシドニーまでやってきました。
オーストラリア出身のギタリストPliniさん。公式ホームページを見ると「25歳」って書いてあるね、ん~若いのに才能あふれちゃってる。しかも、建築学の修士持ってるそうな、天は二物を与えちゃうんですね...。
このアルバム「Handmade Cities」のラインアップは、ドラムスのTroy Wrightさん、ベースのSimon Groveさん、ギターとその他の楽器のPliniさんの三人。DjentやProgressive Metalに分類されますが、メロディアスで日本人にも合う曲が収録されてます。いわゆるクロスオーバーですね。日本人だと、エレクトリックトリオのころの渡辺香津美さんが近いかな?
01. Electric Sunrise
単音のイントロからライトハンドのアルペジオと続いて、重いリフにのせて、ギター弾きまくってます。ギターは、ヴァイさんやサトリアーニさんの流れをくんだサウンドですね。手数は多いけど、ドラムの音がマイルドかな。
02. Handmade Cities
リフ自体は重いけど、サウンド全体のイメージは明るくPOPな感じの曲。緩急も良くて1:30からのバラードっぽいフレーズは本当に美しい。
03. Inhale
この曲のメロディも美しい。緩急、硬軟の対比がカッコいい曲です。
04. Every Piece Matters
バラードですね。綺麗でカワイイ曲です。この曲、香津美さんが書いてもおかしくないかも。
05. Pastures
サウンドはハードだけど、カワイイPOPな曲。6:30からの短いドラムソロがカッコいい。
06. Here We Are, Again
ストリングスで始まるバラード。短い小曲です。
07. Cascade
荘厳なイントロで始まる曲。確かにこりゃプログレッシブロックだわ、クラシックのような曲構成でサウンドはロックだからね。ヴァイさんが弾いててもおかしくないかも。ということで、日本人ならきっと好きなやつです。
Scale The Summitさんも好きだけど、ポリリズムバリバリではなくてなバックのアンサンブルもカワイくてPOPなメタルです。
彼も来日したら観にいきたいなぁ。