第54回全国大学ラグビー選手権大会 決勝2018/01/13 07:22

 先週の日曜日の大学選手権決勝は、秩父宮には行かず録画で観戦しました。でも、まさかこんな展開になるとはね...。

 キックオフから3分続いた明治の攻撃と帝京の守備、しびれました。対抗戦では41対14、帝京の圧勝でしたし、準決勝の大東大戦も前半立ち上がりの悪かった明治でしたが、この日は立ち上がりから積極的に前に出てました。そんなプレーから梶村選手のインターセプトでのトライが生まれたと思います。
第54回全国大学ラグビー選手権大会 決勝
 一方、帝京大学の11分のトライも凄かったですね。特にマクラカン兄弟の弟、ニコラス選手の縦へのスピードのある走りこみはさすがです。まぁ、そのまま真っ直ぐ走っていればゴールポスト真下にトライできたと思うんですけどね、フォローが厚いのでキャプテンの堀越選手のトライに繋がりましたからね、これが帝京の凄いところかな。ちなみに、マクラカン選手は、この後も何度も縦に切れ込んでいい走りをしてました。お兄さんとともに日本での活躍を期待しちゃいますね。
第54回全国大学ラグビー選手権大会 決勝
 で、その後の明治が良かったですね。ラインアウトからフォワードがモールで「前に」出て、スピードのあるバックスのライン攻撃で、最後はウイングの高橋選手が、帝京の竹山選手、尾崎選手を弾き飛ばしてのトライ、いや~、強い明治が戻ってきましたね。
第54回全国大学ラグビー選手権大会 決勝
 その後も、明治のビッグタックルが続きました。明治陣22m付近で帝京No.8の吉田選手のアタックを止めたを明治SOの掘米選手のタックルしびれました、この後の一連の明治の攻撃から最後は帝京ゴール前まで運び、ラックからSHの福田選手が持ち出してトライ。
第54回全国大学ラグビー選手権大会 決勝
 この後も、帝京はキックがインゴールやタッチインゴールを割って有効な攻撃になっていませんでした。
 そして、後半も最初に得点したのは明治。この後も15分くらいまでは明治がイケイケだったんですけどね...帝京が息を吹き返しました。15分のロックの秋山選手のトライに至るまでの帝京のリズムのある攻撃は良かったです。
第54回全国大学ラグビー選手権大会 決勝
 少し足が止まりだした明治、帝京ゴール前の攻防から明治の反則で切り返されて、尾崎選手が大きくゲインして一気に明治ゴール前までボールを運ばれ、最後はセンターの岡田選手にトライを決められてしまいました。
 これで、帝京が逆転。
第54回全国大学ラグビー選手権大会 決勝
 1点差を追う明治、残り20分は意地をかけた競り合いになりました。明治、本当にあと少しでした、でも...結果論だけど、最初の梶村選手のトライのとき、梶村選手が最後までスピードを落とさないでゴールポスト近くまで回りこんでいれば、掘米選手のコンバージョンも決まっていたかも...その当たりの判断が、勝者と敗者を分けたのかも知れません。
 21対20、帝京が1点差で逃げ切りました。それにしても、本当に決勝にふさわしいいい試合でした。観にいけばよかったな...。
第54回全国大学ラグビー選手権大会 決勝
 ここで、活躍している選手たちが、これからの日本のラグビーを背負っていくんですね...これからも楽しみです。9連覇すげぇなあ...帝京に土をつけるのはどの大学になるんだろう...。
第54回全国大学ラグビー選手権大会 決勝

 さて、今日は日本選手権の決勝、パナソニックの応援に行ってきます。 

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