第97回全国高等学校ラグビーフットボール大会 決勝 ― 2018/01/14 07:05
先週末の連休はラグビー三昧でした。
秩父宮でのトップリーグの5位決定トーナメントの1日目、テレビで日本選手権の1日目、大学選手権決勝、高校の決勝と3日間で6試合の観戦。
3日間の締めくくりは高校ラグビーの決勝戦、東海大仰星と大阪桐蔭の試合。東海大仰星は4回の優勝を誇る強豪、大阪桐蔭は系列校対決を制して初の決勝戦、そして19大会ぶりの大阪勢同士の対決。
試合序盤、雨が降っているのでボールが滑ってノッコンが多かったですね。そんな中、フォワード戦で勝負する大阪桐蔭が先制しました。その後も大阪桐蔭のフォワードの出足が良かったです。
一方、東海大仰星はバックスが良いですね、前半、10分頃の河瀬選手のほぼ70mの独走トライ、そこにいたるパス回し良かったです。それにしても河瀬選手の
走りよかったですね。
その後も、フォワードを中心に攻める大阪桐蔭とバックスで勝負する東海大仰星その中で、ギャップを突いて裏に出た東海大仰星のキャプテン長田選手が50m近くを駆け抜けてトライ。長田選手はそのあとも何度も縦にいい走りを見せてました。
前半最後にトライを決めたのは大阪桐蔭。やっぱりフォワードでモールを押し込み、1年生ながら177cm、106kgと大きな奥井選手がグラウンディングしました。バックスの東海大仰星、フォワードの大阪桐蔭、両チームが持ち味を生かした前半となりました。
後半序盤も大阪桐蔭がキックを効果的に利用して、東海大仰星のノッコンを誘い東海大仰星陣内で優位にゲームを進めていました。後半も先制したのは大阪桐蔭、東海大仰星ゴール前でモールで攻撃、東海大仰星のコラプシングの反則を誘いペナルティーゴールを決めました。大阪桐蔭は強みを生かした攻撃でいい感じでした。とはいえ、一方の東海大仰星もラインのディフェンスはしっかりタックルで止めてました。
このあと、東海大仰星も持ち味のバックスの展開力でトライを上げました。
その後、試合終了10分前に、持ち味の展開力を生かした東海大仰星が立て続けに2トライをあげ、勝ち越しました。
それにしても東海大仰星のバックスの展開力は凄い、スピードもあるしパスの精度も高い。
最後は、大阪桐蔭の猛攻を耐え東海大仰星が27対20で勝利しました。
湯浅監督の「生徒を信じていたのでうれしい」「生徒を誇りに思います」「生徒にありがとうといいたいと思います」の言葉、いい指導者に育てられた選手たちは幸せ者だな。
前の日の大学生もそうだけど、彼らのこれからの活躍が楽しみですね。