リポビタンDチャレンジカップ2018 第2戦 JAPAN vs ITALY ― 2018/06/19 07:02
2戦目は、1戦眼みたいに楽には行かないよね...。
神戸のノエビアスタジアムで行われたITALYとの第2戦、JAPANのメンバーは以下の23人。
1 稲垣啓太(パナソニック/SUNWOLVES)
2 堀江翔太(パナソニック/SUNWOLVES)
3 具智元(ホンダ/SUNWOLVES)
4 ヴィンピー・ファンデルヴァルト(NTTドコモ/SUNWOLVES)
5 アニセサムエラ(キヤノン)
6 徳永祥尭(東芝/SUNWOLVES)
7 リーチマイケル(東芝/SUNWOLVES)
8 姫野和樹(トヨタ自動車/SUNWOLVES)
9 田中史朗(パナソニック/SUNWOLVES)
10 田村優(キヤノン/SUNWOLVES)
11 福岡堅樹(パナソニック/SUNWOLVES)
12 ラファエレティモシー(コカコーラ/SUNWOLVES)
13 ウィリアム・トゥポウ(コカコーラ/SUNWOLVES)
14 レメキロマノラヴァ(ホンダ/SUNWOLVES)
15 松島幸太朗(サントリー/SUNWOLVES)
16 庭井祐輔(キヤノン/SUNWOLVES)
17 石原慎太郎(サントリー/SUNWOLVES)
18 浅原拓真(東芝/SUNWOLVES)
19 ヘルウヴェ(ヤマハ発動機/SUNWOLVES)
20 アマナキ・レレイ・マフィ(NTTコミュニケーション/REBELS)
21 流大(サントリー/SUNWOLVES)
22 松田力也(パナソニック)
23 中村亮土(サントリー/SUNWOLVES)
先週と同じメンバーで、徳永選手がスターティングメンバーとなって、マフィ選手がリザーブに回りました。ちなみにNo.8は姫野選手で、徳永選手はフランカーで出場です。
試合開始から、ITALYはフィジカルを全面に出して体をガツガツと当ててくるアタックを繰り返してました。アタックは至ってシンプル、とにかく縦に走りこんで、フォローするというもの。体の小さいJAPANの不得意とするパターン。
このアタックを凌いだ後のJAPANのアタックのときのサムエラ選手のイエローカード、残念ながらこのプレーでJAPANはピンチを招いてしまいました...田中選手が2ついいプレー(トライの阻止と相手ハーフへのタックル)をしたけど、チームとしては、ちょっと浮き足立ってたように見えました。
12分の田村のペナルティーも決まっていたら流れが変わっていたかもしれません。でも、その前のJAPANのアタックのときもITALYはペナルティーになりましたが、ラインは揃っていて、JAPANがフィニッシュまで持っていくのは難しかったと思います。
試合の均衡を破った18分の福岡選手のキックに対する処理からのITALYのトライ、この時間帯、このチームの状況でのトライちょっと痛かったですね...。
この後も、ITALYの時間でした、接点での気合の入り方半端じゃなかったです。JAPAN明らかに押されてました。23分くらいのJAPANゴール前の攻防、JAPAN 凌いでたんですけどね...結局最後は力でねじ込まれてしまいトライを与えてしまいました。第1戦とITALYは試合への入りが違ってました...一方、JAPANは受けちゃったって感じでしたね。
この後、スクラムを押し込んで相手のペナルティーを誘って田村選手のペナルティーゴールが決まって3点返したのですが、やっぱりITALYペースのまま。前半は3対12とITALYリードで終了、やっぱりITALY、6ネーションズで闘っているのは伊達じゃありませんでした。
後半の立ち上がりもITALYペースでした、明らかに第1試合とITALYは、気合も動きも違ってました。立ち上がり4分のITALYのトライもそんな流れから生まれたものでした。
後半10分のミノッティ選手の幻のトライになったオフサイドで流れが変わったかも知れません。試合残り20分付近から動きが悪くなるITALY、JAPANがそこに付け込み、松田選手、中村選手のフレッシュレッグの投入も功を奏して、トゥポウ選手のトライが生まれ、反撃の狼煙があがりました。

ITALYの反則が多くなってきました、特にネックロール目立ってましたね。レフリー、あまり取ってませんでしたが、密集で結構やってましたね。で、ペナルティから流選手が速攻を仕掛け、最後はマフィ選手がパワーでトライをねじ込みました。

本当にITALYは後半20分過ぎに運動量が落ちてディシプリンも悪くなるんですね。この時点で2点差を追うJAPAN、逆転を狙える所まできました。ITALY、フォワード歩いてる選手多かったですもんね。
でも、6ネーションズで揉まれているチームは違いますね、しっかりペナルティゴールを2本決め突き放しにかかります。
最後はJAPANの意地で足の止まったITALYに対し、連続攻撃、最後はスペースのあるところでボールをもらった松島選手がトライ...でも、JAPANの追い上げもここまで。

22対25、JAPANの追い上げも後一歩届かずでした。少ない点差で試合をしていれば勝てた試合でした。
でも、JAPAN、強くなったなあ...。ランキングは下とはいえTier1のチームと対等に試合できるようになったんですからね。ということで、今週末のGEORGIA戦に期待したいです。
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