トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第5節2018/10/09 07:13

 柏の葉公園総合競技場に行って来た。台風の影響で、真夏のような暑さの中での観戦。

 浦安を拠点とするNTTコミュニケーションシャイニングアークスと我孫子を拠点とするNECグリーンロケッツ、千葉ダービーです、題して「ラグビーだよ!柏の葉に全員集合!」ドリフの番組みたいなタイトルですな。
 そういえば、昨年は同じ千葉ダービーだったけど、NECとクボタスピアーズの試合でしたね、1点差だけどNECが勝ったんだよね。
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 勢いは、NECにありました。
 ファーストスクラムこそNTTコムが押したものの、以降は互角。アタックに勢いのあるNECが有利に試合を進めてました、先制トライもNECでした。SOのスティーブン・ドナルド選手の豊富な運動量と的確な判断、センターのマリティノ・ネマニ選手のフィジカルを核にボールを前に動かしてました。NTTコムはディフェンスが良くなくて、あっさり裏に出られちゃってましたね。
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 NTTコムもブラッキン・カラウリアヘンリー選手と、先日、JAPANに追加召集された石井選手のスピードで2本トライを返しましたが、前半17点差を付けられて31対14で折り返し。この時点でトライ差2本、明らかにNECの試合でした。NTTコム、タックルが高すぎでしたね。
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 後半、動きの良くなったNTTコム、NECゴールに何度も迫ります。でも攻めても汗でボールが滑るのか、ノッコンの繰り返し。得点できたのは10分過ぎ、この後、20分頃にもトライをあげて10点差まで迫ったのですが、そのあとが中々続きません。NECにうまく時間を使われてこのままノーサイドかと思われたところ、執念で自陣ゴール前からボールを運び、最後はブラッキン選手がゴール真下にトライ、ドロップゴールでコンバージョンを決めたところで、ノーサイドのホーンが鳴りました。
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 あと3点、トライ数ではNEC4本に対しNTTコム5本、結局、NTTコムは、コンバージョンを決めていれば1点差で勝てた試合を落としてしまいました。
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 34対31

  後半、もう少し早い時間で得点していれば、流れが変わったかもしれません。というか、前半とられ過ぎでした。
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 一方、NECはスタミナの落ちる後半ではなく前半で勝負を決めたってことで、一応、作戦勝ちでしたね。  
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 それにしても、一緒に観戦していた友人が言ってたけど、下位チーム同士の試合は静かです。上位チーム同士の試合はうるさいぐらいなのにね。ラグビーはコミュニケーションのスポーツで、後ろにボールをパスしながら進むので後ろからの声が重要なんですよね。そんなところにも差が出てくるんだろうなぁ。

 柏の葉、来年のワールドカップの際、NEW ZEALAND代表ことオールブラックスがキャンプを張るんですよね。
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 ということで、黒いダルマが告知で置いてありました。柏市でイベントとか組まれるんでしょうねぇ。ちょっと、うらやましい。