BOHEMIAN RHAPSODY / QUEEN / ORIGINAL SOUNDTRACK2018/10/31 07:02

 11月9日に公開されるQUEEN(フレディ・マーキュリー)の伝記映画のオリジナルサウンドトラックを買った。
 オリジナルサウンドトラックなんて買うの何十年ぶりだろう...小学生のころ以来かな。

 丁度、中学生ですね、QUEEN人気あったなぁ。不良っぽくてカッチョいいAEROSMITHと、エンターテイメント性が高くて、例のメイクと火を吹いたり、血を吐いたりするパフォーマンスが凄かったKISS、この3バンドが僕らのヒーローでした。ストレートなロックのAEROSMITHとKISSと違って、オペラぽいコーラスが入ってたりQUEENはどこか音楽性が高いというか、ロックなのに高尚な感じでしたね。ちょっと大人って感じかな。アメリカとイギリスの違いもあったのかもね。
BOHEMIAN RHAPSODY / QUEEN / ORIGINAL SOUND TRACK
 当時、フィルムコンサートなるものがあって、学校の友達と中野サンプラザまで何度か見に行った。今みたいにMTVがある時代じゃなかったので、そういう場所でアーティストたちのPVを見てたんだよね。で、当時のお小遣いでは3バンド全部のレコードは買えなくて、その頃組んでたバンド仲間で、それぞれ分けて買ってた。自分はKISSだったな、でギターの2人がQUEENとAEROSMITHだった。あと、QUEENの曲は難しくて、コピーする気もおきなかったですね。

 衝撃的だったのは、KILLER QUEENとBOHEMIAN RHAPSODYだな。KKILLER QUEENのコーラスでかっこいいなと思ったら、翌年リリースされたBOHEMIAN RHAPSODYで完璧にもっていかれた。アカペラ、バラード、オペラ、ハードロック、バラードと目まぐるしい展開、プログレッシブロックとも違ったQUEENの世界がそこにあった。カッコよかったなぁ、特にオペラ部分はちょっと振るえたね。自分が好きなのは、エンディングの銅鑼の音、あの音のためにこの荘厳な楽曲があるといっても過言じゃないと思う。

 ということで、映画はバンド結成から1985年のLIVE AIDまでの活躍を描いてるそうで早く見てみたい。だって、彼ら、僕らのヒーローだったんだから。

01 20th Century Fox Fanfare by Queen
 お馴染みの20世紀フォックスのファンファーレ、当たり前だけどサウンドはQUEENそのもの、ブライアンさんのギターだね。ブライアンさんとロジャーさんでこの映画のために録音したそうな。
02 Somebody To Love
 日本のタイトルは「愛にすべてを」でしたね。この曲もコーラスが印象的でした。5枚目のアルバム「華麗なるレース/A Day at the Races」に収録でシングルカットもされました。
03 Doing All Right...revisited
 QUEENの前身バンドでブライアンさんとロジャーさんが参加していたSMILEの曲。ボーカルは元メンバーのティム・スタッフェルさん。このアルバムのために再録したそうな。QUEENの前からこういうちょっとプログレっぽい曲を作ってたんですね。
04 Keep Yourself Alive (Live at The Rainbow)
 イントロのギターのリフ、コピーしたな。とにかくカッコいい。
05 Killer Queen
 この曲をはじめて聞いた時の衝撃は忘れない。コーラス、ギターのオブリガード、ソロ、とにかくカッコ良いの一言。
06 Fat Bottomed Girls (Live in Paris)
 1979年のアルバム「JAZZ」に収録の曲。やっぱり、QUEENのコーラスはカッコいい。
07 Bohemian Rhapsody
 映画のタイトルになっている曲。組曲のような構成、柔と豪の対比もカッコいい。
BOHEMIAN RHAPSODY / QUEEN / ORIGINAL SOUND TRACK
08 Now I'm Here (Live at The Hammersmith Odeon)
 当時「誘惑のロックンロール」って邦題だった。
09 Crazy Little Thing Called Love
 エルビス・プレスリー好きのフレディさんの趣味バリバリの曲。当時、この路線に行ったことちょっとビックリした。ところで「愛という名の欲望」って邦題、凄すぎじゃない?
10 Love Of My Life (Live at Rock in Rio Festival)
 観客が歌う冒頭部分がいいな。リオのライブは確か30万人の観客動員があったんだよね。
11 We Will Rock You (Movie Mix)
 前半がスタジオバージョンで、後半がライブバージョンになってる映画オリジナルのミックス。6枚目のアルバム「世界に捧ぐ」の1曲目だよね、針を落としたとたんにこの足踏みと手拍子(日本語だとカッコ悪いな)が聞こえた時は衝撃的だったな...ってここまで書いてて、彼らには何度も驚かされてきたんだなって気づいた。
12 Another One Bites The Dust
 ベースのジョンさんの作品、ディスコを意識した曲だね。自分はこの曲のベースとギターのカッティングが好き。ロジャーさんは気に入らなかったみたいだけどね。アメリカで一番ヒットした曲らしい。
そうそう、この曲の邦題「地獄に道づれ」も凄いよね。
13 I Want To Break Free
 この曲もジョンさんの曲。こういう、ビートが全面に出た、ちょっとシンプルな曲が好きなんだね。「自由への旅立ち」って邦題はいいやね。
14 Under Pressure
 デビッド・ボウイさんとのデュエット。二人とも亡くなられちゃいましたね...。この曲もベースラインがカッコいい。
15 Who Wants To Live Forever
 オーケストラの演奏が美しい曲。この曲を聴いてると、QUEENの作曲の才能は凄いなと思う。ホント、美しすぎる。
BOHEMIAN RHAPSODY / QUEEN / ORIGINAL SOUND TRACK
16 Bohemian Rhapsody (Live Aid)
 ここからの5曲は、1985年のライブエイドのステージからの演奏。ちなみに、映像もYOITUBEで探せば見られますよ。
17 Radio Ga Ga (Live Aid)
 レディ・ガガさんがこの曲名から芸名を取ったのは有名な話ですね。曲中のハンドクラップ(手拍子じゃなくてこう書くとカッコいい)を何万という聴衆が一斉にやる光景がカッコいいというか、QUEENならではって感じです。
18 Ay-Oh (Live Aid)
 このコールアンドレスポンスもQUEENならではというか、フレディさんならではですね
19 Hammer To Fall (Live Aid)
 この曲のイントロのギターとソロが好き。ストレートなハードロックです。
20 We Are The Champions (Live Aid)
 言わずと知れたヒット曲。その後のスポーツの大会では、チャンピオンが決まるとかならずこの曲が使われるようになりました。
21 Don't Stop Me Now...revisited
 疾走感のあるカッコいい曲、エンディングのバラードっぽくなるとこが好き。
22 The Show Must Go On
 フレディさん生前最後のアルバム、この曲の入ったアルバム買いましたよ、そしてこの曲で泣きましたよ。「ショーは続く」ですからね。そうなんです、まだ、続いてるんです(泣。
BOHEMIAN RHAPSODY / QUEEN / ORIGINAL SOUND TRACK
 てことで、早く映画みたい。

 Amazonの購入特典はジャケットと同じデザインのステッカーでした。
BOHEMIAN RHAPSODY / QUEEN / ORIGINAL SOUND TRACK
 もったいなくて貼れない...。