欧州遠征 第1戦 JAPAN vs ENGLAND ― 2018/11/24 07:04
今年の欧州遠征の第一戦は、前監督のエディさんが指揮するENGLANDとの対決。因縁の対決というか師弟対決って感じですね。エディさん「ボコボコにしてやる」って言ってたみたいですけどね...。しかも、前週にENGLANDは、NEW ZEALANDとのテストマッチで、16対15と1点差の惜敗、しかも、先行していての逆転負け、JAPANは遠征前にNEW ZEALANDにダブルスコアで負けてますからね、厳しい試合になるのは必至ですよね。
ということで、先週の土曜日テレビ観戦。
立ち上がりのディフェンス良かったんですけどね...キックの後のディフェンスがいまひとつでした。あそこは、一人目が抜かれてしまうと、最後まで持ってかれちゃいますよね。ということで開始2分にENGLANDにトライを献上。
でも、この後の攻撃とディフェンスは良かったですね、10分前後の攻撃、見ごたえありました、2回のラインアウトに、ゴールポスト正面でのスクラム、この一連の攻撃には痺れました。最後は田村選手のペナルティーゴールで3点を返しました。
でも、やっぱりENGLANDのプレッシャーは凄いです。畳み掛けるような攻撃。でも、これを前に出るディフェンスでよく凌いでました。ここで、JAPANにビッグプレー、山田選手がENGLANDボールをインターセプト、でも、ここで、トライまで持って行かせないのがENGLAND。それでも、ゴール前までボールを運ぶことができて、ゴール前でのスクラムから中村選手がトライ。ゴールも決まって、22分の時点で7-10と3点のリード。
その後もJAPANはENGLANDと良く闘ってました。ハーフウェイラインでのJAPANのペナルティーをENGLANDはペナルティーゴールを選択。これがどうこの後の試合に影響するか...なんて思っていたら、JAPANは、すばらしい攻撃で最後は、タックルをこらえた山田選手からのパスを受けたリーチ選手がトライ。この時点で10-15と5点のリード。リーチ選手いいランでした。
それにしても、この日の前半のJAPANのフォローはすばらしかったです。ボールを持ったプレイヤーへの寄り、そのプレイヤーを孤立させないという意識がものすごく高かったと思います。
JAPAN、後半立ち上がりから良く動いてました。ENGLANDに攻められても分厚いディフェンスで凌ぎ、テンポのいい攻撃でENGLANDを苦しめました。その後、JAPANゴール前でのENGLANDのラインアウトからの攻撃を凌いだ一連のプレーは良かったです。
後半15分にペナルティーを与え、13-15と詰め寄られてしまいました。ここから、少しJAPANのペナルティーが目立つようになって来ました。ちょっと、足が止まってきてしまいましたかね...ここで、1トライ返され、ゴールも決められて、20-15と5点差をつけられてしまいました。
この後も、自陣でのスクラムでのコラプシングのペナルティーからゴールを決められ、ENGLANDが3点追加して、23-15。その後も、キックの処理ミスからトライを献上、ゴールも決まって30-15。
前半飛ばしすぎたかなぁ...サポートがちょっとずつ遅れてきてましたね。最後は、ラインアウトからのモールを押し込まれトライを奪われてしまいました、35-15。
結局このまま試合終了。残り3分、ENGLANDは最後まで攻撃の手を緩めませんでした。さすがラグビーの母国、すばらしいラグビーを見せてもらいました。JAPANは、後半、足が止まってしまったこと、ラックでのスィープが2回ペナルティになって攻撃のリズムが崩れてしまったことが厳しかったですね。
前半のリーチキャプテン、西川選手、姫野選手のバックローの動きは良かったです。そういう意味で、後半スタートから西川選手を変えてしまったこと、あと、1列の3人の交代が後半の終盤だったこと、いまひとつ、ジェイミー監督の意図が見えませんでした。いい試合だったけど、やっぱり僅差までもっていって欲しかったな。
ということで、今日は欧州遠征の二戦目、ロシア戦。この試合は勝たなきゃねぇ。
あっ、あと、同じ日にNEW ZEALANDとIRELANDのテストマッチもあって、IRELANDが勝ちました。IRELAND強い...。
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