侵略!外来いきもの図鑑 -もてあそばれた者たちの逆襲-2019/03/24 07:07

 映画の紹介をしているってことで、Twitterをフォローしていたイラストレーターのウラケンさんが外来生物のことを描いた「侵略!外来いきもの図鑑 -もてあそばれた者たちの逆襲」を買った。

 かいぼりで外来生物の駆除を行うテレビ番組が流行ったり、アライグマやヌートリアの問題だったり、外来生物のことが昨今話題になってるので、タイムリーな一冊ですね。
侵略!外来いきもの図鑑 -もてあそばれた者たちの逆襲-
 アライグマやヌートリアは比較的新しいけど、古くは、ウシガエルや、その餌だったアメリカザリガニ、自分の子供の頃に流行ったミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)、スポーツフィッシングの対象となったオオクチバスやブラックバスなど、身近に外来生物がたくさんいますよね。
 多摩川に観賞魚として入ってきた南米産のアリゲーターガーやレッドテールキャットフィッシュがいて多摩川がタマゾンなんて呼ばれてるなんていうのも記憶に新しいですよね。
侵略!外来いきもの図鑑 -もてあそばれた者たちの逆襲-
 そんなこんなも、人間の業のせいですよね。ペットとして、食用として娯楽のため人間って業が深すぎますな。

 ということで、いろいろと考えさせられる一冊です。ちなみに、カバーの裏にかかれている宇宙人と人間の話、洒落にならないですね...。

 ところで、ウラケンさん、知らない間にペンネーム変えてたんですね。ウラケン・ボルボックス、ボルボックスってあの丸い藻類ですよね。ちなみに、ペンネームを変えた件についてはこちらをご覧ください。