テレビやパブリックビュー2019/10/02 06:03

 ワールドカップ始まってから、ほぼ毎日ラグビーづけだ。これまでにないくらい試合観てるかも...。

 MATCH8 WALES vs GEORGIA
 GEORGIAの強力フォワードが、今年の6NATIONSのチャンピオンにどこまで通用するか期待してたんだけど...。
 前半はWALESにやられっぱなしでした。前半だけで4トライ、29対0とWALES圧勝の試合だったのですが、後半、GEORGIAも意地を見せました。後半だけみれば、ほぼ互角、まぁプール戦だし、前半で試合を決めてボーナスポイントも獲得したWALESとしては気を抜いちゃうのもわかるのですが、それでも、後半のGEORGIAのラグビーはフィジカルを前面に出した攻撃でらしさが溢れてました。特に後半交代で出場したプロップのCHILACHAVA選手のパワフルな突進が良かったですね。あと、ハーフのLOBZHANIDZE選手の運動量も半端なかったなぁ。43対14と大差の試合になってしまいましたが、最後まで目の離せない試合でした。これが、ワールドカップなんだよね。
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 MATCH2 AUSTRALIA vs FIJI
 前半はFIJIのゲームでした、出足と仕掛けが速かった。FIJI、やっぱりフィジカルは強いです。とはいえ、AUSTRALIAも決して悪くありませんでした。接点にかける選手は少ないし、アタックのときのラインスピードはさすがでした。前半、FIJIが14点、AUSTRALIAは12点とFIJIリードで折り返し、後半も10分まではFIJIが1トライ1ゴールのリードをしてたんですけどね...結果を知っていながらの観戦だったのですが、見ていてAUSTRALIAは余裕を持ってプレーしてたってことなんだと感じました。後半10分のGENIA選手の投入からAUSTRALIAが、一気に畳み掛けて、終わってみれば、39対21とボーナスポイントも獲得してAUSTRALIAが勝利。
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 それにしても、AUSTRALIAのポーPOCOCK選手とHOOPER選手の運動量は凄いな...ポイントにはすべて顔を出してるって感じですもんね、二人とも最近のバックローとしてはそんなに大きな選手ではありませんが、ここにいるってことが凄いと思います。あと、ホッジ選手のパワーとスピードも良かったですね。
 一方、FIJIはこの試合の後、中3日でURUGUAYと釜石で対決して、まさかの2敗目。前回のJAPANもそうですが、この強度の試合をして中3日はつらいよね。次回大会では見直ししてもらいたいですよね。

 MATCH3 FRANCE vs ARGENTINA
 前JAPAN監督のエディーさん率いるENGLANDとティア1の世界ランキング8位のFRANCE、11位のARGENTINAが、トーナメントへの2枚の切符をかけて三つ巴の戦いになると見られていて、死のプールと呼ばれているプールC。まずは、そのうちのFRANCEとARGENTINAの対戦。ARGENTINAはその選手の多くが所属するJAGUARSが、今年のSUPER RUGBYで準優勝だったのも記憶に新しいところ。楽しみな一戦です。
 ARGENTINAは、とにかく真っ直ぐに縦に走る、最短距離でゴールに向かうというシンプルなプレー、一方のFRANCEは、パスを細かく繋ぎ、フォロワーが湧き出るようにサポートするというそれぞれのプレースタイルがみられた試合でした。FRANCEは若い選手が頑張ってますな、ウイングのPENAUD選手は22歳、キレキレでパワフルな走りが魅力的です。スタンドオフのNTAMACK選手は20歳、ハーフのDUPONT選手は22歳、若い司令塔がゲームを組み立てていました。JAPANもこのくらいの世代が活躍してくれると継続していくんだけどなぁ...。
 FRANCEが20点、ARGENTINAが3点で折り返しましたが、後半早々に、ARGENTINAがトライを一本返しました。ここから、試合はARGENTINAに傾きました。後半は完璧にARGENTINAの試合でした。やっぱり、このレベルのチーム同士の試合では、簡単には勝たせてもらえないですよね。とはいえ、ラグビーってフットボールだったんだって思い出させるFRANCEの切り返しでした。まさか、あのドロップゴールで逃げ切るとはね...23対21、最後のARGENTINAのBOFFELLI選手のペナルティキックが決まっていれば...。
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 予選からこんな試合が観られるなんて、やっぱワールドカップって凄いと思う。

 MATCH13 ARGENTINA vs TONGA
 初戦で負けている両チーム、どちらも負けられない一戦です。日本にもなじみのあるTONGAを応援ですね。
 試合序盤からARGENTINAが地域を取って、試合を有利に進めてました。TONGAはバックアップが遅いので、ARGENTINAはやりやすかったんじゃないかなぁ。あと、TONGAはやっぱりプレーが雑なんだよな...、2回もペナルティでゴール前に迫られて、ラインアウトからARGENTINAにあっさりトライを献上してしまいました。その後のリスタートもTONGAは、せっかくいい形で攻撃していたのにミスから切り返されて、これまたあっさりとトライを献上しちゃいました。30分に一本トライを返したところから、TONGAはペースを取り戻した感じでしたが、結局、28対7で折り返しました。
 後半、TONGAの動きが良くなってきました。これが序盤からできてたらね...。もっと、競った試合になったように思います。ARGENTINAがTONGAのゴール前で試合を進めていましたがTONGAがこらえてました、この時間帯は締まったいい内容でしたね。スタッツでは、ポゼッションも、地域も6対4でARGENTINAの方が有利に試合を進めてたのですが、イメージでは、ほぼ5分って感じでしたね。特に、後半25分のVEAINU選手のトライはいい攻撃でした。結局、ARGENTINAは後半、無得点、TONGAは最後のペナルティでもらったラインアウト捕ってトライにしたかったなぁ。
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 28対12、TONGA、負けちゃいましたがいい試合でした。

 有楽町のファンゾーンにも行ってみた。
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 この日の試合は、MATCH9 RUSSIA vs SAMOA。SAMOAはこの試合が初戦、RUSSIAは中3日での試合。前回のJAPANもそうだし、今回のFIJIもそうだけどラグビーで中3日は辛いよな。
 SAMOAは10番にPISI選手、15番にNANAI-WILLIAMS選手を擁して、重量フォワードでボールを確保して、スピードのあるバックスで勝負、で、スムーズに勝負をものにするっていうシナリオだと思っていたのですが...。前半は両チーム共に精彩を欠き、さすがってプレーは観られませんでしたね。あれ?SAMOAってこんなチームだっけか?って思うような試合運び。一方のRUSSIAは、やっぱり、開幕戦の疲れがあるのか、これまた、動きに疲れの色が...でも、攻撃はいまいちだったけど、ディフェンスはがんばってたんじゃないかな。
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 RUSSIAもドロップゴール決めたり、いいプレーを見せてくれてたのですが、後半、中3日の影響からかやっぱり足が止まってきて、SAMOAにいいようにされちゃいました。SAMOAは6トライの猛攻で、34対9と勝利を手にしました。
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 で、この日のRUSSIA、スタンドオフのKUSHNAREV選手のJAPANをくるしめたハイパントはあまり観られませんでしたね。疲れで、競れないから封じちゃったのかな。そうそう、この日のフルバックのキャプテンのARTEMYEF選手は凄かった。2度のSAMOA選手からのハイタックル、しかもタックルした相手が倒れるような勢いのタックルを受けても平気で走ってました。ホント、ARTEMYEF選手は凄かった。もっと彼のプレーをみてみたいなぁ。
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 ということで、パブリックビューイング面白かった。家でゆっくりテレビもいいけど、外でのパブリックビューイングも意外にすててたもんじゃないよ。