Freedom / Yasi Hofer2020/04/12 20:05

 昨年1月にリリースされたドイツの女性ギタリストYasi Hoferさんのアルバム「Freedom」を購入。

 そもそもは、InstagramだったかTwitterでCity of Green Fieldsのビデオを見たのがきっかけ。ギターを引きながら街中を延々と歩くってビデオなんだけど、Yasiさんが颯爽としててカッコいいんだな。
 ググってみたら、天才少女なんだね...子供のころバイオリンを始めて、12歳でエレキギターに転向、14歳でSteve Vaiさんに見いだされて教えを受けるなんて凄いなぁ、そんでもって、15歳でシュトゥットガルト音楽演劇大学で勉強をして、その後、米国のバークレー音楽大学でも音楽を学んだんだってことで、いわゆる天才だね。
 ということで、このアルバム、Vaiさんに影響を受けてるのがわかるサウンドやフレーズ、奏法がたくさん詰まってます。そしてもうひとつ、このアルバム聴いてて、なぜか高中正義さんを思い出した、というか、音とかフレーズとか高中さんっぽい部分が自分には感じられたんだよね。
 それにしても、この容姿でギターが無茶苦茶上手くて、「才色兼備」ってこの人のためにあるって思っちゃうな。アルバムの写真はカッコいいって感じだけど、笑顔がカワイイんだよ~。
Freedom / Yasi Hofer
 収録曲は以下の12曲。
01 City of Green Fields
 この曲、やっぱりいいです。疾走感のある曲でギター弾きまくってます。
02 Rollin' on
 Yasiさんって歌も歌うのね...。
03 Skydiver
 ヘビーなインストゥルメンタル、Vaiさんに影響されてるのがわかる1曲。リズム隊は正統派ロックって感じです。
04 Working Man's Life
 この曲もボーカル入り、スローでヘビーな曲で、ちょっとブルージーな感じ。ギターソロも弾きまくってなくて、情緒のある感じ聴かせるソロですな。
05 Freedom
 アルバムタイトル曲。スローなバラードで、Vaiさんっぽいというかリスペクトな曲。そんでもって、1分50秒くらいから高中さんっぽい音とメロディが聴ける。まさか日本の高中さんを聴いてると思わないので偶然だと思うけど、日本人には馴染みやすい曲かも。後半の盛り上がりも虹伝説のころを彷彿させるな。
06 Midnight Feelings
 一昔前のフュージョンっぽい曲。軽いおしゃれなシャッフルのリズムに乗って、これまた軽いギターのフレーズ。この曲のギターソロも、自分には高中さんっぽく聴こえた。
07 Happy Days
 これも、一昔前のフュージョンっぽい明るい曲。まぁ、タイトルがHappy Daysだからね。この曲も高中さんがやっててもおかしくない感じだ。
08 Now
 この曲もボーカル入り、ちょっと70年代のアメリカンロック?ポップ?みたいな感じの曲。自分には、ちょっと懐かしい感じがした。
09 Perception
 一転、ヘビーな曲。エアロスミスがやっててもおかしくない感じの曲。Steven Taylorさんのボーカルのせたら、まんまエアロじゃん。で、2分くらいからの展開はフュージョンだな、そのあと3分45秒くらいからはまたヘビーなロックに、これってプログレッシブロックじゃん。
10 Downhill
 この曲も高中さんだぁ、虹伝説に紛れてても違和感無い、ラテンパーカッションの入り方もそう感じさせるのかも...。ちなみに、曲自体はめっちゃカッコいいのだ。
11 In Search for Change
 幻想的でスケール感の大きな曲です。この曲もプログレッシブロックだね。そしてやっぱりギターソロが高中さんっぽい。
12 Here I'll Stay
 "Here I'll Stay"を連呼するだけのボーカルにクリアーなトーンのコードカッティングが延々と続くなんとも不思議な曲。ギターソロはやっぱり高中さんっぽい、ドイツと日本、どこか繋がってるんだろうか...。

 ということで、音楽世界の旅は、南米からドイツに来ました...次は、アフリカ大陸かな。

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