特撮のDNA行ってきた ― 2020/09/15 07:47
昨年のガメラも見に行きたかったんだけどね...。
東京ドームシティのGallery AaMoへ「特撮のDNA ウルトラマン Genealogy」を見に行ってきた。Genealogyって何かと思ったら”系譜”とか”系統”とかっていう意味なんですね...知らなかった。
ウルトラマンからウルトラマンZまで、実際に撮影で使用されたプロップなど貴重な資料で、ウルトラマンの歴史をみるっていう展覧会でした。
それにしても、この柱巻きのデザイン、カッコいいです。
会場の告知。やっぱ、ウルトラマンといえばスペシウム光線ですよね。
会場入り口の造作。ん~、いちいちカッコいいな。
入り口を入ると歴代ウルトラマンの写真が展示されてました。
ウルトラマンは初代からタロウくらいまで(下の写真で左から5人目までね)で、そのあとは息子が子供の頃に見ていたダイナ、ガイアくらいしかよくわからないんだな...。特撮は好きなんだけど、序列で言うと、ゴジラ>仮面ライダー>ウルトラマンの順なんだよね。
でも、カッコいいよね。ちなみに、写真の右の2人がダイナとガイアね。ちなみに、息子が見てたといっても、彼の興味はウルトラマンや怪獣ではなく航空機や車両だったんだけどね...。
最初の展示物は、来年公開予定の庵野秀明さん企画の「シン・ウルトラマン」の立体。原点に帰るってことで、初代ウルトラマンのデザインを担当された成田亨さんのデザインを踏襲したものになっているそうです。
この成田さんの描かれた下の絵を元にしてるとのこと。すでにニュース等で知られているように、ウルトラマンといえばのカラータイマーが付いていません。ちなみにググったら、カラータイマーは後付で成田さんは嫌ってたそうですね。
なぜか、快獣ブースカが...。番組見てたなぁ「バラサバラサ」とか「シオシオノパー」とか言って遊んでた。今回、ググったらブースカってイグアナだったのね、知らなかった...。
右奥の地底戦車以外は、実際に撮影で使用されたプロップ。ブースカ、ラーメン好きだもんね。
で、ウルトラシリーズといえば原点はこれ、ウルトラQだと思います。ウルトラQもリアルで見てたけど、怖かったけど面白かった。写真のプロップも実際に撮影で使用したもの。どれも、「あぁ、あのシーンで」って思い出されるものでした。ペギラの雪上車とかね。
ここからは放送順に展示物を紹介していきます。
まずは、ウルトラマン。
ウルトラマンのマスク。左上がB-TYPEと呼ばれているもののレプリカ、右上がC-TYPE、これは、スーツアクターの古谷さん所蔵のマスクから作成したものだそうです。
ウルトラマンのブーツとジェットビートル。ジェットビートルは、撮影で使用したものではなく、木型に金属で包んで作成したものでした。
ザラブ星人の化けたニセウルトラマンのマスク。顔も違うけど、ブーツの先端も違っていて、それも印象的だったな。
科学特捜隊のプロップ。スパイダーショット、バッジ型通信機、ベーターカプセル(変身に使うやつね)以外は、実際に撮影に使用していたものです。制服はハヤタ隊員が実際に来ていたものだそうです。
第一話撮影時のスナップ写真。当時、在日米軍も取材していたそうです。
陽気で明るい感じのウルトラマン(出演者がね、隊長が小林昭二さん、隊員が毒蝮三太夫さん、二瓶正也さんですからね)と違って、ウルトラセブンはシリアスでちょっと暗めでしたね。
ヘルメットと制服は実際に撮影で使用していたものです。ちなみに制服はアンヌ隊員の、ヘルメットはアマギ隊員(演じていたのは、ウルトラマンのスーツアクターの古谷さんでしたね)のもの。ビデオシーバー(腕時計型のテレビ電話)、当時はSFだったけど今や現実になりましたね。
左からウルトラホーク3号、1号、ウインダムの後頭部、ウルトラセブンのミニチュアです。当時、3機が合体するウルトラホーク1号、画期的だったなぁ...。
ウルトラセブンのレプリカマスク。
モロボシ・ダン隊員役の森次浩司さんのサインが入ってました。
カプセル怪獣のウインダムの頭部のレプリカ。カプセル怪獣っていうのも画期的だったなぁ。
飛行シーン用のミニチュア。この飛び方がウルトラセブンだよね。
平成ウルトラセブンの飛行シーン用のミニチュア。平成ウルトラセブンは見てないな...。
ホント、帰ってきたって感じだったなぁ...。
実際に撮影に使用したマスクとブレスレット。1971年放送開始なので49年前のものですからね、貴重なものです。
飛行シーン用のミニチュア。
ヘルメット、制服、マットシュートともに実際に使用していたプロップ
このあたりはリアルタイムで番組を見ていたので懐かしさがいっぱいでした。
続きは明日。