The Paisley Park Session / Cory Wong ― 2021/11/25 07:36
先月末、Coryさんと仲間達がVulfpeckのDean Townを演奏している映像がInstaで流れてきた(ちなみに、Vulfpeck版はJoeさんのベースが印象的なんだけど、これはホーンセクションががんばってます)。
相変わらず、仕事してるなぁって思ってみてたら、Coryさんの弾いてるギターがどっかでみたことあるなと...で、思い出しました、
プリンスがパープルレインで弾いてたものでした。で、YOUTUBEのタイトルを良く見たら「The Paisley Park Session」って書いてある...ペイズリーパーク?ん?って...なるほどそういうことね。プリンスが所有していたペイズリーパーク・スタジオで録った(撮った)ってことなんだ。で、アルバムジャケット見たら、描いてある建物がペイズリーパーク・スタジオでした。
ということで、音の方はご機嫌なFUNKなんだけど、ホーンセクションのソロがJAZZっぽかったりして、ちょっといい感じですよ。
01 Welcome 2 Minneapolis
イントロのCoryさんのギターのカッティングがカッコいい。で、ホーンセクションが気持ちいいのね。ベースのSonny Tさんのスラップソロがカッコいい。アウトロのギターとホーンの掛け合いもカッコいい。
02 Gumshü
スローなちょっとブルースっぽい曲。Coryさんのクリアトーンのギターと、Kenni Holmen さんのテナーサックスソロがカッコいい。
03 Assassin
この曲もYOUTUBEに動画が公開されてます。高速リフがカッコいい。サックスソロでどんどんスピードが増していくところもカッコいいね。The Fearless Flyersのバージョンよりホーンの厚みがある分カッコいいかも...。
04 Lilypad
この曲はカワイさ爆発してるね。ホーンセクションはヘビーなFUNKなんだけど、Coryさんのギターがいい味出して、対比が面白い。ドラムとパーカッションのソロもいい感じだよ。
05 Jet Screamer
ホーンセクションのアンサンブルからスタートする曲、絶妙なスピード感だね。ホーンセクション大活躍の曲。Sonny Tさんのベースもいい感じだし、トロンボーンソロがこれまたカッコいいのね。
06 Massive
オリジナルでは、Joe Satrianiさんとコラボしてるのね。スローなロックよりのFUNK、で、サックスソロのブローがカッコよすぎる。
07 Meditation
ギター一本のイントロいい感じ、しっとりバラードです。ピアノもしっとりしてていいし、クリアトーンのギターソロもいい感じ。
08 Headin' Down To Bunkers
Cannonball AdderleyさんのMercy, Mercy, Mercyリスペクトの1曲。Vulfpeckさんが演ってもおかしくない曲。
09 Click Bait
この曲はカリプソだね。オリジナルのMVも南の島って感じだもんね。
10 Merci
イントロからFUNKYだね、このイントロのドラムスが好き。
11 Dean Town
VulfpeckのMr. Finish Lineに収録されてる曲。上にも書いたけど、Joeさんの印象的なベースラインをホーンで再現しているのカッコいい。ホント、アレンジが秀逸。
ちなみに、パーソネルは以下ね。
Cory Wong - guitar / producer
Sonny T - bass
Kevin Gastonguay - organ / keyboard
Petar Janjic - drums
Nêgah Santos - percussion
Steve Strand - trumpet
Jon Lampley - trumpet
Michael Nelson - trombone / horn arranger
Eddie Barbash - alto sax / clarinet
Kenni Holmen - tenor sax / alto sax / flute
Sam Greenfield - bari sax / bass clarinet
ということは、Wongnotesの面々ってことね。
それにしても、昨年は8枚、今年は4枚、昨年より少なくなったとはいえ、1年で4枚は多いよね。ホント、アイデアが溢れてるんだなぁ。