2022リーグワン 第3節 埼玉パナソニックワイルドナイツ vs 横浜キヤノンイーグルス2022/01/24 07:35

 トップリーグ最後のチャンピオン(てことは、昨季のチャンピオンってことなんだけどね)の埼玉パナソニックワイルドナイツの今季初戦、対するは、今季開幕2連勝で、前節は、強豪コベルコ神戸スティーラーズをダブルスコア以上の差をつけて勝利した今季絶好調の横浜キヤノンイーグルス。
 今季のイーグルスは、ラグビー関係のSNS等でかなり評価が高くてディフェンディんグチャンピオンにどんな闘いをするのか楽しみにしてました。

 キックオフから、イーグルスが躍動してましたね。ポゼッションだけでいったら圧倒してたんじゃないかなぁ...。コリー・ヒル選手、アニセ サムエラ選手の両ロックの力強い縦突進もよかったし、コーバス・ファンダイク選手、マフィ選手の運動量で接点でのいやらしいプレーもよかったんですけどね。特にマフィ選手は無茶苦茶ジャッカル決めてましたからね。ワイルドナイツの現役ワラビーズのマリカ・コロインベテ選手を何度も餌食にしてましたしね。でも、ワイルドナイツの鉄壁の守りを崩すことは出来ませんでした(といっても、ゴール前のペナルティゴール決めてますけどね。得点はこれだけだったけど...。)。いや、ワイルドナイツのディフェンス、エグすぎでしょ。中途半端にボールを運んでもすぐタックルの餌食にしてましたからね。
 前半は、両チームのフィジカルが凄く、拮抗した時間がものすごく長くて、しかも、巧手の切り替えも激しくてプレーも切れないので、前半だけでスタミナ勝負の様相をみせてましたからね。もう、80分このフィジカルを維持できたチームが勝つって感じのプレーの応酬でした。14分までにそれぞれ1本ずつペナルティゴールで得点してから、36分のワイルドナイツのライリー選手のトライまで、得点なしで、真っ向からのガチンコ勝負でしたから。そのライリー選手のトライもギリギリのプレーの中で、一瞬のチャンスを逃さなかったから取れたトライでしたからね。ということで、10対3とロースコアで折り返し。
2022リーグワン 第3節 埼玉パナソニックワイルドナイツ vs 横浜キヤノンイーグルス
 後半、ワイルドナイツが爆発しました。というか、後半になってもフィジカルが落ちない、選手が孤立することなく、湧き出るようなフォローの連続のワイルドナイツが地力を見せ付け始めました。イーグルスも応戦してるんですけどね、ワイルドナイツのフィジカルは完璧で、イーグルスを凌駕してました。
 後半11分にフロントロー3人にロックとバックローそれぞれ1人、計5人を投入してからワイルドナイツがさらにギアを上げてきました。前半と打って変わってポゼッションは圧倒的にワイルドナイツ。終わってみれば、イーグルスは後半無得点、ワイルドナイツは、2トライ、2コンバージョン、1ペナルティゴールで、17点。結局、27対3と大差でワイルドナイツが勝利を収めました。
2022リーグワン 第3節 埼玉パナソニックワイルドナイツ vs 横浜キヤノンイーグルス
 なんか、無茶苦茶、接戦って感じだったんだけどね。ワイルドナイツ強すぎだわ。サンゴリアスとはまた違った強さがありますな。攻撃力のサンゴリアスに、守備力のサンゴリアスって感じかな。この2チームはカンファレンスが違うので、リーグ戦での対戦は2月26日の交流戦の1試合のみ。この試合、面白そうだな...。

 それにしても、コロインベテ選手のプレーは凄いや、ランのスピードもさることながら、ボールコントロールも凄いの一言。ワイルドナイツは、イングランド代表のロックのジョージ・クルーズ選手に、ウェールズ代表のセンターのハドレー・パークス選手とTier1の国代表選手が手を抜かないでプレーしてるところが強さの秘訣かもしれません。それだけ、周りの選手のレベルも高いってことですよね。あと、スクラムで押し勝ったり、ジャッカルを決めても雄叫びやガッツポーズをとるようなことがなくて、飄々としてるところもいいところだね。

 ということで、今のところ、サンゴリアスとワイルドナイツが頭一つ抜けた感じかな。

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