2022リーグワン 第5節 NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安 vs 埼玉パナソニックワイルドナイツ2022/02/08 07:34

 秩父宮に行ってきた。
2022リーグワン 第5節 NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安 vs 埼玉パナソニックワイルドナイツ
 シャイニングアークスもワイルドナイツも好きなチームなので、アークスTシャツとワイルドナイツベースボールシャツを着て、どっちも応援。
2022リーグワン 第5節 NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安 vs 埼玉パナソニックワイルドナイツ
 ワイルドナイツのディフェンスをアークスがどう崩していくのか、注目の大型フルバックのフォラウ選手をワイルドナイツがどう止めるのか、試合開始前から楽しみ。特にそのフォラウ選手をワイルドナイツの野口選手がどう止めるのか、興味がありますねぇ、野口選手はJAPANに返り咲く試金石になるんじゃないかなぁ。
 それ以外にも、ジェームス・ムーア選手、金正奎選手、ジミー・トゥポウ選手とベン・ガンター選手、ラクラン・ボーシェー選手、福井翔大選手のバックローのマッチアップ、 石井魁選手とマリカ・コロインベテ選手のウイングの対面マッチアップも楽しみ。特に福井選手の先発は楽しみしかないですねぇ。
2022リーグワン 第5節 NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安 vs 埼玉パナソニックワイルドナイツ
 やっぱり、ワイルドナイツ強いや...開始2分で最初のトライ、しかも、キックオフのボールをシャインニングアークスが蹴りだしたラインアウトからの攻撃でのトライ。序盤も序盤、普通の試合だったら相手の手の内を確認するような時間帯でのあっという間の出来事。ワイルドナイツはフォローが分厚い、接点でポイントが出来るとともに白い塊(この日はセカンドジャージだからね、いつもなら青い塊ですね)が出来上がる、相手の陣形が整う前にボールが動き出す、フォワードもバックスと同じくらい走る、これじゃ、簡単には止められません。もちろん、ジャッカルなんて無理ですな、この試合でワイルドナイツがノットリリースでペナルティを取られたのは1回位だったんじゃないかな。
2022リーグワン 第5節 NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安 vs 埼玉パナソニックワイルドナイツ
 シャイニングアークスは、なかなか前に出られない、ワイルドナイツのディフェンスは完璧でした。シャイニングアークスがボールを回しても、ディフェンスになかなか穴ができない、ゲインラインを超えられないのでキックを蹴るしかない、で、ワイルドナイツに押し返される、そんな場面が何度も繰り返されてました。実際、シャイニングアークスがワイルドナイツ陣の22mを超えたのは、ほとんどなかったんじゃやないかなぁ。
2022リーグワン 第5節 NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安 vs 埼玉パナソニックワイルドナイツ
 しかも、シャイニングアークスは、自陣でのペナルティでワイルドナイツにボール前ラインアウトを与えて、モールからトライを上げられるということの繰り返し。前半だけで3本、この形でトライを献上。これ、今のラグビーでは一番気をつけないとダメなパターンですよね。前半、シャイニングアークスのペナルティは8個、対するワイルドナイツは2個、これだけで、両チームの力の差が分かりますね。
 前半は、0対29で折り返し、シャイニングアークスは手も足も出ない感じでした。
2022リーグワン 第5節 NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安 vs 埼玉パナソニックワイルドナイツ
 後半もワイルドナイツは完璧でしたね。攻撃もディフェンスも分厚いフォローで、シャイニングアークスを押さえ込んでました。後半最初のトライもワイルドナイツ。ポイントからライリー選手にボールが渡って、最後は竹山選手が快足を飛ばしてトライ。竹山選手と石井選手のマッチアップは、竹山選手に軍配が上がりました、石井選手、コロインベテ選手の対面かと思ったら、14番を付けて11番の位置でプレーしていたので対面は竹山選手でした。石井選手も何度も快足を披露してくれてたんですけどね...何度かゲインラインを超えてチャンスを作ってたんだけど、トライまで持っていくことはできませんでした。
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 ワイルドナイツは攻撃の手を休めずに、後半20分にも野口選手がディフェンスのギャップを付いて5ポインターに。野口選手もランにキックにと何度もチャンスを作ってました。
 あと、やっぱり、フォワードのバックローの3人は良かったですね。この日POMを取ったガンター選手、ボーシェー選手、福井選手、3人とも攻撃もアタックも要所でいい動きをしてました。福井選手は何度もゲインラインを超えていたし、ポイントでのボールコントロールも完璧でした。
2022リーグワン 第5節 NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安 vs 埼玉パナソニックワイルドナイツ
 シャイニングアークスも、個々ではいいプレーがあったんですけどね。石井選手やフォラウ選手のランは良かったし、今季加入したJAPANのムーア選手は攻撃でもディフェンスでもほんとによく仕事してました。あと、廃部になったコカ・コーラから移籍したトゥクフカ トネ選手が良かったですね。スピードもあるし、人にも強いし、シャイニングアークスでの活躍に期待したいです。
2022リーグワン 第5節 NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安 vs 埼玉パナソニックワイルドナイツ
 シャイニングアークスは後半32分に、ワイルドナイツ陣22mに入ったポイントから、No.8のトゥポウ選手にボールが渡り、彼の長い飛ばしパスを受けた目崎選手から、内をフォローしていたフォラウ選手にボールが渡ってそのままトライとなったもので、この日一番の攻撃でした。
 でも、反撃もここまで、終了間際にも福井選手にトライを決められ、前後半あわせて7トライと強さを見せ付けられ5対48と大差でワイルドナイツの勝利となりました。
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 やっぱり、強いですねぇ。この間も書いたけど、ディフェンスは完璧ですね。今のところ、ワイルドナイツとサンゴリアスが頭一つ抜けてる感じですね。タイプはまったく違うけどね。
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 シャイニングアークスはなぁ...個々のプレーはいいところがあるんだけどなぁ...チームとしてのゲームプランというか、取りきる、守りきるってところが出来ないと、なかなか勝てないよね。
2022リーグワン 第5節 NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安 vs 埼玉パナソニックワイルドナイツ
 次節は、シャイニングアークスはNTTドコモレッドハリケーンズ大阪とのNTT兄弟対決、ワイルドナイツは東芝ブレイブルーパス東京との対戦、どっちも応援しているチームなので次節はがんばってもらいたいなぁ。