2022リーグワン 第7節 NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安vs東芝ブレイブルーパス東京2022/02/27 07:56

 夢の島競技場に行ってきた。
2022リーグワン 第7節 NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安vs東芝ブレイブルーパス東京
 夢の島競技場でラグビーを観るのは初めて、指定席が取れなかったので、この日は芝生席での観戦。昔は、秩父宮ラグビー場にも芝生席があったし、熊谷ラグビー場にもあったよね...ということで、牧歌的な雰囲気の中で楽しく観戦してきました。とはいえ、この時期はやっぱり夕方になって日陰になると寒い...お尻から寒さがじわじわと...出来れば、日の当たっているお昼をキックオフ時間にしてもらいたいですね...。 
2022リーグワン 第7節 NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安vs東芝ブレイブルーパス東京
 昨日は、ここまで3試合して1勝2敗のシャイニングアークス(残り3試合はコロナウイルス感染で中止でした)と、5試合で2勝3敗のブレイブルーパス(残り1試合は同じくコロナウイルス感染で中止)の試合。前節、負けたとはいえワイルドナイツと強度の高い試合をしたブレイブルーパスのほうが有利って感じかな。シャイニングアークスは初戦こそコベルコスティーラーズと接戦で惜敗をしたけれど、それ以降はいまひとつパッとしない感じで、前節はコロナウイルスの罹患で試合も無かったので、厳しいんじゃないかなぁ...。でも、ホームゲームですからね、がんばりに期待したいと思います。
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 立ち上がりからブレイブルーパスが飛ばしてたんですけどねぇ...開始2分であっという間にトライ、このまま、ブレイブルーパスが畳み掛けるのかと思いきや...。
 先週の強度の高いワイルドナイツとの試合の影響があって疲れが残ってるのかなぁ...立ち上がりこそ動きが良かったのに、先制トライをあげてからの攻撃はいまひとつパッとしませんでした。
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 ディフェンスはね、良かったんですよ。シャイニングアークスがボールを展開しても、ブレイブルーパス陣の10mラインを超えられなかった時間帯が長く続きましたからね。ということで、前半、20分過ぎまで一進一退、両チームともなかなか得点をあげることが出来ませんでした。
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 シャイニングアークスはラインアウトがなかなか決まらず、SOのオテレ・ブラックのキックもいまひとつ伸びず、かなり、苦戦してましたね。観ている位置では風はそんなに気にならなかったのですが、海沿いのスタジアムということで、上空は海側から陸側=ブレイブルーパスサイドからシャイニングアークスサイドへ強い風が吹いてたんですね。
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 前半、徐々にシャイニングアークスの動きが良くなってきて、ラインブレイクする機会が増えてきました。そんななかで、イズラエル・フォラウ選手が抜け出しトライ、そのあとすぐブレイブルーパスの濱田選手にトライを返されたものの、前半終了間際にこの日ゲームキャプテンで出場した2年目の本郷選手が中央をスルスルっと抜け出しゴールポスト真下にトライ。
 前半は、両チームとも2トライ2ゴールの14点を獲って折り返し。
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 後半も拮抗した時間が長く続きました。
 といっても、バチバチに競っていたって感じじゃなくて、どっちかというと両チームともピッとしない感じでしたね。まず、スクラムが上手く決まらない。どちらが悪いということではなくて、この試合で成功したスクラムは「0」だったんじゃないかなぁ。コラプシングにアーリーエンゲージとレフリーの笛がならなかったスクラムはなかったように思います。これで、両チームとも流れに乗り切れなかったって感じ。あと、レフリー批判じゃないけど、アドバンテージの長さが一定してなくて、アドバンテージを持っているチームが有利にボールを動かしてるのに笛がなるって場面が何度もあって、ゲームが細切れになってしまっているように感じました。選手はやりにくかったんじゃないかと思います。
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 まったりとした時間が続く中、30分にブレイブルーパスの反則からブラック選手がペナルティゴールを決めて、シャイニングアークスが3点のリード。このあと32分にブレイブルーパスの松延選手がトライをあげて、ブレイブルーパスが再度逆転、このときのブレイブルーパスの攻撃は良かったですね、チームの人数を余らせる教科書どおりのプレーでした。で、このまま試合が終わるかと思いきや、31分に反則の繰り返しでシンビンとなった金選手を欠くシャイニングアークスが意地を見せて終了間際に石井選手が逆転のトライ。
 結局、試合を通してトライ数は同じ、コンバージョン1本とペナルティゴール1本の差の1点差の22対21でシャイニングアークスが勝利しました。まぁ、ブレイブルーパスも勝ち点を取っての敗戦ですけどね。
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 ブレイブルーパスは、やっぱり疲れがあったのかなぁ...いまひとつ動きが良くなかったですね。ワイルドナイツ戦でみられたような、一歩前に出るフォワードのクラッシュ(小鍜治選手やディアンズ選手が良かったですよね)もあまりみられませんでしたし、反則も多かったもんね(前後半で17個)、勝てる試合を落としたって感じですね。風上の前半にもう少し点差を広げておきたかったっていう感じかなぁ。
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 一方、前節はコロナウイルスの罹患で試合が無かったシャイニングアークス、チームとしての活動をスタートしたのがこの週の水曜日だったけど、ブレイブルーパスに比べたらまだ走れたって感じかな。後半は、風上の利点を上手く使ってキックで前に出てましたしね。
 貴重な1勝目をあげることが出来たので、最下位から早く脱出してもらいたいです。
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 そういえば、この試合でトモさんこと、元JAPANのトンプソン ルーク選手がほぼ2年ぶりに日本のラグビーシーンに帰ってきました。10分ちょっとのプレー時間だったけど、40歳を感じさせない動きでした。

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