特撮と東京タワー 1 ― 2022/07/26 07:31
東京タワーに行ってきた。


会場のある地下に降りる階段の踊り場にはゴジラ映画29作品のポスターが掲示されてました。

観ていないのは、シン・ゴジラ前の数本だけかな...。それにしても、これだけ並ぶと壮観ですね。

会場に入って最初の展示は、オキシジェンデストロイヤーと初代ゴジラのミニチュア。以前見たオキシジェンデストロイヤーはレプリカだったけど、これの説明には「撮影用のオリジナル」って書いてありました。そういわれてみれば、汚れ具合が違うかな...。小さなゴジラは、現存する最小サイズのミニチュアの石膏型から復元したものなんだそうです。

このゴジラは、撮影用のものではなく、造形氏の利光さんが作ったものなんだそうです。

顔がちょっと優しい感じですね。

ゴジラは画コンテを作成してから撮影に入ったそうで、美術学校の学生を動員して1週間(って書いてあったと...)で約300枚を作成したそうです。

特撮監督の円谷英二さんが使用した台本。ゴジラの「ジ」が「ヂ」になっているのとテープの跡から、これは以前見たものと同じですね。

通路に沿ってゴジラの展示。

ゴジラのスーツのオリジナルのメカニック部分です。前に見たのと似てるなって思ったら、前のはベビーゴジラのものでした。メカ部分だけだとちょっと間抜けな感じですな...。

このゴジラの詳細を撮るの忘れちゃった...1984年のレプリカかな...。

ビオランテゴジラの頭部。オリジナルの型から作成したレプリカです。自分が造型教室で作ったゴジラのモデルですね。

こうやって見ると、やっぱ上手く表現できてなかったなと...。回数重ねないとこの域には届かないんだな。

2001年の「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」のゴジラ検討用のモデルです。目が赤い...。

2003年の「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」の撮影用のオリジナルゴジラ。この映画でゴジラが始めて東京タワーを破壊したそうです。初代ゴジラで破壊したのは東京タワーじゃなかったのね...。

こちらは、同じ映画で使用されたアップショット用の頭部のオリジナル。

で、こちらがその翌年公開の「ゴジラ FINAL WARS」のゴジラの頭部。こうして並べると違いがわかりますね。眼や口元のふくらみの感じが大きく異なります。FINAL WARSゴジラのほうがシャープです。

ゴジラたちの後姿。

28体のゴジラの画像、これだけ並ぶと壮観だね。

ということで、続きはまた明日。