2022-2023リーグワン 第8節 ブラックラムズ東京vs東京サンゴリアス ― 2023/02/20 07:36
バイウィーク明け、駒沢陸上競技場に行ってきた。
応援しているブラックラムズのホームゲーム、この日は、両チームが東京にホームを置いていることを受けて「東京決戦」と銘打って試合が行われました。
今季は7戦で2勝5敗となかなか勝利に手が届かないブラックラムズ、相手は、今季は6勝1敗だけど、前節でブレイブルーパスとの接戦を制したサンゴリアス、正直、格上だけど、在京のチームということで、且つオフシーズンには定期戦も行っている間柄なので、胸を借りるつもりで思いっきりぶつかって欲しいなと思いながら試合開始を待ちました。
序盤から体をバチバチび激しくぶつける両チーム。サンゴリアスの速くて強い攻撃をブラックラムズは良く止めていたと思います。止めてはいるんですけどね...前半はほとんどの時間を自陣に釘付けのブラックラムズ、7分には、ブラックラムズゴール前の攻撃でトップスピードで走りこんできた中村選手にトライを奪われてしまいました。このままずるずるといってしまうのかと思いきや、28分に再び中村選手にトライを奪われるまでサンゴリアスの猛攻をブラックラムズは良く耐えていたと思います。
一方、なかなか得点を重ねられないという意味では、サンゴリアスもちょっとちぐはぐといえばちぐはぐだったかな、なかなか、ゴールラインを超えることが出来なくてフラストレーションはあったと思います。密集でブラックラムズの選手がボールを奪うターンオーバーも何度もみることがあったので、ブラックラムズのディフェンスに手を焼いていたのかも知れません(もちろん、サンゴリアスがターンオーバーする場面もありましたけどね...)。
とにかく、ブラックラムズは、良くファイトしていたと思います。特に後半この日リザーブだったルーカス選手が交替出場してからはボールが大きく動いて、観ていて面白かったですね。前半、いまひとつきらめきが見られなかった両翼のヴァカヤリア選手やメイン選手が目立つ場面が多かったし、パークス選手はキックとランを絡めてその存在感を示してました。
とはいえ、やっぱりサンゴリアスは強いですね、特にバックローの下川選手、山本選手は文字通り走り回ってブラックラムズのチャンスの芽を摘んでました。でもね、攻撃がいまひとつだったのは後半も同じ、結局、トライは前半に2本のみで、後半はペナルティーゴール2本のみでしたからね...。本ちゃんのスタンドオフのクルーデン選手不在だったのが攻撃の組み立てがいまひとつだった要因といえるかもしれませんね。この日のスタメンは森谷選手、後半交替してからはセンターの中村選手がスタンドオフの位置に立ってましたからね...そういえば、田村選手はどうしたのかなぁ...。
ブラックラムズは、フォワードのセットプレーがまるっきりダメでした。スクラムは1本もまともに組めなかったんじゃないかなぁ...この日のペナルティは19、そのうち半分くらいはスクラムの反則だったんじゃないかな。
ラインアウトの成功率も低かったです、ノットストレートが多すぎました。セットプレーの成功率がここまで悪いといくらバックスが仕掛けてもなかなか得点まで結びつけるのは難しいですね。フォワードはモール、ラックは良かっただけに(後半、20m近くをモールで前進する場面もありましたからね)このセットプレーの精度の低さがもったいなかったと思います。
7対18と少ない得点でノーサイド。
ブラックラムズのディフェンスの頑張りと、サンゴリアスの攻撃が精彩を欠いたのでこの得点差で終わったって感じかな。
次節は、サンゴリアスはブルーレブスと、ブラックラムズはライナーズと今期不調のチームとの対戦なので、この日の悪かった点(ブラックラムズはセットプレー!)を修正してスカっと勝利をつかんで欲しいですね。
やっぱり、リーグワンのマスコットの中で一番カワイイと思う。
この日の対戦を記念したプリントタオル。
5,000枚も用意したんだから、もっと、このタオルを活用した企画があっても良かったんじゃないかなぁ?
駒沢大学駅から地上に出たら工事現場の囲いにブラックラムス、地域密着な感じでいいですね、ディビジョン1で東京のチームは3チームあるけど、23区内に拠点があるのはブラックラムズだけだもんね。
ブラックラムズのSNSフォローイベントのブースにいたサンゴリアス君。
ラムまる君の被り物、カワイイ。しかも、パンツはサンゴリアス仕様だけど、ジャージはブラックラムズ、チームの仲の良さが伝わりますね。