谷中まで行ってきた2023/11/26 07:48

 東東京に住んでいるのに、谷中に行ったことなかったんだよね...。

 今回、中学生のころから好きだった漫画家のますむらひろしさんの作品の複製原稿とラフスケッチが観られるということで、谷中にあるギャラリー猫町さんまで行ってきた。
谷中まで行ってきた
 住宅街の中にあるネコさんが守る階段の先にギャラリー猫町さんがあります。会談の手すりもネコさん。
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 階段を上がったところで、ネコさんがお出迎え。
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 ギャラリー猫町さんっていうだけあって、いたるところにネコさんが...。
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 表札もカワイイ陶器のネコさんの表札。
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 玄関脇の靴を履くため(?)の椅子にもネコさん。
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 ということで、この日のお目当てはこちら、ネコさんと人が楽しく過ごす街アタゴオルの物語を描いてきたますむらさんの2024年のカレンダーの複製原画の展示と、ライフワークにされている宮沢賢治さんの「銀河鉄道の夜」を漫画化した作品(アニメ映画化もされましたよね)のラフスケッチ展。
 ますむらさんが宮沢賢治さんと同じく東北出身(賢治さんが岩手県、ますむらさんは山形県ですね)ということで、1980年頃からネコを主人公にして宮沢賢治さんの作品を漫画化されていて...今回、賢治さんの四次原稿を元に描かれた銀河鉄道の夜の最終巻が発売になったって記念ということでした。ちなみに、自分は中学生のころに友人に勧められてますむらさんの作品に出合って、かれこれ、半世紀近いお付き合いになります(というか、勝手に好きで作品を読んでいるだけなんですけどね)、もちろん、賢治さんの作品の漫画化作品も持ってますし、それがきっかけになって賢治さんの作品もたくさん読みました。
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 なんか、ラフスケッチ観ていて感動しちゃいました。中学生のころに出会った作者の作品をこの年になっても読んでいて、その作者の新作のスケッチをこの目で見られるなんてね...。
 ということで、来年の我が家のカレンダーは、このカレンダーとなりました。
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 家に帰って、本棚から引っ張り出してきました。
 昭和56年3月30日初版発行になっていたので、42年前のアタゴオル物語の単行本です。当時買っていていまだに手元にあるのはこの作品くらいですね(ワイルド7やドカベン、うる星やつらも揃えてたんだけど、姪っ子に上げちゃったので手元にはもうありません)、そのくらい好きってことですねwww。
 ヒデヨシ(向かって左の黄色のネコね)のハチャメチャぶりが憎めなくて大好きなんですよね。
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 そうそう、ギャラリー猫町さんの玄関にヒデヨシの貯金箱が置いてあって、多摩川のネコさんための募金を募ってました。
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 でも、ヒデヨシのことだからきっと猫正宗(ラム正宗かな?)か、紅マグロを買うのに使っちゃうだろうな...(これ、漫画を読んでないとわからんな...)。