2023-2024リーグワン 第16節 ブラックラムズ東京vsトヨタヴェルブリッツ2024/05/08 07:05

 秩父宮に行ってきた。
2023-2024リーグワン 第16節 ブラックラムズ東京vsトヨタヴェルブリッツ
 残念ながら入替戦が決まってしまったブラックラムズ、その入替戦への弾みを付けるためにも勝ってもらいたい1戦でした。一方、ヴェルブリッツはアーロン・スミス選手、ボーデン・バレット選手の2人のオールブラックスを擁しながら今一つ成績が振るわなかったですよね、本来ならベスト4狙える戦力あると思うんだけどな。
2023-2024リーグワン 第16節 ブラックラムズ東京vsトヨタヴェルブリッツ
 ちなみに、試合前の時点での両チームの成績は、ブラックラムズが3勝12敗で10位、ヴェルブリッツは8勝7敗の7位でした。それにしてもなぁ、残り3試合の時点で3勝できていれば、入替戦を回避できる可能性あったのになぁ...。
2023-2024リーグワン 第16節 ブラックラムズ東京vsトヨタヴェルブリッツ
 先制したのはヴェルブリッツ、このまま行かれてしまうのかと思ったんですけどね...この日のブラックラムズは違いました。パワフルなヴェルブリッツの攻撃を愚直な低いタックルとあきらめないチェイスで何度も凌いでました。
2023-2024リーグワン 第16節 ブラックラムズ東京vsトヨタヴェルブリッツ
 凌ぐだけじゃなく、その5分後にはフォワード、バックス一体となった連続攻撃でアマナキ選手が5ポインターとなりました。この日は、ライアン選手、ヒューズ選手のキャップ保持者が体を張ったアタックを何度も魅せてくれてました。このトライもそんなプレーから生まれたもの。もちろん、彼らだけじゃなくて、この日のラムズは全員が攻撃にもディフェンスにも体を張っていたと思います。
2023-2024リーグワン 第16節 ブラックラムズ東京vsトヨタヴェルブリッツ
 この日、自分はバックスタンドで観戦していたこともあって、14番の栗原選手が何度も足元への低いタックルや、最後まであきらめないランでトライを阻止した場面を目の当たりにしました。
2023-2024リーグワン 第16節 ブラックラムズ東京vsトヨタヴェルブリッツ
 前回のワイルドナイツ戦を一番って書いたけど、この日のブラックラムズは気迫あふれるプレーを魅せてくれて、少なくとも後半の20分までは最高のできだったんじゃなかったかな。
 特にセットプレーは負けてなかったですね。スクラムも押せてたし、ラインアウトも完璧だったし、ラックも負けてなかったですからね。セットプレーで優位に立てていたこと、バックスもとにかくプレッシャーを掛け続けていたことが後半20分までの競った展開を生んだのだと思います。
2023-2024リーグワン 第16節 ブラックラムズ東京vsトヨタヴェルブリッツ
 一方、ヴェルブリッツは、何となく気持ちが入ってない感じで、選手間の連携も今一つだったし、ゴール前での不用意なパスでディフェンスに追いつかれたり、キックのタイミングが合わなくてトライまで持っていけなかったりと「強さ」を感じなかったですね。
2023-2024リーグワン 第16節 ブラックラムズ東京vsトヨタヴェルブリッツ
 一人、バレット選手が気を吐いていたというか、そつないプレーでチームをリードしていたけど、あとはなんか、えっ?って思えるようなフィールディングだったり、パスだったり、キックが多かったように思います。
2023-2024リーグワン 第16節 ブラックラムズ東京vsトヨタヴェルブリッツ
 そういう意味でね...この日は、勝利を確信していたんですけどね。気迫あふれるブラックラムズに対し、ちょっとフワフワしていたヴェルブリッツでしたからね。後半18分に交代出場した須藤選手(サンゴリアスから移籍して今季活躍してましたな)のトライで6点リードされても絶対ひっくりかえせると思ってたんだけどなぁ...。
2023-2024リーグワン 第16節 ブラックラムズ東京vsトヨタヴェルブリッツ
 少しずつブラックラムズの選手の足が止まりだして、ポイントへ遅れるようになったり、バックスリーが戻れていなくて裏にキックを蹴られたりする場面が目立つようになってきちゃいました。これに、しっかりフレッシュレッグのアーロン・スミス選手につけこまれ、ひっかき回されてしましました。後半28分から37分の約10分間にスミス選手の仕掛けで、スミス選手と、同じくフレッシュレッグの古川選手に2本ずつの計4トライを奪われ一気に32点差へ、試合終了時に、この日大活躍のヒューズ選手が1本トライを返しましたが、ブラックラムズの反撃はここまで。18対45、ここまで点差が広がるとは思わなかったなぁ...。
2023-2024リーグワン 第16節 ブラックラムズ東京vsトヨタヴェルブリッツ
 リザーブの選手層の違いがそのまま得点差に出ちゃった感じですね。交代出場選手がしっかり仕事をしたヴェルブリッツと、今一つチームに勢いをつけることができなかったブラックラムズって感じでした。後半のセットプレー今一つだったもんなぁ...。
2023-2024リーグワン 第16節 ブラックラムズ東京vsトヨタヴェルブリッツ
 ブラックラムズは、ルーキーの津村選手(帝京大学)、伊藤選手(明治大学)がファーストキャップと若手がいい経験を積めたと思いますし、3年ぶりにピッチに戻ってきた山村選手もね。残り2試合の入れ替え戦に向けてチームを見直す良い機会になったと思います。ディビジョン1残留、絶対に決めて欲しいです。
2023-2024リーグワン 第16節 ブラックラムズ東京vsトヨタヴェルブリッツ
 そうそう、この日の試合で、ロトアヘア ポヒヴァ大和選手が100キャップを獲得しました。35歳、まだまだ、そのキャップ数を積み重ねて欲しいと思います。
 あっ、あと今季のブラックラムズのホームゲームの最多観客数16,951名を記録しました、自分もその内の一人ってことになりますな。今季のブラックラムズの観客が平均7,500人らしいので、来季は10,000人を目指したいよね~。

 ところで、やっぱりラムまるくんカワイイなぁ。
2023-2024リーグワン 第16節 ブラックラムズ東京vsトヨタヴェルブリッツ
 今年も、リーグワンマスコット総選挙、優勝して欲しいなぁ。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック