2024-2025リーグワン 第1節 東京サンゴリアスvs埼玉ワイルドナイツ ― 2024/12/22 07:24
味の素スタジアムへ行ってきた。

昨季も開幕戦は味スタのはずだったんだけどね...今年は、自分が前日まで無茶苦茶体調が悪かったんだけど、2季連続はちょっとね。ということで、本調子で無い中、行ってきましたよ。
で、この日の対戦は、昨季3位の東京サンゴリアスと、2位の埼玉ワイルドナイツ、両チームとも常に上位にいるけど、サンゴリアスは2017-2018シーズン、ワイルドナイツは2022シーズン以来、優勝を逃しているので、今季は頑張ってもらいたいですね。といっても、自分はブラックラムズ推しなので、昨季10位のブラックラムズの順位アップの方が気になるんですけどね。

さて、この日のラインアップ、サンゴリアスは以下。
01 小林 賢太(早稲田大学 25歳)
02 堀越 康介 (C)(帝京大学 29歳 JAPAN)
03 細木 康太郎(帝京大学 24歳)
04 サム ・ジェフリーズ(ブリストル大学 31歳)
05 ハリー ・ホッキングス(クイーンズランド大学 26歳)
06 下川 甲嗣(早稲田大学 25歳 JAPAN)
07 山本 凱(慶應義塾大学 24歳)
08 ショーン ・マクマーン(セントジョセフ・ナッジー高校 30歳 AUSTRALIA)
09 福田 健太(明治大学 28歳 JAPAN)
10 高本 幹也(帝京大学 23歳)
11 チェスリン ・コルビ(フリーステート大学 31歳 SOUTH AFRICA)
12 中野 将伍(早稲田大学 27歳 JAPAN)
13 イザヤ ・プニヴァイ(リンカーン大学 24歳)
14 尾崎 晟也(帝京大学 29歳 JAPAN)
15 河瀬 諒介(早稲田大学 25歳)
リサーブメンバー
16 呉 季依典(帝京大学 28歳)
17 森川 由起乙(帝京大学 31歳 JAPAN)
18 中野 幹(東海大学 27歳)
19 箸本 龍雅(明治大学 26歳)
20 サム ・ケイン(タウランガ・ボーイズ・カレッジ 32歳 NEW ZEALAND)
21 流 大(帝京大学 32歳 JAPAN)
22 中村 亮土(帝京大学 33歳 JAPAN)
23 尾崎 泰雅(帝京大学 26歳)
ヴェルブリッツから移籍した福田選手のアグレッシブで強気なプレーに期待ですね。ここの所、サンゴリアス、強いことは強いけど、アグレッシブさが以前に比べると控えめでしたからね。そんな意味もあってチームを引っ張ってくれることに期待です。そういう意味で、リザーブの箸本選手とケイン選手の後半のプレーにも期待です。そういえば、松島選手はまだ本調子じゃないのかなぁ...。
ワイルドナイツのメンバーは以下。
01 稲垣 啓太(関東学院大学 34歳 JAPAN)
02 坂手 淳史 (C)(帝京大学 31歳 JAPAN)
03 藤井 大喜(大東文化大学 26歳)
04 リアム ・ミッチェル(PalmerstonNorthBoys 29歳)
05 エセイ ・ハアンガナ(セントポールズカトリックカレッジ 25歳)
06 ベン ・ガンター(ブリスベンボーイズカレッジ 27歳 JAPAN)
07 ラクラン ・ボーシェー(ニュープリマスボーイズハイスクール 30歳)
08 ジャック ・コーネルセン(クイーンズランド大学 30歳 JAPAN)
09 小山 大輝(大東文化大学 30歳 JAPAN)
10 山沢 京平(明治大学 26歳)
11 長田 智希(早稲田大学 25歳 JAPAN)
12 ダミアン ・デアレンデ(ケープタウン大学 33歳 SOUTH AFRICA)
13 ディラン ・ライリー(TheSouthportSchool 27歳 JAPAN)
14 竹山 晃暉(帝京大学 28歳 JAPAN)
15 山沢 拓也(筑波大学 30歳 JAPAN)
リサーブメンバー
16 島根 一磨(天理大学 28歳)
17 クレイグ ・ミラー(オタゴ大学 34歳 JAPAN)
18 ヴァル アサエリ愛(埼玉工業大学 35歳 JAPAN)
19 長谷川 崚太(大東文化大学 31歳)
20 大西 樹(流通経済大学 29歳)
21 高城 佑太(関東学院大学 31歳)
22 ヴィンス ・アソ(ビクトリア大学 29歳)
23 野口 竜司(東海大学 29歳 JAPAN)/カテゴリA
外国人勢の2列3列の勢いに期待ですね。これに下川選手、山本選手がいかに対抗するかが観ていて面白いところです。デアレンテ選手とコルビ選手のマッチアップも観られると面白いですよね。そうそう、コルビ選手、昨季あまりトライの無かった(プレイオフも入れて11試合で3本ですからね)ので、今季は初戦からトライ魅せて欲しいところです。

開始5分くらいまでは良かったんですけどね...ワイルドナイツ陣の22mライン付近で攻撃を繰り返していたんだけどね。この勢いならいけるんじゃないかって思って観てたんだけどなぁ...。
そこからは、ワイルドナイツ陣の10mラインを超えることがほとんどありませんでした。ワイルドナイツのディフェンスは凄かったですね。

というか、サンゴリアスはやりたいことができないって感じで、元気というか覇気が感じられませんでしたね。ワイルドナイツに気持でも負けちゃっていたって感じかなぁ...バックスリー(コルビ選手、尾崎選手、河瀬選手)のランもワイルドナイツのバックスリー(長田選手、竹山選手、山沢選手)と比較すると、スピードもも無かったしプレーに迷いがあった感じに見えました。特に、河瀬選手はサイズを生かせてなかったというか、なんか小さく見えちゃいましたね、まぁ、ワイルドナイツのディフェンスが良かったってことなのかもしれませんけどね。
一方、山本選手のジャッカルとか、ディフェンスでは要所ではいいプレーもあったんですけどね、ディフェンスの時間が多くて、コルビ選手や高本選手といった体の大きくない選手が、ワイルドナイツの大きなフォワードの選手に対する場面が何度もありました。

一方、ワイルドナイツは面白いようにボールがつながって、あっという間にサンゴリアスゴール前に駆け上がる場面が何度もみられました。といっても最初のトライは前半22分の長田選手のトライだったので、その時間帯まではサンゴリアスも頑張っていたってことなのかな...。その後も38分に長田選手にトライを奪われて(この時の長田選手強かったですね、尾崎選手のこと弾き飛ばしてましたからね)、正直サンゴリアスは手も足も出ないって感じでした。
サンゴリアスの動きが良くなったのは、前半38分に流選手とケイン選手が入ってからですね。文字通り、流選手が入って流れが変わったって感じですね。本来ならこのタイミングでの交代は想定外だったんじゃないかなぁ。そういう意味で。福田選手がまだフィットしていないのかも。
ということで、前半はサンゴリアス無得点、ワイルドナイツ13点で折り返し。

後半も流選手が声を出してチームを引っ張っていて、サンゴリアスの選手の動きが目に見えて良くなってきました。ラインアウトモールで押し込むシーンが増えて、後半4分のプニヴァイ選手のトライに繋がりました。フォワードが押し負けなくなってきたので試合も締まってきて、展開が面白くなってきました。
とはいえ、やっぱりワイルドナイツかなぁ...コーネルセン選手、ボーシェー選手のバックローの2人が立て続けてトライしましたからね。アタック時のバックローの仕事をきっちり決めていたって感じですね。

後半24分にはホッキングス選手が力技でトライを奪ったのですが、反撃はここまで。ワイルドナイツにゴール前まで迫られ、ディフェンスで中央に集められて最後は大外のアソ選手にパスが通って突き放されてしまいました。
たらればだけど、サンゴリアスが前半から後半の動きができていたらもう少し点差が無い締まった試合になったように思うなぁ。

結果、サンゴリアスがトライ2本とコンバージョン1本の12点、ワイルドナイツがトライ5本、コンバージョン1本、ペナルティーゴール2本の33点とダブルスコアで試合終了。
ワイルドナイツの強さが際立った試合でした。
そうそう、ワイルドナイツのハアンガナ選手のフィジカル溢れる突進が何度もあって、チャンスを作ってました。得点こそなかったけど、後半29分に交代するまでチームに勢いを与えてました。この日のPOMは2トライを挙げた長田選手でしたけど、自分のPOMはハアンガナ選手でしたね。

この日の入場者数は20,263人、昨季の熊谷での対戦は12,030人でしたので、約倍のファンが会場に詰め掛けたってことですね。

会場の外には、サンゴリアス仕様のボートが展示されてました。ファンが買うのか、レンタルするのかな...。

この日のキックオフは午後2時半で、小腹がすいたのでラガまんをいただきました。クリスマスなので、サンタ衣装のラガまるくんステッカーをもらっちゃいました。

ラガまん、美味しかったですよ。

ちょっと、異国の香りがしたけどね。