2024-2025リーグワン 第12節 ブレイブルーパス東京 vs 埼玉ワイルドナイツ ― 2025/03/27 07:18
秩父宮ラグビー場に行ってきた。

第11節時点の1位のワイルドナイツと2位のブレイブルーパスの対戦、第7節での対戦では28点の同点、先行されたブレイブルーパスが後半残り10分でに逆転、これを5分後に同点までもっていったワイルドナイツ、それを最後まで譲らなかった両チームの意地と意地のぶつかり合い凄かったですね。
この日もそんな試合を観られることを期待しながら秩父宮に向かいました。
ということで、この日のブレイブルーパスのメンバーは以下。
01 木村 星南(東海大学 25歳 JAPAN)
02 原田 衛(慶應義塾大学 25歳 JAPAN)
03 小鍜治 悠太(天理大学 26歳)
04 ジェイコブ・ピアス(ロズミニカレッジ高校 27歳)
05 ワーナー ・ディアンズ(流通経済大学柏高校 22歳 JAPAN)
06 シャノン ・フリゼル('Apifo'ouCollege 31歳 NEW ZEALAND)
07 佐々木 剛(大東文化大学 27歳)
08 リーチ マイケル (C)(東海大学 36歳 JAPAN)
09 杉山 優平(筑波大学 27歳)
10 リッチー・モウンガ(セントアンドリューズカレッジ 30歳 NEW ZEALAND)
11 森 勇登(明治大学 26歳)
12 眞野 泰地(東海大学 27歳)
13 ロブ・トンプソン(パーマストンノースボーイズ高校 33歳)
14 ジョネ・ナイカブラ(摂南大学 30歳 JAPAN)
15 松永 拓朗(天理大学 26歳 JAPAN)
リサーブメンバー
16 橋本 大吾(筑波大学 30歳 JAPAN)
17 三上 正貴(東海大学 36歳 JAPAN)
18 タウファ・ラトゥ(白鷗大学 26歳)
19 伊藤 鐘平(京都産業大学 27歳)
20 徳永 祥尭(関西学院大学 32歳 JAPAN)
21 小川 高廣(日本大学 33歳 JAPAN)
22 マイケル・コリンズ(オタゴ大学 31歳)
23 豊島 翔平(東海大学 36歳)

ワイルドナイツのメンバーは以下。
01 古畑 翔(大東文化大学 28歳)
02 坂手 淳史(C)(帝京大学 31歳 JAPAN)
03 藤井 大喜(大東文化大学 27歳)
04 エセイ・ハアンガナ(セントポールズカトリックカレッジ 25歳)
05 ルード・デヤハー(ノース-ウエスト大学 32歳 SOUTH AFRICA)
06 ベン・ガンター(ブリスベンボーイズカレッジ 27歳 JAPAN)
07 福井 翔大(東福岡高校 25歳 JAPAN)
08 ジャック・コーネルセン(クインズランド大学 30歳 JAPAN)
09 小山 大輝(大東文化大学 30歳 JAPAN)
10 山沢 京平(明治大学 26歳)
11 マリカ ・コロインベテ(ナスイヌ高校 32歳 AUSTRALIA)
12 ダミアン・デアレンデ(ケープタウン大学 33歳 SOUTH AFRICA)
13 ヴィンス・アソ(ビクトリア大学 30歳)
14 竹山 晃暉(帝京大学 28歳 JAPAN)
15 野口 竜司(東海大学 29歳 JAPAN)
リサーブメンバー
16 佐藤 健次(早稲田大学 22歳 JAPAN)
17 クレイグ・ミラー(オタゴ大学 34歳 JAPAN)
18 ヴァル アサエリ愛(埼玉工業大学 35歳 JAPAN)
19 リアム・ミッチェル(パーマストンノースボーイズ高校 29歳)
20 大西 樹(流通経済大学 29歳)
21 高城 佑太(関東学院大学 31歳)
22 長田 智希(早稲田大学 25歳 JAPAN)
23 トム ・パートン(ウェリントンカレッジ高校 27歳)
ブレイブルーパスのディアンズ選手が戻ってきたのが嬉しいですね、残念なのは、タマニバル選手の欠場かな...。ワイルドナイツの巨漢センターに真野選手のタックルがどこまで刺さるか、これは観ものでした。ワイルドナイツは、ほぼベストメンバーですね、なにせ、あのJAPANの長田選手が控えですからね。それにしても、JAPANがブレイブルーパスが10人に、ワイルドナイツが11人、ブレイブルーパスにNEW ZEALAND代表が2人、ワイルドナイツにSOUTH AFRICA代表が2人、AUSTRALIA代表が1人とドリームチームによるマッチって感じですな。いずれにしても、前回は引き分け、今回も面白い試合に期待ですな。

キックオフからプレー強度の高い試合でした。観ている方も疲れるくらい激しい試合でしたね、いや、語彙力が無くなるくらい凄い内容でした。とにかくインプレ―時間が長すぎて、ボールがデッドになる時がほとんどありませんでした。ピッチにいる選手の皆さんも肩で息をしているのがわかるくらいでしたからね。

で、ボールを動かしているときはほぼ互角だったのですが、セットプレーがね、特にラインアウトはブレイブルーパスの独壇場でしたね。両チーム15回のマイボールラインアウトがあったのですが、ブレイブルーパスは獲得率93%、ワイルドナイツはなんと46%でしたからね。観ていた感触でいうとワイルドナイツのラインアウトは獲得率”0”ってかんじでしたね。

ね、こんな感じで、ワイルドナイツボールのラインアウトなのに、獲ってるのはブレイブルーパスのディアンズ選手ですからね。

ということで、勢いは断然ブレイブルーパス。前半だけで4トライ、ワイルドナイツは前半終了間際の1トライ、得点差は18点差。まぁ、相手がワイルドナイツだけに、後半でひっくり返される可能性もあるので安心しては観てられなかったけど。この日のブレイブルーパスの気合の入り方は尋常じゃない感じが伝わってきてました。
前半、目立ってたのは眞野選手でした。サイズは決して大きくないけれど、スピードと体幹で大きくゲインをするし、ディフェンスでも、果敢に大きな選手に立ち向かっていくし、八面六臂の活躍だったと思います。試合前は、サイズの大きなディアレンテ選手とアソ選手に翻弄されるんじゃないかと思っていたんだけど杞憂でしたね。むしろ、彼がその二人を翻弄していましたからね。

後半もラインアウトはブレイブルーパスでした。前半の坂手選手も、後半出場の佐藤選手もことごとくマイボールのラインアウトを阻止されてましたからね。サインを研究されてたってことなのかな、ブレイブルーパスが対策をしてきたってことなんでしょうね。それを解析する分析のスタッフも凄いけど、それを現場で瞬時に対応できる選手たちも凄いの一言です。

眞野選手も凄かったけど、この試合のPOMのリーチ選手も凄かったですね。とにかく、ポイントには顔を出す。守るし、攻めるし、とにかく八面六臂の活躍でした。スタジアムに響き渡る「リーチ」のコールも何度も聞くことができました。もちろん、自分も叫んでましたけどね。

ワイルドナイツはディアレンテ選手ですね。とにかく強い、パワーだけじゃなくて体幹も強いので、なかなか、止められないしボールをつなげられてしまう。ワイルドナイツのトライの起点はほとんどディアレンテ選手だったんじゃないかなぁ。これで、ライリー選手がいたら試合の流れも変わっていたかもしれませんね。

ということで、始終ブレイブルーパスがリードしたまま試合終了。ブレイブルーパスは3トライ差で勝利の1ポイントを獲得できる寸前だったんですけどね、終了間際にワイルドナイツが意地でトライを獲り返して2トライ差としたところは、やっぱり一筋縄ではいかないですよね。
ブレイブルーパスは6トライ、6コンバージョンゴールで42点、ワイルドナイツは4トライ、4コンバージョンゴール、1ペナルティーゴールの31点、前回引き分けの決着はブレイブルーパスに軍配が上がりました。それにしても、両チームともゴールキックが100%の成功率ってすごいですな(ブレイブルーパスは松永選手、ワイルドナイツは山沢選手でした)。

ノーサイド、今季もこの2チームで最後まで優勝を争いそうな感じですね。それにしても、ワイルドナイツのシーズン2連敗、なんと、19シーズンぶりなんですと。主力の交代(堀江選手、内田選手の引退とかね)ってやっぱり難しいのかなぁ...、ちなみに、当時は三洋電機でしたな。

ハーフタイムに、ノリノリのルーパスくん。

カワイイですな。
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