日記 ― 2025/06/19 07:29
実家の片づけをしていて出てきたノート。
タイトルも何にも書かれていない白い表紙のノート、何が書いてあるのかなって思いながら中を見てみたら、45年前の父の看病の日々を綴った母の日記でした。
当時、母がこんな日記を書いていたの知らなかった...、読んでみたら、父が入院してから、無くなるまでの約1年とちょっと、一日も休まず毎日何かしらその日の出来事(もちろん父のことね)が書かれていました。

父は、金融の営業マンで、毎日、残業や接待で帰りも遅くて、休みの日も接待ゴルフとほぼ家にはいなかったし、自分が中学に上がるころからは単身赴任で地方にいて、1年で1週間くらいしか会うことは無くて、ほぼ母子家庭。高校に上がると、母も1年の半分は父のところに行っていたので、兄と二人だけの生活が...。
で、父の闘病生活が始まって、病気に苦しむ父を思う気持ちと、一緒の時間が増えて嬉しい気持ちがあいまって、ちょっと複雑な日々だった。1年とちょっと、もっと長かった記憶があるんだけどなぁ...今思うとあっという間でした...。
どんな思いで書いていたのかなぁ...もう聞くこともできないんだよなぁ...。
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